写真:岡本 大樹
地図を見るロタ島へはサイパンからスターマリアナス航空の小型飛行機で30分ほどで行くことができます(またはグアム経由で行くことも可能)。人口は約3000人と少なく、島の人たちは車ですれ違う時に手を上げて挨拶するくらいアットホームな島。
島自体が小さくホテルの数はあまり多くないので、訪れる前にインターネットで予約していってくださいね。
そして、ロタ島内を巡るためにレンタカーを利用するということも不可能ではないですが、道案内の看板も少なく、未舗装の道もあるので、島に詳しくない観光客はツアーを申し込むことをオススメします。
ロタリゾート&カントリークラブなどのホテルでは半日コースや1日コースの島内観光ツアーが用意されているので、希望する場合は予約時に確認しておくと安心ですよ。
提供元:マリアナ政府観光局
https://japan.mymarianas.comそんなロタ島の最大の見どころ、それは圧倒的な自然美!海の透明度はとても高く、特に「ロタホール」はその美しさを一目見ようと世界中からダイバーが訪れる大人気スポットとなっています。
ロタホールは水深10メートルに大小の海中洞窟が見られるダイビングスポット。4月から9月には太陽光が上から差し込み神秘的な光に包まれます。
ロタホールへはダイビングでのみ訪れることが可能となっています。中級者以上だけに限られますが、ダイビング好きの方はぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
写真:岡本 大樹
地図を見る海を楽しむという点で言えば、「テテトビーチ」でシュノーケリングや海水浴というのもオススメです。島のメインロードそばにあるにも関わらず、その真っ白な砂浜と青い海が広がる様はまさに絶景。
沖合のリーフに波が遮られる遠浅のビーチなので、子連れでの海水浴にもピッタリですし、ベンチもあるので地元の方々に人気の遊泳スポットでもありますよ。
テテトビーチは島の北西、空港からソンソン村に向かう途中にあるビーチで、空港から車で10分ほど。
写真:岡本 大樹
地図を見るテテトビーチは穏やかなビーチですが、島内には海の雄大さや力強さを感じられるスポットも多くあります。
こちらは「スイミングホール」。満潮時には海とつながる海水の溜まり場のような場所で、海と大地が造り出した天然のプールです。注目はやはり水の透明度の高さ…水深が浅く干潮時には波もあまり立たないため、ダイビング中やビーチとは違った形でその驚きの透明度を感じられるでしょう。
実際にプールのように中に入ることも可能ではありますが、天候によっては、かなりの勢いで波が打ち付けられることもありますし、海と繋がり泳ぐには適さない時間帯もあるので、充分注意の上遊泳を楽しんでくださいね。
スイミングホールは島の中央北部の海沿いに位置し、空港からは車で15分ほど。
写真:岡本 大樹
地図を見る「アスマモスクリフ」は釣りをするための断崖絶壁。海から向かって来る波の勢いがものすごく、断崖に打ち付けられせり上がってくる水飛沫の迫力は正直怖いくらいのものです。
波の勢いが凄すぎて釣りなんてできそうにありませんが、大物が釣れる場所として現地人には人気の釣りスポットなのです。
アスマモスクリフは島の北東部のほぼ端に位置しています。空港からは車で20分ほど。
写真:岡本 大樹
地図を見る「ポーニャ岬」も釣りのスポットとして人気ですが、景色自体が素晴らしいので、ぜひ立ち寄りましょう。地形自体はアスマモスクリフに似ていますが、それほど波は来ないのでエメラルドグリーンの美しい水中をかなり広い範囲で見ることができるという特徴があります。
水面から10数m高い崖上からであっても、カラフルな魚やウミガメを発見できることも!じっくりと眺めてみてくださいね。
ポーニャ岬はアスマモスクリフとは全くの逆側、島の南西部の端に位置しており、空港から車で30分ほど。
写真:岡本 大樹
地図を見る遠くを眺められる展望台からも数々の絶景を発見できます。まず、こちらの「ソンソン村展望台」(クロスポイントとも呼ばれる)からはロタ島のメインの村であるソンソン村を一望できます。
さらに村の奥にはウェディングケーキマウンテンと呼ばれるケーキのような形の山がそびえており、大自然と共に生きてきたロタ島の象徴的な景色が広がっています。展望台までの道は鬱蒼と木々が茂っているので、ここに辿り着いて視界が一気に開ける時の開放感はたまりませんよ。
ソンソン村展望台は島の西部に位置するソンソン村東側の高台にあり、空港から車で20分ほど。
写真:岡本 大樹
地図を見る高台からロタ島の緑と青を一緒に堪能できるのが、こちらの「バードサンクチュアリ」。様々な海鳥が生息している姿を一年を通して見ることができる場所です。
展望台周辺をビュンビュンと飛び回る海鳥もいれば、静かに巣を守る姿もあちこちに見られます。緑と青のコントラストが美しい絶景スポットではありますが、自由に空を飛び回る海鳥たちの姿に心癒される場所でもあります。休みの日には現地の人たちもよく訪れるという理由も、一度行けば難なく理解できるでしょう。
バードサンクチュアリは島の南東部に位置し、空港から車で10分ほど。
動画:岡本 大樹
地図を見るこちらは「アラグアン湾展望台」。ロタの中央に近い場所で島の東側にあたるアラグアン湾を見渡せるスポットです。
ただ高いところから海を見られるだけならバードサンクチュアリとあまり変わりません。しかし動画を見ていただければわかると思いますが、手前の浅いところから奥の深いところまで、海のグラデーションがはっきりと目で確認できるのがこの展望台からの景色の魅力です。ロタブルーと言われる海の美しさを強く感じられるスポットでもあるので、ぜひ立ち寄ってくださいね。
アラグアン湾展望台は島の中央やや南部に位置しており、空港からは車で10分ほど。
写真:岡本 大樹
地図を見るこちらの「千本ヤシ」もロタ島の代表的な観光スポットです。戦後に1000本のヤシが植林された場所で、現在は台風の影響で数百本になってしまっていますが、見応えは充分!(2017年12月現在、害虫駆除などの保護目的で一部立入制限のエリアもあります。)
南国ならではの景色を感じながら散策してみてください。ただヤシの実が落ちてくることもあるため、歩くときには頭上にご注意を。
千本ヤシは島の西端部に伸びる半島にあり、空港からは車で25分ほど。
写真:岡本 大樹
地図を見る他の観光スポットとかなり異質ではありますが、ロタ島には鍾乳洞もあるのです。「トンガケーブ」と呼ばれ、ソンソン村展望台の真下にあたる場所。
高さ30m・奥行き50mの鍾乳洞で、中にはかなり大きめの鐘乳石が並んでいます。鍾乳洞といえば日本では暗いところばかりですが、トンガケーブは外に向かって開いているので、太陽光が入ってきています。そのため、暗いところが苦手な人でも無理なく散策が可能です。
トンガケーブがあるのは島の西部、ソンソン村のすぐそば。空港からトンガケーブまでは車で20分ほど。
写真:岡本 大樹
地図を見るソンソン村と千本ヤシの間にある小島は「アンギュターアイランド」という名前で、中が公園のようになっているので、釣りをしたりのんびりと過ごすにもピッタリの場所です。
港がすぐそばにあるとは思えないほどキレイな海を覗けるこの島では、まるで絵の具で塗ったかのような青を体感可能。
島に渡る道の左右で海の深さがかなり違うため、水の色も青の深さが違っている、なんてポイントにも注目ですよ。
空港からアンギュターアイランドまでは車で25分ほど。
写真:岡本 大樹
地図を見るまたこれは特定の絶景スポットではありませんが、島内で見ることができる夕景もとても美しいのです。テテトビーチやソンソン村などは西側が開けているので、夕焼けを見るにもバッチリのロケーション。
特にテテトビーチではヤシの木と一緒に夕日を楽しめ、さらに海に夕日が反射して南国感を満喫することもできます。ロタ島での1日を思い返して、非日常に浸ってみてはいかがでしょうか。
写真:岡本 大樹
地図を見るそして、最後にご紹介するのは夜の空。つまり星空です。ロタ島はグアムやサイパンと比べてもかなり光が少ない島のため、夜になると空には輝く星、星、星!
絶景の宝庫であるロタ島観光のシメに相応しい満天の星。ホテル周辺でも少し歩けば真っ暗なところまでいけるので、ぜひ夜は散歩がてら空を見上げてみることをオススメします。
絶景の宝庫、と聞けば日本からはるばる旅しなければ辿り着けないようなイメージがあるかと思いますが、ロタ島はサイパンからわずか30分で行くことができる島。フライトによっては日本からサイパンまでの所要時間は約3時間半ということを考えれば、その近さがよりわかると思います。
ロタ島は手付かずの大自然が残るまさに絶景の宝庫。一度行ってみると海山空全てにおいて想像以上に豊かな自然に囲まれた島であることを実感できるでしょう。
海の透明度の高さや星空の美しさは、大自然が美しいとされるサイパンよりもさらにその上で、絶景が島内の至る所で見られるので、自然好き・カメラ好きにもオススメの島なのです。
サイパンのすぐ近くにあるロタの大自然をぜひ味わいに行ってみてください。
【この記事は マリアナ政府観光局 とのタイアップです】
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(2025/1/3更新)