ご紹介する河津ブルーベリーの里は、河津町川津筏場地区。国道414号線から逸れた山手の道を約2.5km進んだ場所にあります。車で来る場合は、カーナビに目的地がダイレクトに表示されないため、ブルーベリーの里より先にある「河津浜病院」に設定すると迷わず行けますよ。
行くまでの途中、対向車とすれ違えないくらい道幅が狭い場所があるので、運転には十分に注意が必要です。ブルーベリーの里は、はるか昔の噴火で出来た鉢の山の麓にあり、緑豊かな自然が広がっています。秘境と言うべき、自然に囲まれた場所。
ブルーベリーの里は、元営林署の苗畑を活用した農園で、2008年に観光農園としてオープン。地元の有志が借り受けており、ナビに表示されないほどマイナーな施設ですが、自信を持ったこだわりの美味しい果実に出会える農園です。
約3000坪以上の敷地に、約1000本のブルーベリーの木が植えられていて、約40分間食べ放題! ブルーベリー狩りは、夏の訪れを知らせる風物詩になっており、地元の新聞に取り上げられるなど地元では知られた存在。
園内では、たわわに実を付けたブルーベリーの木が沢山覆い茂っています。みかん狩りなどとは違って、実を簡単に摘み取れるので、小学生などの小さなお子様でも気軽に楽しめますよ。ブルーベリーは、青黒い色の実が食べ頃なので、摘む際は色の濃いものを探すのがポイント。空に向かって実るブルーベリーは、太陽の恵みを一身に受けて育っており、皮ごと食べられるので、ビタミンもたっぷりで栄養満点です。
口の中でジューシーに弾けるブルーベリーは、甘酸っぱい魅惑の美味しさ。一粒食べると、思わずもう一粒食べたくなって、ついつい手が伸びてしまう程で、地元の方が手塩にかけて育てた果実は実に美味いっ!
ここでは「ホームベル」と「ウッタード」と言う2種類の木が植えられており、食べ比べも可能。ウッタードはホームベルに比べ、実が白みがかっているのが特徴で、それぞれ独特の美味しさが楽しめるので、是非味わってみて下さいね。
こちらは、園内にある売店です。売店では、持ち帰り用のブルーベリーの販売の他、手作りのブルーベリージャムなどの加工品や、地元の農産物の販売をしています。ブルーベリージャムは、日持ちがするのでお土産に最適。ここのオリジナル商品なので、是非如何でしょうか?
そして売店で、忘れずに食べてほしいのが、こちらの「ブルーベリーかき氷」です。このかき氷は、園のスタッフ一押しで、かき氷からシロップに至るまで、すべて手作り。シロップは、園で獲れたブルーべりを使用し、甘さ控えめで上品な味。ブルーベリーの美味しさを凝縮した究極のかき氷と言っても過言ではありません。その上、無添加なので、安心してお子様でも食べられるのでお勧めです。
かき氷の他、ビタミンCたっぷりのエネルギッシュドリンク「そのまま絞った甘夏ジュース100%」もあって、この2種はここでしか味わえない限定商品です。
売店の前では、ヤギさんのミニ牧場が設置されており、フルーツ狩りの他、動物との触れ合いを楽しめるのも魅力です。
ヤギに近づいても、人を怖がらず近寄ってきて、のぞき込むような可愛い仕草のヤギや、美味しそうに草を頬張るヤギなど間近で見られます。夏の爽やかな風に包まれながら、山間地でのんびり過ごす癒し系のヤギに、思わず心が和んでしまう光景も楽しめますよ。
河津ブルーベリーの里の近くには、河津オートキャンプ場や、三段に分かれたちょっと珍しい「三段滝」など、涼スポットやキャンプ場もあるので、親子一緒に楽しんでみては如何でしょうか?
ブルーベリーの里は、とにかく自然が豊かなので、虫よけ対策は念入りにしてから出掛けるのが良いでしょう。また、近くにはコンビニやジュースの自動販売機が無いので、お弁当や水分補給ができるよう水筒を持参するのがお勧め。熱中症対策も忘れずにお願いします。期間中であっても、ブルーベリーが無くなり次第終了となります。
旬の果実は、自然からの贈り物。体に良いブルーベリーをたくさん食べて、健康に過ごされてみては如何? 目に良いとされるブルーベリーの他、里には目に優しい緑も広がっており、安らぎの一時を過ごせますよ。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/22更新)
- 広告 -