写真:村井 マヤ
地図を見る由布院広域散策の便利な乗り物の一つに、イギリス風の素敵な乗り合いタクシー「スカーボロ」があります。9名まで乗車可能な、レトロな乗り物・・。雨の日でも由布院散策ができるところがおススメポイントです。由布院駅を出発し、フローラハウス、興禅院、宇奈岐日女神社とめぐり再び由布院駅へと戻って来ます。
通常は10時、13時、14時10分の3便のみですが、臨時便も出ますので、詳しくは下記MEMOを参照にしてください。
写真:村井 マヤ
地図を見る由布院は、昭和50(1975)年にも地震に見舞われました。地震の風評被害のために、客足がめっきり途絶えた温泉地。由布院の町の方々は、そんな状態を脱するために様々な打開策を打ち出してきました。その中の一つが「観光辻馬車」です。美しい田園風景をパカパカと可愛い馬が引く馬車がゆっくりとめぐります。今や、由布院の風景の一部と化した「観光辻馬車」も由布院広域散策の乗り物として外せませんね。
辻馬車は、1日10便くらい*(3月から11月)、1時間から30分おきに由布院駅前を出発しますので、電車の時間が少しある方などは利用されても良いでしょう。馬車ですので、スカーボロよりめぐる範囲は少し狭いですが、ポカポカという蹄の音とともに、由布院の牧歌的風景を堪能できますよ。
*辻馬車の運行数は当日の朝決定されます。
写真:村井 マヤ
地図を見る辻馬車でもスカーボロでも行くことができないところには、もちろん自動車が一番でしょうが、レンタサイクルという方法もあります。
レンタサイクルには、普通の自転車と電動アシストの2タイプがあります。電動アシストは、料金が高いですが、坂道もすいすい行けますので、思い切って鳥越地区やキリシタン墓群、由布高原美術館など徒歩では難しいスポットへも足を延ばせますよ。鳥越地区は、しっとり大人の雰囲気が漂う素敵な地区になっていますので、出かけたいなって思ってる方も多いはず!そんな方には、自転車、特に電動自転車が役に立つことでしょう。
写真:村井 マヤ
地図を見る「フローラハウス」は、温泉を利用して胡蝶蘭を中心とした熱帯の植物を育てている施設です。こちらは温泉付の宿泊施設でもあり、一度スカーボロに乗って訪れてみて、気に入れば次回の由布院旅行の宿候補にしてもよろしいでしょう。
スカーボロでは、簡単な見学だけですが、美しい自然に囲まれた風景や由布岳をバックに写真撮影するのにも絶好のスポットになっています。洋ランがお好きな方は、もちろん購入も可能ですので、ゆっくりご覧くださいね。その他、ハーブグッズなどもお土産として購入することも可能。
写真:村井 マヤ
地図を見る「うなぐひめ」とも「うなぎひめ」とも呼ばれる「宇奈岐日女神社」。通称は「六所様」で、由布院の守り神。六所とは、奉祭する六柱の神々を表しています。
実は、現在由布院温泉として栄えている町は、古代は沼もしくは湖だったと言われています。宇奈岐日女は由布岳の女神で、この湖を盆地に変えたという伝説が残っています。幻想的な雰囲気を残す神社境内には、平成3(1991)年9月27日の台風19号でやむなく伐採した144本の杉のうち、大きな切り株が堂々たる姿で残されています(写真)。
写真の杉の切り株は、右から幹回りは、9、7、7.5mとなっており、樹高の最長は55m、樹齢は最高で600年。2016年4月の「熊本地震」でも被害を受けた境内には、倒壊した灯篭なども横たわっていますが、本殿はかろうじて難を逃れました。
これからも湯布院の町を守ってくれる大切な神社ですので、由布院温泉に行かれましたらぜひ立ち寄りたいもの。
湯布院町にある由布院温泉は、豊かな自然と温泉、温かい人々が織りなすハーモニーが素晴らしい温泉地です。金鱗湖付近だけで満足せず思い切って郊外へ足を延ばしてみましょう。今まで見てきた由布院温泉の魅力は、ほんの一部だったことがお分かりになるでしょう。
郊外散策をすればもっと由布院温泉が好きになりますよ。あなただけの素敵な風景もきっと見つかるはずです。
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(2025/1/18更新)
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