熊本といえば、ご当地キャラで大人気「くまモン」の生まれ故郷。世界最大級のカルデラ「阿蘇山」、人気温泉郷「黒川温泉」、日本三名城「熊本城」、イルカが生息する「天草」など、豊富な観光資源を有しています。熊本観光することもひとつの復興支援。
今回は、元旅行会社スタッフのトラベルjp 編集部 赤木が熊本のおすすめ観光スポットをご紹介!どこよりも詳しく、どこよりも楽しく熊本の魅力をご紹介します。
関ヶ原の合戦の後、肥後一国五十二万石の領主となった加藤清正が、それまでの隈本城を大改修し、1607年に完成させたのが「熊本城」。日本三大名城に数えられる熊本のシンボル的存在です。
2016年4月に2度の大きな地震にみまわれた熊本。「熊本城」も大きな被害を受けましたが、2021年には天守閣の復旧が完了し、最上階からは熊本市街を一望できるようになっています。まだまだ復旧の最中ですが、熊本城特別公開によって被害状況や復旧工事の様子を見学可能。熊本城本丸に鎮座する加藤神社の境内からの眺めも美しいです。
<基本情報>
住所:熊本県熊本市中央区本丸1−1
電話番号:096-223-5011
アクセス:市電「熊本城・市役所前」電停 から徒歩10分
公式サイト(外部リンク)
熊本城の城下に位置する「桜の馬場 城彩苑」は、総合観光案内所、熊本の地の歴史を映像や展示により体感できる“湧々座”、熊本ならではの食文化や名物が楽しめる“桜の小路”と3つのエリアに分かれています。
桜の小路は城下町を模して作られたエリアで、熊本県下の名物グルメや名産品が揃っており、お土産探しやランチ、食べ歩きなどに便利。熊本の郷土料理であるからし蓮根やいきなり団子、馬刺しを提供する飲食店もあります。
<基本情報>
住所:熊本県熊本市中央区二の丸1−1−3
電話番号:096-288-5577(桜の小路)
アクセス:市電「熊本城・市役所前」電停 から徒歩7分
公式サイト(外部リンク)
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絶景をお供にお茶&和菓子をパクッ!熊本県「水前寺成趣園」by かのえ かな
地図を見る江戸時代の頃から熊本の人に愛されてきた、「水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)」は国の名勝・史跡に指定されている回遊式庭園です。熊本地震によって一時的に名物の湧水が干上がってしまいましたが、地元の方々の力によって復活。現在は、熊本城と共に震災復興のシンボルとして注目されています。
東海道五十三次をモチーフにした広大な日本庭園はフォトジェニックのオンパレード。美味しいお茶と和菓子もおすすめです。春は桜の名所としてにぎわいます。
<基本情報>
住所:熊本県熊本市中央区水前寺公園8-1
電話番号:096-383-0074
アクセス:JR新水前寺駅から徒歩約10分
公式サイト(外部リンク)
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熊本市西区松尾町平山、金峰山の西麓にある「雲巌禅寺」。南北朝時代(1336年〜1392年)に日本に渡来した元の禅僧・東陵永璵(とうりょうえいよ)により建立された曹洞宗の寺院で、九州西国三十三観音第14霊場でもあります。
雲巌禅寺の奥にある霊巖洞は宮本武蔵が『五輪書』をまとめ上げた場所としても有名で、洞内には岩戸観音が祀られています。霊巌洞までの岩山を削ってできた細道では多種多様な表情の五百羅漢を見ることもできます。
<基本情報>
住所:熊本県熊本市西区松尾町平山589
電話番号:096-329-8854
アクセス:バス停「岩戸観音入口」から徒歩20分
公式サイト(外部リンク)
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阿蘇をまるごと満喫!旅の最後は屋上展望露天風呂から阿蘇を一望!by 浮き草 ゆきんこ
地図を見る熊本県阿蘇市は、緑豊かな牧草地や、白煙をあげる活火山の阿蘇山などが見えて、決して飽きることのない観光地です。根子岳・高岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳を総称した阿蘇五岳のうち、活発な噴火活動を今も続ける「阿蘇中岳」は、世界で唯一火口で火山活動がみられるところです。
火口の直径は約600m、深さ約130mで、温度はなんと1000度以上。絶えず噴煙をあげるさまは圧巻で、一生に一度は見たい日本の絶景ポイントです。2024年7月に噴火警戒レベル1に引き下げられましたが、火山ガスや天候等により見学できない場合もあります。お出かけ前に必ず火口規制情報をご確認ください。
<基本情報>
住所:熊本県阿蘇市黒川
電話番号:0967-34-0554(阿蘇山上事務所)
アクセス:JR阿蘇駅前からバスで約35分、終点下車後、「阿蘇山火口シャトル」に乗り換えて約5分
公式サイト(外部リンク)
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阿蘇に行くならここは外せない!定番中の定番スポット4選by 岡本 大樹
地図を見る絶景ポイントが点在する阿蘇パノラマラインを中岳からJR阿蘇駅方面にドライブしていると、やがて中岳の噴煙が見えなくなり、直径約1kmにもおよぶ大草原が見えてきます。ここが、千里の広さがあると言われたことから名づけられた「草千里ヶ浜」。
中央には雨水が溜まってできたといわれる池もあり、まるで絵画のように美しい景色を楽しむことができます。また、乗馬体験をすることも可能。草千里の景色を少し高い視点から楽しむことができ、気持ちいい体験を手軽に味わえますよ。
<基本情報>
住所:熊本県阿蘇市草千里ヶ浜
アクセス:JR阿蘇駅前からバスで約30分「草千里阿蘇火山博物館前」下車すぐ
公式サイト(外部リンク)
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阿蘇に行くならここは外せない!定番中の定番スポット4選by 岡本 大樹
地図を見る「米塚」は中岳火口からみると北西に5km程の場所にあり、その芸術的とも言えるきれいな形でとても人気があります。米塚は火山活動によってできたスコリア丘というもので、頂上がへこんで見えるのはその噴火の名残。80mとそれほど大きなものではありませんが火山です。
一時期にはその斜面が登山によって荒らされた歴史を持ちますが、現在では登山禁止となりその美しい景観を保っています。斜面は柔らかな草原に覆われ、春から夏にかけての美しい緑は見事です。
<基本情報>
住所:熊本県阿蘇市乙姫
公式サイト(外部リンク)
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「大観峰(だいかんぼう)」は阿蘇山の大噴火で生まれた壮大な外輪山に囲まれたカルデラ台地を一望できる絶景スポットです。ここから眺められる阿蘇五岳は、お釈迦様の寝姿に似ていることから“阿蘇の涅槃像”と呼ばれています。
阿蘇北外輪山と阿蘇五岳の間に広がる世界最大級のカルデラが創る阿蘇盆地では、条件がいいと息をのむような雲海に遭遇することができますが、雲海の観覧は大観峰展望台からがおすすめ。雲海に浮かぶ涅槃像は神秘的で神々しく、思わず手を合わせたくなります。
<基本情報>
住所:熊本県阿蘇市山田
アクセス:熊本空港から車で約60分
公式サイト(外部リンク)
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「阿蘇くじゅう国立公園」は熊本県と大分県の県境に位置する阿蘇山と九重連山を中心とする雄大な自然スポットです。主要都市からその公園の玄関口である長者原ビジターセンターにいたる道自体も“やまなみハイウェイ”と呼ばれる景観道路として整備されています。まるで夏の北海道を旅しているかのような風景に気分が上がります。
5月〜6月がシーズンのミヤマキリシマの群生で知られる大船山や九州の最高峰・中岳も登山者に人気。
<基本情報>
住所:熊本県阿蘇市黒川1180
公式サイト(外部リンク)
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阿蘇くじゅう国立公園内にある「阿蘇ファームランド」は、阿蘇の雄大な大自然の中にある人気観光施設です。“楽しく健康体験!”がコンセプトで、健康的な運動や食事、癒し、体験、阿蘇ならではのお買物を柱として施設が充実。宿泊施設もあるので、泊りがけで楽しむことも可能です。
家族で楽しめる元気の森やビーバーやカピバラと触れ合えるふれあい動物王国は子供連れにピッタリ。15種類もの多彩な温浴スタイルを備えた阿蘇健康火山温泉も人気です。阿蘇山と壮大な外輪山を一望できる展望台は、特に夕日の時間帯がおすすめです。
<基本情報>
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽5579-3
アクセス:熊本ICから車で約40分
公式サイト(外部リンク)
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熊本地震!阿蘇神社に守られた門前町「水基巡りの道」by 肥後 球磨門
地図を見る「阿蘇神社」は2500余年の歴史がある、全国に約500社ある阿蘇神社の総本社です。神殿や楼門などは国重要文化財に指定されていて、なかでも楼門は九州最大級の大きさ。日本三大楼門のひとつに数えられています。
熊本地震では楼門や拝殿などが倒壊するほどの被害がありましたが、2023年に復旧・再建されています。門前町商店街“水基巡りの道”は比較的被害が少なく、阿蘇の神様が身代わりになってくれたと言われています。
<基本情報>
住所:熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
電話番号:0967-22-0064
アクセス:JR宮地駅から徒歩約15分
公式サイト(外部リンク)
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黒川温泉は地域全体が一つの旅館!?散策やグルメ巡りが楽しい!by 藤谷 ぽきお
地図を見る熊本市内から阿蘇山を超え、やっと辿り着く山奥の温泉郷「黒川温泉」。宿ごとに違う泉質の温泉があると言われるほどに泉質豊かな温泉地で、三ヶ所の湯船を楽しむ“入湯手形”でも全国的に有名です。また、黒川温泉一旅館というコンセプトで、地域全体を1つの旅館として捉えているのも特徴。個性的な共同浴場の外湯や食べ歩きが楽しいB級グルメも魅力です。
冬限定のライトアップイベント“湯あかり”は特産の竹を使ったイルミネーションが印象的。雪景色とのコラボレーションも絶景です。
<基本情報>
住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6594−3
電話番号:0967-44-0076(黒川温泉観光旅館協同組合)
アクセス:阿蘇駅前から車で約45分
公式サイト(外部リンク)
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阿蘇にある謎に包まれたパワースポット「押戸石の丘(おしといしのおか)」。なだらかな丘を登っていくと、緑におおわれた台地に、ごつごつした茶色い石が群を成しているのが見えてきます。ひときわ目をひく、締め縄をまとった太陽石。2つの岩の隙間を通って夏至に太陽が昇り冬至には沈む挟み石、夏至と冬至の太陽が昇る線上に位置する祭壇石など、ミステリー心をくすぐる巨石がたくさんあります。
太陽岩を背にして立つと、眼下に広がるのは見渡す限りの大草原。北のくじゅう連山と、南の阿蘇外輪山を一望できる360度のパノラマビューは必見の美しさです。映画『進撃の巨人』のロケ地としても有名。
<基本情報>
住所:熊本県阿蘇郡南小国町中原511
電話番号:0967-42-1444(南小国町観光協会)
アクセス:JR阿蘇駅から車で約20分
公式サイト(外部リンク)
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熊本県小国町には、蒸し湯で有名な「杖立温泉」があります。杖立温泉の蒸し湯は、温泉による入浴法より先に発祥した古来よりの入浴健康法で、現代でもその蒸し湯は脈々と受け継がれ脚光を集めています。泉質の良さから、湯治先としても古くから人気です。
湯けむりが上がる独特な温泉街の風情も魅力。杖立温泉では古くからのおもてなしの原点に立ち返り、各施設が趣向を凝らしたプリンを提供しているのでプリンの食べ歩きも旅の楽しみの一つ。毎年4月から5月に開催される鯉のぼりまつりは杖立温泉の春の風物詩です。
<基本情報>
住所:熊本県阿蘇郡小国町下城
電話番号:0967-48-0206(杖立温泉観光協会)
アクセス:九重ICから車で約40分
公式サイト(外部リンク)
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杖立温泉がある小国町には、お茶のCMロケ地になっていることで人気の「鍋ケ滝」もあります。横に広く清らかな水の幕が上流から下りてきているように見える滝で、特に雨の次の日などには写真のように横幅がとても広い滝となり、観光客を楽しませてくれます。さらにこの鍋ケ滝のおもしろいところは滝つぼの裏に回れるということ。後ろ側から見る滝というのは珍しく、滝に包まれているようでその水の力強さを体感できます。
※鍋ヶ滝公園は事前予約制となっています
<基本情報>
住所:熊本県阿蘇郡小国町黒渕
アクセス:阿蘇駅前から車で約50分
公式サイト(外部リンク)
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上色見熊野座神社は阿蘇に佇む神秘的な異世界への入口!?by 岡本 大樹
地図を見る阿蘇にある有名なパワースポットの一つ、「上色見熊野座神社(かみしきみくまのいますじんじゃ)」。映画『蛍火の杜へ』の舞台として描かれ、SNSでは“神秘的な異世界への入り口”と話題を集めています。
長く続く階段、その傍らで等間隔に並んでいる100基近い灯篭、そして山の中であるため直射日光があまり当たらずに苔むしていること、その全てが幻想的な景色を作り出しています。また神殿の奥にそびえる穿戸岩は受験合格や必勝のご利益もあり、どちらも見逃せないスポットなので訪問の際はお見逃しなく。
<基本情報>
住所:熊本県阿蘇郡高森町上色見2619
電話番号:0967-62-1111(高森町政策推進課)
アクセス:高森駅から車で約10分
公式サイト(外部リンク)
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阿蘇山カルデラ内南部に位置する熊本県南阿蘇村は、なだらかな山の稜線が続く、懐かしい山里の風景を今に伝える地域です。「白川水源」は、阿蘇神社の末社 白川吉見神社内にあり、鳥居をくぐると湧水からの勢い良い流れが観光客を迎えてくれます。
境内にこんこんと湧く水は毎分60トンと言われ、水質の良さで環境庁の全国名水百選にも登録されているパワースポットです。
<基本情報>
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川2040
アクセス:熊本空港から車で約40分
公式サイト(外部リンク)
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美しい島々を真珠の首飾りのように結ぶ「天草五橋」上天草市by 肥後 球磨門
地図を見る九州でも指折りの美しい海岸線を誇る熊本県天草諸島。その天草諸島を特徴のある5本の橋で結んでいるのが“天草パールライン”と呼ばれる「天草五橋」です。九州本土と天草を繋ぐ最初の橋が1号橋。天草五橋の中で最も長い、長さ510mの4号橋。鮮やかな赤色が人気の5号橋など様々なデザインや天草諸島の美しい景観を望めます。
5号橋を渡っておよそ5分のところにある千巌山(せんがんざん)展望台からの眺望や明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業の一つとして、世界文化遺産に登録された三角西港なども見どころ。
<基本情報>
住所:熊本県上天草市大矢野〜松島
アクセス:熊本市内から車で約60分
公式サイト(外部リンク)
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天草「崎津教会」潜伏キリシタンの世界遺産と集落・見所5選by 天草野 黒猫
地図を見る“長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産”の構成資産としてユネスコの世界文化遺産に登録された天草の崎津集落。その崎津集落の漁村にそびえるのが、海の天主堂とも呼ばれる「崎津教会」です。
「崎津教会」は、1934年にハルブ神父と信者の協力によって再建されました。教会の中が畳敷きであることや外観の一部が素材が異なるなど歴史を感じる造りとなっています。
※教会内部の写真撮影は禁止されています
※見学を希望される方は事前連絡をお願いします
<基本情報>
住所:熊本県天草市河浦町ア津539
電話番号:0969-78-6000 (ア津集落ガイダンスセンター)
アクセス:「教会入口」バス停から徒歩1分
公式サイト(外部リンク)
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熊本の天草イルミネーション!大江教会・崎津教会と島の光が神聖by 天草野 黒猫
地図を見る天草下島西海岸の丘の上に立つ、ロマネスク様式の「大江教会(天主堂)」。1933年、フランス人宣教師ガルニエ神父と信者により建立された教会です。キリスト教解禁後、最も早く活動を始めたのが、ここ「大江教会」。ラテン語で神父の意味の“パーテルさん”と呼ばれ、ガルニエ神父は人々に親しまれていました。
丘の上に建つロマネスク様式の教会は、まるで集落を見守っているようにも見えます。
※堂内は、写真、ビデオ撮影禁止です
<基本情報>
住所:熊本県天草市天草町大江1782
アクセス:バス停「天主堂入口」から徒歩5分
公式サイト(外部リンク)
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天草観光でイルカに教会も!下島1泊2日モデルコースby 天草野 黒猫
地図を見る美しい海が広がる熊本県天草五和町の沖合には、約200頭の野生のイルカが生息しています。遭遇率ほぼ100%のイルカウォッチングは観光客に大人気。運が良ければ親子イルカに遭遇することも!イルカの棲息地である五和沖合は、小アジやイカなど魚類の宝庫で、日本近海ではまれと言われている、定住性のバンドウイルカが根付いています。
「イルカマリンワールド」は年中無休で一年中、イルカに出会うことができるスポット。荒天時でなければ雨でも出航します。
<基本情報>
住所:熊本県天草市五和町二江4689-20
電話番号:0969-33-1633
アクセス:天草空港から車で約15分
公式サイト(外部リンク)
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茅葺屋根が印象的な熊本の国宝・青井阿蘇神社by ふるかわ かずみ
地図を見る球磨川がゆったり流れる人吉市にある「青井阿蘇神社」は見事な茅葺屋根で覆われた社殿が印象的。本殿をはじめ、拝殿・楼門など計5棟は熊本では初めて国宝として指定され、その佇まいは荘厳で落ち着いた雰囲気が漂っています。真っ赤な鳥居をくぐると茅葺屋根の立派な楼門が堂々とした風格で佇んでいます。
2023年には、敷地内に世界的建築家の隈研吾氏設計が手掛けた青井の杜国宝記念館がオープンし、注目を集めています。
<基本情報>
住所:熊本県人吉市上青井町118
電話番号:0966-22-2274
アクセス:JR人吉駅から徒歩10分
公式サイト(外部リンク)
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“かわせみ やませみ”など数々の観光列車が停まる人吉駅は、鉄道旅にうってつけの観光地。駅そばにある「人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868」も必見です。館内は、“ななつ星”など数々の鉄道車両をデザインしたことで有名な水戸岡鋭治氏によるデザイン。木のぬくもりを活かした館内は、まさに水戸岡ワールド全開です。
ミニトレインや木のプールなど、お子様にうれしい設備もあり、鉄道ファンだけでなく家族連れにも人気のスポットです。
<基本情報>
住所:熊本県人吉市中青井町343-14
電話番号:0966-48-4200
アクセス:JR人吉駅から徒歩3分
公式サイト(外部リンク)
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家族旅行にぴったり!「SL人吉」の5つの魅力。by 天草野 黒猫
地図を見る熊本県南部の人吉盆地を貫流する一級河川「球磨川」。熊本から人吉に続く肥薩線は、球磨川沿いを走り、美しい景色を望むことができます。
JR人吉駅から徒歩20分ほどの人吉発船場からは球磨川くだりに出発。船上からは人吉城跡や四季折々に表情を変える山々を眺めることができます。球磨川は透明度が高いため、運がいいとアユが泳ぐ姿を目にすることも。100年以上の歴史があり、与謝野鉄幹と晶子夫妻も楽しんだと言われています。12月から3月中旬にかけては“こたつ船コ−ス”も登場!
<人吉発船場の基本情報>
住所:熊本県人吉市下新町333−1
電話番号:0966-22-5555
アクセス:JR人吉駅から徒歩約20分
公式サイト(外部リンク)
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紅葉と山の幸と歴史!熊本の秘境・五家荘「平家の里」by 伊都 をかし
地図を見る熊本県の秘境として名高い「五家荘」は椎原、仁田尾、樅木、葉木、久連子の5つの集落の総称で、平家落人伝説と紅葉の名所として知られています。11月初旬から中旬にかけて、紅葉が見頃に。数ある滝や吊橋など自然の織りなす見事な景観を見ることができます。
平家落人伝説についてより深く知りたいなら平家の里に立ち寄るのがおすすめ。平家物語長門本のレプリカや平清盛の木像など、平家ゆかりの品々を展示した資料館や茅葺の古民家が点在しています。
<基本情報>
住所:熊本県八代市泉町五家荘
電話番号:0965-36-5800(五家荘観光案内所)
アクセス:松橋ICから車で約90分
公式サイト(外部リンク)
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肥後と豊前・小倉を結んだ豊前街道沿いの宿場町として栄えた熊本県山鹿市(やまがし)。今なお歴史ある街並みや文化財が残るだけでなく、温泉地としても魅力ある街です。
国の重要文化財である芝居小屋の「八千代座」は西洋建築の技法も取り入れながら明治時代に建てられたものですが、江戸の風情を色濃く残した独特の雰囲気があります。現役の芝居小屋ですが、公演のない日は内部まで見学可能。ガイドさんの案内付きで見学できます。
<基本情報>
住所:熊本県山鹿市山鹿1499番地
電話番号:0968-44-4004
アクセス:菊水ICから車で約15分、JR玉名駅からバスで約40分
公式サイト(外部リンク)
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2015年に“明治日本の産業革命遺産”の構成資産の一つとして世界遺産に登録された「万田坑」。荒尾市と福岡県大牟田市にまたがって隆盛を極めた三池炭鉱の中心的存在でした。
敷地内では展示施設の万田坑ステーションと世界遺産に登録される万田坑の2つを見ることができます。万田坑ステーションではパネルやジオラマでの展示のほか、VRで坑内の仮想体験が可能。万田坑ではレンガ造りの建物や良好な状態で保存されている竪坑櫓や巻揚機室などを見学できます。
<基本情報>
住所:熊本県荒尾市原万田200番地2
電話番号:0968-57-9155
アクセス:JR荒尾駅から車で約10分
公式サイト(外部リンク)
名水百選にも選ばれたスポットは、熊本市から車でおよそ1時間30分の熊本県菊池市にもあります。菊池市は、“化粧の湯”と呼ばれるほどの濃厚な湯を持つ菊池温泉や、城下町巡り、西日本最大の酪農王国と言われる菊池市で作られた菊池アイスなど、食も歴史も温泉も楽しめる場所。
中でもマイナスイオンたっぷりの「菊池渓谷」は、広大なエリアに広がる自然休養林です。日本森林浴の森百選にも選ばれていて、遊歩道は大きな木に囲まれています。日本の滝百選にも選ばれている“四十三万滝”も見どころ。
<基本情報>
住所:熊本県菊池市原5026
電話番号:0968-27-0210(管理事務所)
アクセス:熊本空港から車で約1時間
公式サイト(外部リンク)
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熊本県東部の山都町にある「通潤橋」は、日本最大級の石造りアーチ水路橋。田畑に水を送らない時期は観光放水が行われていて迫力ある放水は必見です。2023年には土木構造物としては全国初となる国宝に指定されています。
また、「通潤橋」があるあたりは、阿蘇南外輪山や九州山地に囲まれ、自然豊かな里山風景が広がっています。棚田百選に選ばれた菅棚田や峰棚田、落差50mの五老ヶ滝を始めとする大小様々な滝、石橋などの観光スポットも点在。橋のさらに上、水門を斜めから見下ろせる展望台からの眺めもオススメです。
<基本情報>
住所:熊本県上益城郡山都町長原
電話番号:0967-72-1115
アクセス:山都中島西ICから車で約20分、バス停「通潤橋前」下車
公式サイト(外部リンク)
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全国でも干潟で有名な有明海は潮位の干満の差が非常に大きい事から、遥か沖合まで砂紋(干潟模様)が現れます。「御輿来海岸(おこしきかいがん)」の干潟は全国でも最大級で干潮時(干潟が最大時)に夕陽と重なった時の海岸はまさに巨大自然アートです。
自然条件の下で現れる絶景なので、一年を通しても出会えるのは僅かな日数のみ。この近くにある干潮の時だけ現れる海の道、長部田海床路(ながべたかいしょうろ)も有名です。
<基本情報>
住所:熊本県宇土市下網田町
電話番号:0964-22-1111(宇土市経済部商工観光課)
アクセス:JR網田駅から徒歩約15分
公式サイト(外部リンク)
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くまモンフィーバーにより、認知度が急上昇した熊本県。熊本でしか観られない大自然の絶景や黒川温泉など、魅力たっぷりの観光スポットをたくさん抱えています。九州といえば観光列車も有名なので、名物列車に乗ることを旅の目的にするのも人気ですよ。
まだ震災や大雨の影響が残る場所もありますが、多くの観光スポットは通常通り観光が可能です。熊本観光することもひとつの復興支援につながります。この機会に、ぜひ一度熊本県を訪れてみてはいかがでしょうか?その際は、ご紹介したおすすめ観光スポットもチェックしてみてくださいね!
2024年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
(文:トラベルjp 編集部 赤木)
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