山形県大蔵村の肘折温泉は豊富な湯量を誇り、多くの宿で源泉かけ流しの湯が楽しめます。湯治施設を併設した宿もあるので、長期滞在するのもいいですね！今回は肘折温泉でおすすめの源泉かけ流しの宿をご紹介します。新鮮な湯をたっぷり満喫して、風情ある温泉街を散策して、日頃の疲れを癒やしませんか？
温泉街を流れる銅山川の畔に位置する「湯宿 元河原湯」。囲炉裏と木の温もりが迎えてくれる全12室の湯宿です。素朴で落ち着いた和室のお部屋には、職人手作りの和ベッドと心地よい肌触りのリネンを完備しています。
2009年7月に新設した信楽焼の浴槽は、1組ずつ入浴できる時間予約制の貸切風呂。元河原湯源泉のみを注いだ、かけ流し温泉を堪能できます。4階の展望大浴場でもゆったりと温泉を楽しめますよ。
昔ながらの湯治場の雰囲気が残る温泉街から歩いて1分、銅山川沿いに建つ5階建ての「優心の宿 観月」。宿泊の特典として、温泉街の中心にある共同浴場を無料で利用できる入浴券がもらえるのも嬉しいですね。
広々とした大浴場と、肘折温泉街では珍しい展望露天風呂は源泉かけ流し。5階の屋上にあるため、川から吹き込む心地よい風を感じられますよ。天気の良い日には夜の星空も楽しめます。
明治元年創業、150年前にタイムスリップしたかのような空間を提供する「丸屋旅館」は、共同浴場の目の前に位置しています。一部屋ごとに違う趣を持つ限定7室の大人の隠れ家宿です。
源泉かけ流しの温泉を使用した浴場は、大浴場“檜葉の湯”に併設されている露天風呂と、温泉付き客室“月山”のお風呂。24時間利用できる貸切風呂や国産ひのきを使用したお風呂なども揃えているため、館内でもさまざまなお湯が楽しめます。
旅館が立ち並ぶ温泉街の一角に佇む「松井旅館」。目の前では、冬以外には毎日開催されている朝市が賑やかに行われます。梁や天井など明治の建物をそのまま生かしたノスタルジックな館内は、独特な色合いや木のやさしさから歴史を感じ取れます。
源泉かけ流しの湯は、露天岩風呂、内風呂、貸切風呂の全てで入浴でき、24時間いつでも好きな時に楽しめます。
温泉街の中央に位置する「手彫り洞窟温泉 松屋」。4階建ての館内には和室13室、宴会場、男女別の大浴場と貸切風呂を用意しています。
明治時代に手彫りされた洞窟秘湯は、旅館名物。ゴツゴツとした岩肌とやわらかな灯りを頼りに奥に進むと、源泉かけ流しの貸切専用の洞窟乃湯に到着です。冒険気分でワクワク感を味わえますよ。
肘折温泉旧郵便局の目の前、江戸時代から続く歴史ある「大友屋旅館」。館内には囲炉裏コーナーが設けられ、フリードリンクをいただけます。
大浴場は時間による男女入れ替え制で、24時間入浴可能。薄い緑色のリラックス効果が高い、源泉かけ流しの湯を堪能できます。無料で利用できる檜の貸切風呂、足湯、飲泉、温泉たまごスペースなどが揃い、さまざまな温泉の楽しみ方ができますよ。
15代目主人が営む、レトロで懐かしい雰囲気があふれる木造旅館「三春屋」。温泉街の中心にあり、タイムスリップしたような昔ながらの狭い路地に風情を感じます。数日間滞在する温泉療養で、色々なお風呂を満喫したいという方におすすめです。
3つの源泉が引かれており、茶褐色の温泉は本館1階、やや白く濁った湯は3階、ぬるっとした肌触りの別館貸切風呂と、全て源泉かけ流しで湯めぐりを楽しめます。
肘折名物の朝市が目の前の「若松屋 村井六助」。館内には、14室の客室と最大8名で利用できる会食場、自炊用のキッチン、コインランドリーを完備しており、長期滞在にもおすすめです。
大浴場と貸切風呂では、自家源泉を使用。60年の間こんこんと湧き出ている、鉄分を含んだ温泉が特徴。身体の芯から温めてくれます。
銅山川の近く、素朴な昔ながらの温泉旅館「亀屋旅館」。山野草を中心とした、地元の旬の食材にこだわった田舎料理は、健康食そのもの。地元のおいしいお米、女将特製の梅干しで体の内側から元気になれます。
大浴場では、傷や骨折の治癒に効能があるといわれる豊かな効能を持つ“疵湯（きずゆ）”と、上がった後も温まり感が続く“あったまり湯”の2種の源泉を楽しめます。
静かに気兼ねなく過ごせる全6室の「木村屋旅館」。温泉街の南側、村営バスの発着所の隣に位置しています。
1階に中浴場と貸切風呂、2階に山々を望む展望風呂があり、3つ全てのお風呂で源泉かけ流しの湯を楽しめます。重曹と炭酸を多く含む塩化物泉で、身体の芯から温まるのが特徴です。
食事は全て部屋食で、山菜やきのこなどを使った季節料理がいただけます。
肘折温泉に滞在するなら、源泉かけ流しの宿がおすすすめです。冒険心をくすぐる洞窟風呂、自然豊かな景色を眺められる展望風呂など、贅沢な源泉かけ流しを満喫できる宿が揃っています。
予算や過ごし方など、あなたの滞在スタイルに合ったお気に入りの宿を見つけてみてください。
2023年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
トラベルjp 編集部
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