東京駅から電車で2時間弱でアクセスできる修善寺。日本最古の温泉街と言われている修善寺は、昔ながらの街並みや竹林をはじめとする自然が残り、タイムスリップしたような非日常を味わえる場所です。また少し足を伸ばせば、いちご狩りや三島スカイウォークなどカップルやファミリーで楽しめる観光もちゃんとあるところが魅力でしょう。
今回は、元旅行会社スタッフで修善寺に何度も宿泊したことのあるトラベルjp ナビゲーター 木内つばめが珠玉の宿をご紹介します。
“すべてに美しい”究極の名宿・修善寺温泉「柳生の庄」by 藤井 麻未
地図を見る伊豆箱根鉄道駿豆線の修善寺駅から車で約10分のところにある高級旅館「柳生の庄」。入口の竹林を進むと、昔ながらの美しい日本邸宅のような建物が出迎えてくれます。客室は、半露天風呂付、露天風呂付、離れ、小書院の付、本数寄屋の全5種類。なかでも露天天風呂付の“一樹”という客室は、周囲の自然を見渡しながら入れる温泉を楽しむことができます。
他にも、共用浴場として“武蔵の湯”と“つうの湯”とよばれる露天風呂も完備。美肌の湯に浸かりながら、ワンランク上のステイを満喫してはいかがでしょう。
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憧れの高級旅館へ!修善寺温泉「あさば」で至福の時を過ごそうby 浦賀 太一郎
地図を見る日本最古の旅館とも言われる「あさば」は、500年を超える歴史ある温泉旅館。10部屋ある客室の窓は、周囲の自然を絵画のように切り取り、ゲストの目を存分に楽しませてくれるでしょう。客室タイプは、モダンな“撫子”、川のせせらぎが癒しの“萩”などがあり、各部屋ごとの個性が伺える空間。
竹林を見渡せる露天風呂、木の温もりが安らぐ貸切風呂があり、修善寺温泉の醍醐味もしっかり味わえます。また旬の食材を利用した食事では、盛り付けから器までこだわりが見え、優雅なひとときを提供してくれるでしょう。
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独特な回廊がゲストを魅了する「湯回廊菊屋」。夏目漱石が静養していたことでも知られる有名な温泉宿です。客室は板の間のリビングがあったりと、ほどよくスタイリッシュさを取り入れた空間。石造りの男湯をはじめ、露天風呂や貸切風呂もあり、温泉もしっかり満喫できます。お料理は自然の素材中心の和食だけに捉われない独創的なメニュー。ぜひ賞味してみたいですね。
50万坪もの広大な敷地にある「ホテルラフォーレ修善寺」。緑あふれる敷地を活かしたコテージ、ペットとのお泊まりができる部屋などが用意されていて、プライベートを重視されるゲストに喜ばれる宿泊先です。
敷地内にはテニスコートや体育館があり、アクティブに遊ぶことも。活発な年頃の子供たち、グループ旅行で利用すると賑やかな旅になりそうですね。いっぱい遊んだ後は修善寺温泉を引き込んだ露天風呂でじっくり体を癒すことができますよ。
週末はヨガ&グルメでリフレッシュ!「伊豆マリオットホテル修善寺」by 牡丹餅 あんこ
地図を見る上記のホテルラフォーレ修善寺の敷地内にある「伊豆マリオットホテル修善寺」。部屋は洋室と和室が半々くらいとなっていて、なかにはお部屋で温泉が楽しめるタイプも。子供が寝静まった後、朝の身支度前など、滞在中何度でも温泉に浸かることができます。館内には温水プールがあり、ファミリーで楽しむ姿が。さらに濃厚な癒しを追求するなら、予約制の岩盤浴をプラスしてはいかがでしょう?
写真提供:伊豆マリオットホテル修善寺
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別荘感覚で利用できる「修善寺フォーレスト」。コテージタイプの客室で、各部屋のテラスにBBQスペースと温泉が付いた施設です。コテージのサイズはさまざまで、カップルやファミリー向けのもの、また大型戸建てのグループ向けなど、人数に合わせてチョイスできます。温泉宿でホスピタリティを受けるよりも、自分たちで旅行を組み立てたいという方に相応しい宿泊先でしょう。 この写真の記事を見る ≫
幻想的なライトアップで異空間にいるような滞在ができる「宙SORA 渡月荘金龍」。客室は4タイプに分かれ、6階と7階はマウンテンビュー、2階から5階がガーデンビュー。また、露天風呂付きの12.5畳の広々とした客室、樹々に囲まれた落ち着きのあるテラスに展望露天風呂が付いた部屋など、より特別感のある部屋もあります。
大浴場には、開放的で自然の眺望が壮大な“夕焼けの露天風呂”のほか、空間デザイナーが手がけた“光の露天風呂”も。少し刺激的な温泉を求めている方におすすめです。
写真提供:宙SORA 渡月荘金龍
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和モダン建築をアート感覚で楽しめる部屋が自慢の「AKARI et KAORI」。全9室のみの隠れ家のような宿です。組子細工を施したお部屋、メゾネットタイプのものなど、各部屋ごとに魅力がたくさん。客室だけではなく、館内の共有スペースの美意識もなかなかのレベルで、完璧な非日常を味わえるでしょう。女性には色浴衣の無料レンタルも。おしゃれな空間と可愛らしい浴衣姿で写真撮影も盛り上がりそうですね。
和洋折衷の客室が魅力の「ブリーズベイ修善寺ホテル」。女性には嬉しいオシャレな浴衣レンタルがあり、浴衣姿で風情ある散策を楽しむこともできます。こちらの宿の自慢は何といっても初代社長がドリル1本で岩山を掘って作ったという“巌窟風呂”。ぜひ、その労力に圧倒されながら、手作り風呂を堪能してみてください。
徒歩圏内に観光スポットが充実しているのが「金福荘」。バス停の修善寺温泉から徒歩4分、宿から徒歩2分で“修禅寺”へ、徒歩3分で“竹林の小径”や“日枝神社”に行くことができる、絶好のロケーションです。温泉は男湯も女湯も岩風呂となり、アルカリ性単純温泉の掛け流しの湯を堪能できます。
修善寺のシンボル、桂川沿いに佇む和風旅館「瑞の里○久旅館」。車椅子の方でも利用しやすいバリアフリーの和洋室を備えています。3タイプの貸切露天風呂が無料で利用できるのも嬉しいところ。夕食は地産地消にこだわり、伊豆の旬な食材を利用した山海創作料理をいただくことができます。
日本屈指の美術デザイナーが手がけた「修善寺温泉 五葉館」は、全8室の非日常を味わえる空間。各部屋が異なるデザインなので、再訪しても部屋を変えて新鮮さを味わうことができるでしょう。また無料貸切風呂が3種類もあり、気兼ねなくゆっくり入浴することも可能。修善寺から徒歩たったの1分というロケーションも観光派には嬉しいですね。
「湯めぐりの宿 修善寺温泉 桂川」は、総客室数が116室の中規模宿泊施設。露天風呂付きの客室、女子旅などには重宝されるトリプルルームなど部屋の種類が豊富。貸切風呂が7種類もあり、空いていれば無料で何度でも利用することができます。カラオケ、キッズスペース、卓球場など館内には遊べるスペースも完備。夜のちょっとした時間、天気が悪い日に活躍しそうですね。
比較的リーズナブルな価格で宿泊できる「伊豆・修善寺温泉 ホテル滝亭」。お手頃であっても、たっぷりの湯量を誇る内風呂と露天風呂、新鮮な地魚を堪能できる会席など、温泉宿の定番もしっかり堪能することができます。観光地が徒歩圏内にあるので、気軽にふらっと散策できる環境も魅力のひとつ。ベッドのある和洋室、添い寝するファミリーには嬉しい畳敷の和室もあるので、旅行スタイルに合わせて部屋を選ぶこともできるでしょう。
修善寺温泉街の奥座敷にある、日本庭園に馴染むように佇む「修善寺 離れ宿 鬼の栖(すみか)」。全7室しかない客室はどれも離れ形式で、専用の温泉が付いています。各部屋ごとに間取りや特徴が違うものの、いずれも抜かりなく上品な空間。その時期に一番美味しい食材を使った本格の懐石料理をいただくこともでき、宿での時間をメインにしたいという旅行に相応しい高級旅館です。
歴史の深い修善寺には、高級旅館からコテージまでと、様々なタイプの宿があります。たまの贅沢にとワンランク上の宿に泊まるもよし、リーズナブルな宿で活発に過ごすのもよし。ぜひあなたにぴったりの宿を見つけて、修善寺の魅力をとことん追求してみてください!
(文:木内つばめ)
2024年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/23更新)
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