写真:すがた もえ子
地図を見る大館駅から徒歩3分という便利な立地にあるのが、古いビルをリノベーションし、「伝統」×「食」×「交流」の3つをテーマに活用されている「わっぱビルヂング」です。
地域の魅力発信の拠点として活用されるわっぱビルヂングには、カフェやコワーキングスペースなど様々なテナントが入っています。このわっぱビルヂングの1階に、「曲げわっぱ」のギャラリー&ショップ柴田慶信商店が入っています。
写真:すがた もえ子
地図を見る曲げわっぱは昔から大館の人びとの暮らしに根ざし、育まれてきた伝統工芸品です。昭和55年には国の伝統的工芸品の指定を受けています。
杉の白木で作られた曲げわっぱのおひつや弁当箱は、杉の香りや殺菌効果に加え、杉の白木がご飯の水分を程よく吸収してくれるので、美味しいご飯が食べることができます。最近ではSNSでも曲げわっぱのお弁当の写真も投稿され、人気が高まっています。
柴田慶信商店では様々な曲げわっぱが展示され、購入することもできます。また、ショップでは曲げわっぱの販売だけでなく、曲げわっぱ製品のお手入れや修理の相談をすることもできます。
写真:すがた もえ子
地図を見る創業者・柴田慶信氏が収集した曲げ物を鑑賞できる「世界の曲げ物ギャラリー」も併設されています。
写真:すがた もえ子
地図を見る世界の曲げ物や、曲げ物を製作するのための道具など、さまざまな企画展が開催されています。古い時代から大切に受け継がれてきた曲げ物たちは色つやにも深みがあり、とても印象的。どんな人がこの曲げ物を使っていたのかな、なんて思いを巡らせてみるのも楽しいですね。
写真:すがた もえ子
地図を見る柴田慶信商店の常設ワークショップスペースでは、曲げわっぱの製作体験ができます。体験コーナーでは木槌(きづち)やのこぎり、鉋(かんな)、紙やすりなどの道具を使った本格的な体験から、もう少しお手軽な体験も用意されています。
写真:すがた もえ子
地図を見る曲げわっぱの顔といってもいい、山桜の皮を使った樺綴じも自分で行います。曲げ加工をしたパーツのつなぎ目の部分を綴じて行くのですが、山桜の木の皮木の皮なので力の加減が難しいところ。
どの工程もショップのスタッフの方が丁寧に指導してくれるので安心して工程を進めることができます。
写真:すがた もえ子
地図を見るパーツを組み合わせ、紙やすりで磨いて仕上げていきます。もちろん完成品はお持ち帰り可能です。自分で作った曲げわっぱのお弁当箱、作っているうちに愛着もわいてくるので、大切に末永く使いたくなること間違いなしです。
体験コーナーでは丸弁当箱だけでなく、パン皿なども作ることができます。体験に参加するには事前に電話での申し込みが必要です。
秋田旅行のお土産に、自分で作った曲げわっぱのお弁当箱を持ち帰ってみてはいかがでしょうか。
住所:秋田県大館市御成町1丁目12-27 わっぱビルヂング1F
電話番号:0186-59-7123
アクセス:JR大館駅より徒歩約3分
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
すがた もえ子
福島県出身、都内在住、フリーライター。日本全国各地に伝わる妖怪伝承を集めて各地を巡っています。ちょっと変わった視点から、皆さんに旅のご紹介をいたします。もちろん美味しい食べ物や温泉などもご紹介。妖怪伝…
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(2025/1/17更新)
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