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はじめてのプラハ王道観光1日モデルコース

はじめてのプラハ王道観光1日モデルコース

更新日:2019/01/20 10:44

いくら さとみのプロフィール写真 いくら さとみ シングルトラベラー、世界ホテルホッパー
中世の街並みを今に残す世界遺産の街チェコのプラハ。まるでおとぎの国に紛れ込んでしまったような錯覚に陥るその町の美しい景観は、多くの観光客を惹きつけています。
今回は初めてプラハを観光する方のための、王道観光コースをご紹介いたします。川を挟んで西と東に分かれたプラハの見どころを1日で廻ることができるモデルコースです。

9時〜:まずは西側、プラハ城へ

9時〜:まずは西側、プラハ城へ 9時〜:まずは西側、プラハ城へ

写真:いくら さとみ

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プラハのシンボル「プラハ城」は、ヴルタヴァ川を挟んだ町の西側、小高いフラッチャニの丘の上にあります。プラハの概要を知るためにもまずはこの「プラハ城」を訪問しましょう。

城壁に囲まれた広い敷地内には旧王宮や教会、宮殿、修道院などが建ち、一般に公開されています。博物館や美術館、カフェなどもあり、小さな町のようになっています。
城の正門には両脇に直立不動の衛兵が建ち今でも城を守っています。剣を振り下ろそうとする重厚な彫刻は、門をくぐるだけでも緊張感を与えてくれます。毎日正午には衛兵の大々的な交代式を見ることもできます。

<プラハ城の基本情報>
開館時間:4月〜10月5:00〜24:00、11月〜3月6:00〜23:00
休日:無休
入場料:3つのコース料金あり
Aコース 大人350コルナ/子供・学生175コルナ
Bコース 大人250コルナ/子供・学生125コルナ
Cコース 大人350コルナ/子供・学生175コルナ

9時〜:まずは西側、プラハ城へ 9時〜:まずは西側、プラハ城へ

写真:いくら さとみ

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正門を抜けるとまず目の前にそびえ立つのは「聖ヴィート教会」です。その大きさ、荘厳な外観には圧倒させられます。あまりの大きさに少し離れないとカメラに収めることはできません。近づく前に撮影しましょう。
大聖堂の内部に入ると神聖な空気を感じられます。壁には見事なステンドグラスが飾られていて一見の価値ありです。チェコの有名な画家、アールフォンスミュシャの作品もあります。

9時〜:まずは西側、プラハ城へ 9時〜:まずは西側、プラハ城へ

写真:いくら さとみ

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大聖堂の先を少し進むと敷地の一番奥に、「黄金の小道(ゴールデンレーン)」と呼ばれる観光客に人気の路地があります。細い路地には色とりどりの小さな家々が立ち並び、目を楽しませてくれます。これらの家は昔、城に仕える従者が住んでいたもの。一軒一軒、中を覗き見ることができ、一部はお土産屋になっています。

黄金の小道を出たところにはカフェもあるので、歩いて疲れたらここで一休みするのも良いでしょう。

12時頃:ストラホフ修道院

12時頃:ストラホフ修道院 12時頃:ストラホフ修道院

写真:いくら さとみ

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次に訪問するのは「ストラホフ修道院」。プラハ城からは歩くこと15分ほどの広い丘の上に建ちます。この修道院には世界的にも有名な素晴らしい「図書室」が2つあり、観光客の人気を集めています。
図書室は残念ながら入ることはできませんが、入り口から覗き込み写真を撮ることが可能です。写真を撮る際には別途チケットを購入する必要があります。
図書室以外にも敷地内には博物館などがあるので時間があれば立ち寄りましょう。また、この修道院裏手の公園からはプラハの街を一望することができるのでお勧めです。

<ストラホフ修道院の基本情報>
開館時間:9:00〜11:45、13:00〜16:45
休日:無休
入場料:大人80コルナ/子供・学生50コルナ

12時頃:ストラホフ修道院 12時頃:ストラホフ修道院

写真:いくら さとみ

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図書室「神学の間」は、天井が美しいフレスコ画で飾られています。

12時頃:ストラホフ修道院 12時頃:ストラホフ修道院

写真:いくら さとみ

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図書室「哲学の間」は、巨大な本棚が圧巻。

13時頃:チェコ料理を堪能

チェコに来たならやはりチェコ料理を堪能しましょう。おすすめは「ウェプショ・クネドロ・ゼロ」という豚肉をオーブンで焼きあげたチェコの伝統料理。それに「クネドリーキ」という蒸しパンのようなものとサワークラフトが付いてくるのが定番です。

13時頃:チェコ料理を堪能 13時頃:チェコ料理を堪能

写真:いくら さとみ

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15時頃:カレル橋

15時頃:カレル橋 15時頃:カレル橋

写真:いくら さとみ

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午後は町の東側を観光しましょう。まずは、西と東をつなぐプラハでもっとも有名な「カレル橋」を渡ります。ヴルタヴァ川にかかるプラハ最古の石橋です。車は通行禁止になっており、いつも多くの人で賑わっています。幅が約10メートルはある大きな橋で、両サイドには聖人の彫刻が立ち並び橋を特徴づけています。聖人像は全部で30体あり、中には日本でもなじみのあるフランシスコ・ザビエルもいます。

<カレル橋の基本情報>
見学時間:24時間(無休)
入場料:無料

15時頃:カレル橋 15時頃:カレル橋

写真:いくら さとみ

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カレル橋の両端には塔を併設した門が建っています。この塔は有料で登ることができ、展望台から橋を俯瞰して観ることができます。

<カレル橋の塔の基本情報>
開館時間:10:00〜22:00(10月・3月は20:00まで、11〜2月は18:00まで)
定休日:無休
入場料:大人90コルナ/子供・学生65コルナ

15時頃:カレル橋 15時頃:カレル橋

写真:いくら さとみ

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写真は、塔の展望台から見たカレル橋です。

16時頃:旧市街

16時頃:旧市街 16時頃:旧市街

写真:いくら さとみ

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町の東側には旧市街があります。プラハの古い町並みがそのまま今に残っている美しいエリアです。写真に撮り収めたくなるような絵になる風景が続き、歩いているだけで楽しめます。

16時頃:旧市街 16時頃:旧市街

写真:いくら さとみ

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旧市街エリアで特に観光客に人気のスポットが「旧市街広場」です。教会や宮殿、旧市庁舎で囲まれた圧巻の景観で、プラハの心臓部ともいえます。教会や旧市庁舎の塔は中に入ることができます。
クリスマスシーズンは、この広場で盛大なクリスマスマーケットが開かれることでも有名です。

16時頃:旧市街 16時頃:旧市街

写真:いくら さとみ

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旧市庁舎の塔へ登ると展望台からプラハの街を一望できます。日が沈みゆく美しい景観を楽しみましょう。

<旧市庁舎の塔の基本情報>
開館時間:9:00〜22:00(月曜日のみ11:00〜22:00)
休日:無休
入場料:大人110コルナ/子供・学生70コルナ

観光の拠点は西側がおすすめ

今回のモデルコースは西側からスタートしているため、拠点となる宿は西側にとるのがお勧めです。西側には旧市街より手ごろでおしゃれな宿が点在しているので、探すのには苦労しないでしょう。

主要なスポットは1日で廻れますが、できれば3日は滞在してじっくりとめぐるとプラハをよく知ることができるでしょう。

2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/12/29−2017/01/03 訪問

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