沖縄の与那国島は、日本最西端の国境の島。起伏に富んだ地形で、断崖絶壁の東崎や立神岩、軍艦岩などの自然景観美が特徴の観光スポットや海底遺跡などが有名です。ドラマ『Dr.コトー診療所』のロケ地としてもおなじみで、2022年の映画の大ヒットで注目度が再上昇中！
そんな与那国島の見どころ＆楽しみ方を、トラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材でご紹介します。凱旋門やピラミッドなどがある謎のスポットも！
2003年にフジテレビ系で放送、2022年には映画化された『Dr.コトー診療所』のロケ地はそのまま残っており、多くの観光客が訪れる人気スポット。撮影は島のいたるところで行われ、ロケ地マップも作られています。マップを片手にロケ地巡りしてみましょう。 この写真の記事を見る ≫
志木那島診療所の建物は、ドラマそのままの形で保存。内部公開されていて、大人300円、高校生以下は無料で見学することができます。色あせた張り紙や表彰状など、見れば見るほど細かいところまで作りこまれていて、とてもセットとは思えません。一番奥の病室の窓からの景色は絶景！診療所の前の比川浜もドラマに登場していました。 この写真の記事を見る ≫
与那国島一番の集落、祖内地区からほど近いところにある断崖絶壁は『Dr.コトー診療所』で“勇気だめしの洞窟”として出てきた所。高さ70ｍの切り立った崖の上にできた自然の展望台ティンダバナからは、祖内集落、ナンタ浜、島の東側などを見渡せます。 この写真の記事を見る ≫
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https://www.photo-ac.com/日本最西端の与那国島は、別名“渡難（どなん）”とも呼ばれ、島に渡るのも難しいと言われるほど、波が激しい海域にある離島です。激しい波の影響で変化に富んだ岩場が多いのが特徴。断崖絶壁の下の海には与那国島を象徴する岩がいくつかあり、これらを巡るのも与那国島の楽しみ方。なかでも「軍艦岩」は、力強さと躍動感が感じられる与那国一の観光スポットです。
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https://www.photo-ac.com/軍艦岩を望めるのがサンニヌ台展望台。ここからサンニヌ台へ行く遊歩道があり、海側に出ると軍艦岩同様にダイナミックな岩場「サンニヌ台」が現れます。海に向かって傾斜している岩がまるで舞台のように広がっている景観は必見。
与那国島の東部の断崖絶壁の眼下に立つのが「立神岩」。透き通ったコバルトブルーの海の中から立つその姿はとても自然のものとは思えません。荒波がよせる海も美しく、ポスターなどでもよく紹介されています。「軍艦岩」「サンニヌ台」と併せて訪れてみましょう。 この写真の記事を見る ≫
与那国島には、断崖絶壁だけでなく穏やかで静かな砂浜の海もあります。与那国島で外せないビーチは、久部良漁港の近くにある「ナーマ浜」。エメラルドグリーンに白い砂浜が美しく、最西端の碑から一番近い砂浜であることから、まさにここが日本最西端のビーチ。日本最西端での海水浴はいい想い出になりますよ。 この写真の記事を見る ≫
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https://www.photo-ac.com/「6畳ビーチ」や「4畳半ビーチ」といった変わった名前のビーチもおすすめ。どちらも砂浜は狭いながらも与那国島らしく美しい海が広がっています。
そして、6畳ビーチにはハート岩もありますよ！崖を下りるのはちょっと大変ですが、それだけにハートを見つけた時の感動もひとしおです。
与那国島の西端「西崎(いりざき)」は、与那国島で絶対外せない観光スポットです。西端には“日本最西端の碑”があり、ここからは運がよければ（年に数回）台湾の島影を見る事もできます。 この写真の記事を見る ≫
日本最西端と言う事は、日本で最後に夕日が沈むのもこちら。断崖絶壁に立ってみたり、日本最西端の碑の横に座ってみたりしながら思い思いの場所でその時を待ちましょう。 この写真の記事を見る ≫
与那国島のもう一つの夕日スポットが「日本最後の夕日が見える丘」。こちらは位置的にはもちろん最西端の碑より東にあるのですが、最西端の碑のある西崎と夕日が並んで見えるスポットとして人気です。 この写真の記事を見る ≫
東崎付近だけではなく与那国島にはいくつも牧場があり、その至る所で野生馬を見ることができます。この馬たちは「ヨナグニウマ」という名前で、ずっとこの離島で暮らしてきたため他種との交配や品種改良といったこともされていない希少な種類の馬なのです。
そして1969年には与那国町の天然記念物に指定されていますが、かなり近くで見ることができますよ。
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与那国島で西崎に勝るとも劣らない風景に出会えるのが、島の東の端の「東崎（あがりざき）」。灯台があるなだらかな草原にもヨナグニウマの姿が。島のあちこちでほのぼのできる光景が広がっています。 この写真の記事を見る ≫
与那国島の最大の魅力は間違いなく海にあります。特にダイビングではその海底の美しさから、世界中から沢山のダイバーが一年中を通して集まってきます。そして、この海底には、アトランティス遺跡？ムー大陸の遺跡？とも言われている与那国海底遺跡が眠っています。こんな、明らかに階段のような形をしている遺跡も！ この写真の記事を見る ≫
この海底遺跡の中でもひときわ目に付くのが“亀の石”と呼ばれているポイント。古代人の祭壇の跡と言われれば、そのまま納得してしまうほどの完成度。海の色は真っ青に近く、その中に佇む海底遺跡は神秘的な姿を私達に見せてくれます。是非ダイビングでこの感動を直接目で見て感じましょう。 この写真の記事を見る ≫
与那国島までは、石垣島から飛行機で約35分、沖縄本島の那覇からは約1時間30分ほどで行くことができます。日本最西端の地であり、断崖絶壁が多い荒々しい地形であることから、他の沖縄の離島とはちょっと違う雰囲気も感じられますが、それがまた魅力でもあります。
そして、ドラマ好きでロケ地巡りが趣味の方にもおすすめ。『Dr.コトー診療所』のロケ地のメインである診療所は与那国島一の観光スポットでもあり、島内には他のロケ地も点在。島は一周30kmほどなので、車で回れば3〜4時間でほとんど見ることができますよ。
人気ドラマのロケ地、奇岩、ヨナグニウマ、海底遺跡・・・と小さな島ながらも魅力いっぱいの観光地が点在する与那国島。
今回の記事をご参考に、是非日本最西端の地、与那国島を訪れてみてくださいね。
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(2025/1/18更新)
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