首都圏からのアクセスも容易で風光明媚な伊豆半島。夏は海水浴や高原リゾート、冬は温暖な気候を求めて多くの観光客が訪れます。熱海、伊東だけでなく伊豆周辺には、海一望の絶景露天風呂のホテルからユニークな貸切風呂の宿まで様々なタイプが勢揃い!今回は元旅行会社勤務でホテルの知識が豊富なトラベルjp 編集部 佐藤が、伊豆のおすすめ温泉旅館・ホテルをご紹介します。
「堂ヶ島唯一の自家源泉掛流宿 堂ヶ島温泉」は堂ヶ島温泉発祥の老舗宿で、西伊豆を代表する絶景、三四郎島の正面という最高の立地。もちろん露天風呂からもこの景観が一望でき、太平洋側にもかかわらず海に沈む夕日が見られるのも西伊豆ならでは。夕食は金目鯛の煮付けなど、海の幸が盛り沢山。大浴場は自家源泉かけ流しで、飲泉場も完備。温泉好きに一押しです!
東伊豆にある熱川温泉の「ホテルカターラリゾート&スパ」は、全室オーシャンビューのリゾートホテル。3本の自家源泉から引湯する野天風呂付き大浴場には、フィンランド製のバレルサウナも新設!ガラス張りの温水プールや映画『テルマエロマエ』の撮影に使われたジャングルスパのPAUなど楽しみ方もいろいろ。プールとPAU利用がセットになったプランは家族旅行におすすめ! この写真の記事を見る ≫
日本百名山である天城山のお膝元、標高900mの「ホテルハーヴェスト天城高原」は360度の絶景が楽しめるリゾートホテル。ゴルフコースが併設し、敷地内ではテニスやパターゴルフも楽しめます。
こちらのホテルの自慢は、最上階の温泉大浴場。一面ガラス張りの大浴場から、天気が良い日は富士山から箱根の駒ヶ岳まで、壮大なスケールの景色が楽しめるのが最大の魅力です!
日本の渚百選になっている弓ヶ浜海岸。その弓なりになった、美しい弧を描く浜を見渡せるのは「壷中の天 宿○文」だけです。しかも全室オーシャンビューで、露天風呂付きという贅沢さ。海水成分を含み、保温効果が高いと言われる南伊豆弓ヶ浜温泉を堪能できます。
サンセットを眺めながらの温浴は格別!ビーチと繋がった大浴場もあり、海水浴後はすぐに体を温めることもできますよ。
伝説の霊泉と呼ばれ、1300年の歴史がある峰温泉を源泉に持つ宿が「玉峰館」。泉温100℃にもなる湯が豊富に湧き出るこの宿では、2つの大浴場と3つの貸切風呂での湯めぐりも叶います。
源泉やぐらの真横に設けられた噴湯風呂の夕凪は、必ず訪れたいユニークな湯処。源泉が勢いよく吹き上がる音と、もうもうと立ち込める湯けむりに、風情あふれる温浴が楽しめます。
天城湯ヶ島の自然に囲まれた老舗温泉宿「白壁 和とモダンが織りなす里山の古民家」は、かけ流しの天然温泉と日本一の大きさを誇る巨石・巨木風呂が自慢。溶岩をくり抜いて造られた巨石風呂と樹齢1200年の木で造られた巨木風呂からは、大自然の力強さを感じられること間違いなし!地元ゆかりの文豪である井上靖など文人たちに愛された宿でもあり、誰もが知る名曲、天城越えが生まれた場所としても知られています。
中伊豆の「嵯峨沢館」は狩野川のほとりに建つ温泉旅館。川と庭園に面した4つの露天風呂付き大浴場と3つの貸切風呂では、硫酸イオンやメタケイ酸などを豊富に含む美人の湯を自家源泉のかけ流しで贅沢に!
露天風呂と泡風呂、蔵風呂と趣が異なる貸切風呂は、家族で入っても余裕のある広さ。大浴場は木と石をふんだんに取り入れた、まるで自然に溶け込むような癒しの空間です。
2本の清流が合流する地に建てられたことからその名がつけられた「おちあいろう」。昔ながらの温泉風情あふれる美しい宿は登録文化財にもなっており、明治7年の創業以来、川端康成や北原白秋など数々の文人に愛されてきました。
4000坪の敷地内には、洞窟風呂と茶室を思わせる内風呂、露天風呂があり、温泉を利用したサウナも。天城湯ヶ島温泉の湯で、体が芯から温まります。
伊豆半島で最古の湯、修善寺温泉に滞在するなら、老舗温泉宿「あさば」がおすすめ。館内でまず目を引くのは、水と緑に囲まれた能舞台。季節に合わせて、能楽や狂言など伝統芸能の公演が催されています。そしてこちらの宿の名物といえば、竹林と池を望む野天風呂!秋には紅葉が水面に映り、芸術的な眺めに癒されます。源泉かけ流しの内湯と家族向けの貸切風呂も用意。
狩野川沿いに佇む「月ヶ瀬温泉 雲風々 ufufu」は、全7室の離れ客室を揃える一軒宿。川に面したカウンターで伊豆の旬を味わう食事も人気です。
趣が異なる客室には広々としたデッキテラスがあり、3本の自家源泉から引湯する湯量豊富な露天風呂が備わっています。体を芯から温めてくれて健康増進に効能が期待できる月ヶ瀬温泉の湯を、心ゆくまで堪能できますよ。
南伊豆町にある下賀茂温泉郷は、伊豆随一の湯量を誇ります。その温泉郷にある「花のおもてなし南楽」は、なんと貸切風呂と大浴場併せて22種類もの温泉があるのです。自家源泉100%かけ流しの湯であることはもちろん、趣が異なる2つの大浴場が入れ替え制でどちらも楽しめるのが魅力!広さもたっぷりな10か所17種類の貸切風呂は、カップルや家族での湯めぐりにおすすめです。
玄関に足を踏み入れた瞬間から青くきらめく大海原がお出迎えしてくれる「石花海 senoumi」。館内のどこにいても海を眺められるロケーション抜群の宿です。
客室は全室オーシャンビュー!バスルームから海が見えるのも嬉しいポイントです。自家源泉かけ流しの稲取温泉を、満天の星が美しい展望露天風呂はもちろん、客室風呂でも好きなときに好きなだけ楽しむことができます。
目の前に広がる海と伊豆大島を臨む「海一望絶景の宿 いなとり荘」は、ホテル内で湯めぐりが楽しめる宿!館内には展望大浴場と露天風呂があり、2階建てのお風呂専用棟にはオーシャンビューの内湯や岩風呂が備わっています。
湯上り処では季節のお菓子や金目鯛のみそ汁のサービスも!海側と山側から選べる3つの貸切露天風呂も用意され、すべての湯処に天然温泉が引かれています。
伊豆高原にある「大室の杜 玉翠」は湯守の技術を踏襲する老舗温泉宿です。厳しい品質管理がなされた源泉かけ流しの湯は肌あたりが優しく、疲労回復や冷え性などさまざまな効能が期待できます。温泉に着想を得たオリジナルアメニティも必見。
4タイプの客室はすべて源泉かけ流しの露天風呂を備えたスイートルーム!大きな窓やテラスから光が差し込む和モダンな空間です。
東伊豆の海沿いに建つ「吉祥CAREN」は、2本の自家源泉から天然温泉を引くホテル。館内には男女入替制の露天風呂と内湯があり、海とつながるような絶景が堪能できます。湯上りに心地よいところてんやビールのサービスも。さらに宿泊客は公共露天風呂の黒根岩風呂と、姉妹館の温泉施設も利用可能。全て合わせると18もの湯処をめぐることができる、まさにお風呂自慢の宿です!
西伊豆最古の温泉、土肥温泉が100%源泉かけ流しで堪能できる「粋松亭」。特に最上階の展望大浴場からは、水面を黄金に染める美しい夕陽を眺めながらの温浴が叶います。
プライベートな時間を楽しむなら直径190cmの露天風呂付き客室や、展望貸切風呂がおすすめ。貸切風呂は深夜0時まで開放されているので、街の灯りや満天の星を見ながらくつろぎの時間が過ごせます。
「水の里恷 富岳群青」は、駿河湾と海の向こうに浮かぶ見事な富士山を一望する宿。1日8組限定のスモールラグジュアリーな宿で、客室は全室温泉露天風呂付きのスイートルームです。富士山を見ながら温泉に浸かる、日本人の心を揺さぶるような温泉体験が叶いますよ。
御影石やヒノキで造られた湯船は足を伸ばしても余裕があるサイズ感。内風呂にはジェットバスも備わっています。
湯量豊富な高温の源泉が特徴の赤沢温泉を満喫するなら、温泉リゾート「赤沢温泉ホテル」へ。透き通った海へつながるように設計されたインフィニティ温泉が人気の宿です。
清々しい香りのヒノキ風呂と風情あふれる岩風呂は男女入替制で、宿泊すればどちらも楽しむことができます。オーシャンビューの貸切露天風呂やサウナ、併設の日帰り温泉施設が利用できるのも嬉しいポイント!
奥下田の山間に佇む隠れ家のような宿、「飲泉・自家源泉かけ流しの秘湯 観音温泉」。観音様のお告げによって開湯した温泉は強アルカリ性の泉質で、浸かれば美肌効果、飲めば体調を整えてくれる効果が期待できると言われています。
こちらの宿では湯量豊富な自家源泉から引湯した、温泉風呂付きの客室が人気。敷地内の大型温泉施設には、打たせ湯や寝湯など11の湯処が揃います。
6600坪の田園が日本の原風景を思い起こさせる「杜の湯 きらの里(共立リゾート)」。のどかな里山によく似合う古民家のような客室があり、源泉掛け流し露天風呂付きのお部屋は静かなくつろぎが叶うと好評です。
2本の自家源泉から引湯する大浴場には、露天ヒノキ風呂など心安らぐ8つの湯処を用意。巨石や竹造りなど趣向を凝らした3つの貸切風呂や足湯でも温浴が可能です。
伊豆の温泉旅館・ホテルには景色の良いお風呂がたくさんあります。カップルや家族旅行の場合はお部屋に露天風呂が付いているか、貸切風呂があるかどうかのチェックもお忘れなく!
また、オールシーズンプールや水着着用の混浴ゾーンのある温泉に泊まる場合は、夏季でなくても水着を持参するようにしてくださいね。
(文:トラベルjp 編集部 佐藤)
2024年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/22更新)
- 広告 -