写真:東郷 カオル
地図を見るサムハラ神社は大阪市西区の地下鉄阿波座駅から徒歩5分ほどの場所にある小さな神社。阿波座駅は地下鉄千日前線と中央線が交差しており地上への出口も多いので、違う出口から出るとかなり遠回りになってしまいます。出口は2号出入り口を利用しましょう。また本数は多くはありませんが、大阪駅から市バスで行く方法もあります。鶴町四丁目方面(55号)に乗り、立売堀(いたちぼり)3丁目で降ります。徒歩3分程度でサムハラ神社にアクセスできます。
神社なのになぜカタカナなのか?“サムハラ”とはどういう意味か?という疑問が。
実はカタカナ表記なのは、漢字で表すことができないからという理由。“サムハラ”の四字は、そもそも漢字ではなく“神字”とのこと。どのような字を書くのかは写真の看板及び、後に載せるご朱印の写真でご確認ください。
ご祭神はサムハラ大神(天御中主大神、高産巣日大神、神産巣日大神の総称)。
“サムハラ”という言葉はサンスクリット語の“シャンバラ”ではないかと言われています。シャンバラは「気」のエネルギーにもかかわり、合気道の守護神ともされています。境内には合気道の道場もあります。
写真:東郷 カオル
地図を見るサムハラ神社の境内を囲う壁には、難を逃れた人々の話しがパネルになって掛けられています。中には女優の浜木綿子さんが公演中に難を逃れた話しがイラスト付きで紹介されているものも。
サムハラの神字に関しては、古くは加藤清正が朝鮮出兵の折に刀に彫り刻んでいたために難を逃れたとの言い伝えがあります。
写真:東郷 カオル
地図を見るサムハラは、無傷無病・延命長寿の神。“サムハラ”の神字四字で身を守るといわれています。
サムハラ神社で入手困難になっているのが御神環(指輪形肌守)。人気すぎて高額での転売が相次いだため、しばらく授与が中止されていましたが、2024年1月下旬から再開されます。
写真:東郷 カオル
地図を見る御神環は銀製でシンプルなので、普段指輪をしない方でも抵抗なく身につけられるもの。ですがこの指輪、不思議なことに指輪嫌いの筆者が指につけていても全く気にならないのです。つけたその瞬間から持ち主と一体となって守ってくれているかのようです。
指輪の裏には右から“サムハラ”の神字四字が刻まれています。文字を挟むように最初と最期に生きものらしき絵と神様らしきお姿も描かれています。
2024年1月末からは、指輪以外を希望の方のためチェーンに通してネックレスにできる新しい形状の「銀環守」も登場。
写真:東郷 カオル
地図を見る御神環は、受注を受けてからひとつひとつ製造されますので授与までには1ヶ月以上かかると見込まれています。社務所の所定用紙に住所・氏名・生まれ年・号数・連絡先等を記入し、申込みします。
御神環を入手しない人も、“サムハラ”の四字が書かれたご朱印をもらって帰りましょう。これだけでもきっとご利益があるはず。
写真:東郷 カオル
地図を見るサムハラ神社では年に二度、春季大祭と秋季大祭が執り行われます。この時は、普段は入れない拝殿で玉串を奉納することができます。手順は神職の方が丁寧にご説明してくれます。詳しくは下のMEMO欄でご確認ください。
タイミングがあわなければなかなか入手できなかった御神環(指輪)。実は筆者も初参拝から3度目の正直でした。
2024年1月下旬からは申込制になるので、タイミング任せの心配はなくなりますね。以前とは初穂料が異なりますので、ご注意ください。
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(2024/12/21更新)
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