写真:藤田 聡
地図を見るブルーベリーの品種は、(ノーザン)ハイブッシュ、サザンハイブッシュ、ラビットアイの大きく三種類に分けられます。中でもラビットアイは、その名の通りウサギの目玉のように大きく、食べ応えがあります。ラビットアイの代表品種が「ブライトウェル」で、栽培容易で巨大サイズなので、ブルーベリー狩りの代表的な品種になっています。
ピンコロ農園では、700本以上のブルーベリーを栽培。摘み取り期間は6月中旬から9月中旬ですが、時期によって収穫可能な品種が移り変わっていきます。代表品種の「ブライトウェル」の収穫時期が7月なので、特に好きな品種が決まっていない場合は、7月が一番おすすめの時期です!
一度聞いたら忘れられない、ピンコロ農園の名前の由来は、想像通りピンピンコロリからきています。体によい栄養成分が多数含まれたブルーベリーを食べて健康寿命を伸ばす事で、病気で寝たきりになる期間が無くなり、ピンピンコロリが実現するという訳です。
写真:藤田 聡
地図を見る日本人が一般的にブルーベリーだと思っている品種は、サザンハイブッシュ系の「シャープブルー」等です。「ブライトウェル」は7月の品種ですが、こちらは6月の品種なので、典型的なブルーベリーが食べたい方は、6月のブルーベリー狩りがおすすめです。
7月でも「シャープブルー」が多少は残っているので、品種にこだわらない場合は、やはり7月がおすすめ。「シャープブルー」は「ブライトウェル」と比べると小粒で収穫し辛く、収穫が面倒に感じてくるのも事実。収穫が容易な「ブライトウェル」がおすすめです!
写真:藤田 聡
地図を見るピンコロ農園のブルーベリー狩りは、入園料が500円とお手頃なのが最大の魅力です。一般的なブルーベリー農園は、1000円で食べ放題が相場。ピンコロ農園では入園料を安く抑える為に食べ放題ではありませんが、土産用ブルーベリーの試食が可能です。
この独自のシステムでブルーベリー狩りの敷居を大幅に下げており、気軽に訪れる事が出来ます。その時期に実っているブルーベリーの品種を実際に試食した上で、土産用を購入するので味も抜群。100g240円の量り売りですが、沢山購入しないと後で絶対に後悔する程の美味しさです!
実際、土産用ブルーベリーを大量に購入する人が多いので、持ち帰り用のプラスチックケースが不足気味で、予約時にタッパーの持参に協力して下さいと言われる場合がある程。それも納得の猛烈な旨さで、一度行けば毎年ブルーベリーの季節が待ち遠しくなります!
写真:藤田 聡
地図を見るブルーベリー農園は、さくらんぼ農園と異なり屋根がありません。鳥に食べられないように、全体が網で覆われていますが、雨はそのまま入ってくるので、天気予報で良い天気の日を選んで行きましょう。ブルーベリー狩りは東京近郊で気軽に行けますし、収穫可能期間も長いので焦る必要もなく、天気がよい日を十分に見計らってから予約の電話をすれば問題ありません!
なお、ブルーベリーの産地は、温州みかんの産地とほぼ一緒なので、関西や中部の近郊にも農園があります。
写真:藤田 聡
地図を見る実はブルーベリー狩りには、非常に重要な注意点があります。それは、まるで「お歯黒」のように口と唇が濃厚な紫色で、ほぼ真っ黒になってしまう事です。恥ずかしい姿も見せ合える親しい人と車で行くなら問題ありませんが、付き合って間もないカップルでは、互いの姿に幻滅してしまう可能性もあります。
さらに電車で行くと、紫色の唇を周りの乗客が見て、病気かと心配されるかもしれません。帰りは何処かで十分に歯磨きをするか、マスクをして帰りましょう。
ピンコロ農園は、東関東自動車道の四街道インターから車で約10分。カーナビで近くまで行けますが、最後の細道がカーナビの指示と微妙に異なります。入口に小さな看板があるので、見逃さないように注意深く運転して行きましょう。東邦大学佐倉病院側から行くと、看板はさらに小さいので要注意です。
ピンコロ農園のブルーベリー狩りは、良心的な価格と絶品の味わいが魅力です。元学校長だけありオーナーも接客好きで、気難しい農家では無いので気軽に訪問出来ます。ブルーベリーを大量に食べると、お通じが灰色になって驚きますが、それだけ体に直接作用している事の証明であり、ピンピンコロリに近づいてるに違いありません。
なお、ピンコロ農園がある佐倉市では、夏の花火や佐倉城址など、観光名所が多数あります。いずれも、別の記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります。)
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(2025/1/3更新)
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