写真:Naoyuki 金井
地図を見る迎えて今年は61回目となる歴史ある花火大会で、スタイルは海上での打ち上げです。その会場となるのは全国的にも有名な福島県最大の港であり、かつ県内最大級の観光地である小名浜港です。
代表的な施設に、東北最大級のふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」、いわき市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」、レストランと物産館「小名浜美食ホテル」などがあります。
花火の打ち上げは、これらの施設のある埠頭の海上ですので、見学はこの埠頭周辺となりますが、例年、埠頭内の花火の見やすい場所は有料席となり、売り切れ必至ですので、お早めに申込みされると良いでしょう。
花火が始まるまでは観光名所で楽しむことができ、一石二鳥の花火大会です。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るこの「いわき花火大会」の最大の特徴は、音楽とのコラボレーションです。
日本の伝統である花火と数々の名曲とのシンクロは、エンターテイメントとしての花火を芸術の世界に誘い、見るものを魅了すること間違いありません。
会場に設置された大きなスピーカーが、花火をアートへと昇華させるのですが、このスピーカーがあるのは有料席だけですので、ここは極力有料席を確保したいところです。
しかし、有料席が確保できなくても落胆することはありません。
若干の臨場感は薄れますが、地元のFM局が花火の解説を含めてライブ放送しています。
ラジオの音楽を聴きながらの花火見学もまた一興です。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る花火のプログラムは大きく3つのパートに分かれています。
1.創作花火:花火と音楽とのコラボレーションによるオリジナル演出の花火
2.市民花火:協賛社によって打ち上げられる音楽はない花火
3.フィナーレ
特に創作花火の楽曲は単なるBGMではなく、ヒット曲やアニメソング、映画音楽など、多彩な楽曲のイメージを最大限に表現した花火は圧巻です。
MCの花火解説とともに、光と音を存分にお楽しみ下さい。
※ご注意:楽曲は必ずしも上記のジャンルとは限りませんので、ご了承下さい。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る市民花火が終了するとフィナーレが近づき、この辺りからは、瞬きも出来ないほど次から次に花火と音楽に溢れます。
見所は、海上花火でしか出来ない「水中花火」という海面間際から打ち上げられる「いわき花火大会」ならではの花火です。
続くフィナーレの花火も水中花火の連発で、まさに海上に花が咲いたような美しさで魅了されること間違いないでしょう。
陸上では見られない、海上花火ならではの煌びやかな世界を、ご堪能下さい。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るエンディングのグランドフィナーレは、見るものを離さずにはいられない、その美しい映像と楽曲で荘厳さを感じるエンディングを迎え、しばらくは立ち難いほどの感動が溢れます。
技術の粋を集めた仕掛け花火に、華麗さを2倍にも3倍にも増幅する水面、そしてお洒落で楽しさを醸し出す音楽の3つのエレメントが創り出す素敵な花火!!
あなたも潮の香りとともに、見事な芸術作品に触れてみてはいかがでしょうか。
2011年の震災年こそ規模を縮小したものの、様々な障害を越えて60年続いてきた「いわき花火大会」は、まさに復興いわき市のシンボルイベントです。
復興途上のいわき市ですが、是非、あなたも一度その元気ないわき市を訪れてみてください。
多くの笑顔とともに元気をいただけるかもしれません。
※ご注意
構成、内容は2009年時点のものですので、予めご了承下さい。
【アクセス】
電車・路線バスのアクセス
JR常磐線泉駅(特急停車駅)から路線バス(小名浜・江名方面)で最寄りのバス停「支所入口」まで約15分。下車後徒歩約10分
車でのアクセス
常磐自動車道いわき湯本I.Cから約20分・いわき勿来I.Cから約30分
福島空港から国道49号線で約1時間40分
※仙台方面からお越しの方は、現在、福島県双葉郡の大部分は東京電力福島原子力発電所の事故により警戒区域に指定され、立ち入り禁止となっております。高速道路をご利用になるか、国道4号線、49号線をご利用下さい。
※当日は車輌進入禁止となるエリアがありますので、臨時駐車場、シャトルバスなど詳細はオフィシャルサイトをご覧下さい。
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この記事を書いたナビゲーター
Naoyuki 金井
首都圏の神社を中心に小さな歴史絵巻を集めているジンジャーハンター。パワースポットのみならずサブカルやグルメなど、ニッチでギークな旅を紹介しています。皆様の旅にレアな彩を添えられれば、この上ない喜びです…
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