写真:やま かづ
地図を見るホテル名のコモド(COMMODORE)とは将軍を意味し、1590年代に朝鮮海軍を率いて活躍した李舜臣(イ・スンシン)将軍をイメージして建てられました。
コモドホテルの外観は朝鮮時代の宮殿を再現しており、釜山港を見おろすことができる小高い山の中腹に弧を描くような形で建てられています。そしてそれは、かつて釜山の港を守った李舜臣将軍のごとく、今でも高台から釜山港を見守っているようです。
写真:やま かづ
地図を見るコモドホテルの3階から16階が客室となっており、シンプルなスタンダードルームからデラックスルーム、そしてロイヤルスイートルームまでバリエーションは豊富です。
しかし、どの部屋も基調となっているのはアンティックなブラウントーンの壁や調度品、そして明るさを落とした照明です。
部屋にはひと通りのアメニティグッズがそろえられていますが、目を引くのは韓国の人気コスメブランド「ザ・フェイスショップ(THE FACESHOP)」のボディローション、ボディウオッシュ、モイスチャー&ヘアシャンプーが置かれていることです。
ちょっとした心遣いですが、わかる人にはわかる心憎いサービスです。
写真:やま かづ
地図を見るコモドホテルでは3つの大きなレストランが営業しています。一つは地下1階にある韓国レストラン「韓国館」で、韓国の伝統的な料理を味わうことができます。
そしてもう一つは洋食レストラン「李将軍」です。韓国的なインテリアの中で一流の西洋料理が楽しめます。そして、最後の一つは、コモドホテルの中でも一番カジュアルで人気のレストラン「バイキング」です。その名のとおり、韓国料理を初めとして和食、洋食、中華と世界各国の料理をビュッフェスタイルで楽しむことができます。
写真:やま かづ
地図を見るコモドホテルの1階ロビーは韓国伝統のインテリアで統一されています。中央に置かれているソファでくつろいでいると、ロビーの壁、置物など、至るところに李将軍の強さの象徴「龍」があしらわれていることに気づきます。また、頭上の高い天井を見上げると、朝鮮式のシーリングランプが吊り下げられ、まるで歴史美術館の中に身を置いているようです。
さらに、ロビーには機能的なビジネスセンターとちょっとした打ち合わせができるロビーラウンジ「マルティヘ」があります。くつろぎのスペースと実用的なスペースをあわせ持ったロビー、ビジネスにも観光にも使えそうです。
写真:やま かづ
地図を見る地下1階にはヘルスタウンと呼ばれている「パレロイヤル(Palais Royal)」があります。「パレロイヤル」には宿泊客なら無料で自由に使えるランニングマシーン、ウェイトトレーニングマシーンが完備されており、また地下2階には室内プールもあります。
せっかくのホテルライフを楽しみたいなら、日本からランニングシューズやスイミングウェアを持っていくことをお勧めします。
さらに、無料ではありませんが、「パレロイヤル」には宿泊客が優待価格で利用できるサウナがあります。ゆったりとした気分で、漢方サウナ、フィンランドサウナなど、ホテルの豪華な温浴施設を利用してみるのもいいでしょう。
高台に建つコモドホテル、不便そうなイメージはありますが、実は工夫次第で格段に利便性が上がります。
<チェックイン時>「釜山」駅からタクシーで5分程度(約3000ウォン)です。
<滞在中>ホテル前の石段をおりれば地下鉄「中央」駅まで徒歩5分程度です。
<チェックアウト時>「釜山」駅行き無料シャトルバスサービスが利用できます。
交通アクセスは決していいとは言えませんが、釜山全体を見おろす山の中腹に建つ釜山を代表する特1級(五つ星)ホテル、一度宿泊してみてはいかがですか?
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(2025/1/20更新)
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