そろそろダイエットしようかな・・・と思っていたところ、嫁くんから登山OKをもらえたので行先を考えることに。
ふむふむ、本格的な登山は2年ぶりだけど百名山の白山に行こうかな?
それとも初心者にピッタリな鞍掛山にいこうか・・・とりあえず明日は早起きだ!
と、思ってたのですが、普通に9時起床でした。
眠気って最大の敵ですね。トホホ
息子と一緒に獅子吼山で登山
朝の4時に目覚ましつけてたんだけどなぁ・・・無意識で止めてたみたい。
達人が無意識で技を繰り返すように、僕は無意識で目覚ましを止めれるように。なんて話はどうでもよいか。
せっかくなので息子と登山
行先は僕のホームタウンだった低山、ここなら何十回も登ってるので子連れでも安心。
ご飯ポイントまで50分程度、遅い目覚めでしたがこれならすぐ帰ってこれる。
寒いかもしれないので息子は長袖を装備。
マットはオムツ交換用です。座る時に座布団にもなるので便利ですよ。
使ってるキャリアーはオスプレイのポコプレミアム。
さぁ、さっそく登ってみたいと思います。
15キロ近いザックは死ぬほどこたえた
無謀でした。全然運動してなかった体、足の筋肉不足、体重増加。
登ってすぐ「これやべぇ・・・」となりました。
「帰りたい、でもせっかくだから」
そう思いながら足を進めますが呼吸が続かない。
なんど足が止まったことか、汗もポタポタ。
でも、男ならやらねば!
水を飲みつつ、呼吸整えて進みます。
登山を開始して5分で呼吸を整えます。
それが僕のルーティーン、脈を図り、鼓動が落ち着くのを待つ。
エンジンが高回転モードに切り替わったところでまた歩を進める。
これで登山が大分楽になります。
膝サポーターを装備。ふだんは下りでしか使いませんが、念のため登りでも使用。
もう年ですからね・・・
昔と比べて倒木が多い。
腰をかがめて通る倒木もあったり、足腰にくるので勘弁してもらいたい。
足の弱い僕にとって大切な相棒、トレッキングポール。本来なら手袋をしますが行方不明なので素手です。
4時間ほどの登山になるとグローブは断然あった方がいい。
ただし、ノンフィンガータイプのグローブを選びましょう。指無しです。
暑いってのもありますが、滑落時に素手の方が滑りにくいからです。
爪が剥がれても生き残る、そのためのノンフィンガー。(皮が上部なら素手でよいのですが)
ピース
ここで一旦休憩。
やっぱ重かったよ。。。言い訳ですが、通常の軽登山なら重くて10キロ、今回は息子の体重だけで10キロオーバー、今回は重いから疲れるのは当然なのです。うむうむ。
ザックが軽くなったらいけるやん!
息子、解放!
自然の中を歩く息子。
緑がいいですな~。ザックも軽くてこりゃいいや。
息子が気にしてたドングリ。あら可愛い。
この後、なんどもドングリに苦しめられるハメに・・・
息子の汗をチェックしながら歩きます。
もちろん小まめに水分補給してもらいます。
苦戦しながら登ってます。
ここは壁に囲まれた登山道なので滑落する危険が少ない。危ない場所も少しあるけど。
親子登山で亡くなってる事故もあるからね、そこだけは注意です。
しかし、歩けるんだなー。
こんなにも歩けるようになったなんて。
ちょっと驚きというか感動というか。
知らなかったなぁ。しっかり登山してるじゃん。
ちょっとだけ展望が良い箇所もあります。
ほとんど木々に囲まれている山なので嬉しい。
息子、ブラックダイヤモンドのストックに目覚める
たまに息子が滑落しないようストックで壁を作りつつ歩いてたのですが、どうも興味を持たれたらしくストックを渡さないと歩かなくなってしまいました。
仕方ない・・・絶対に投げ捨てないでくれよ。。。
2歳児のダブルストック!
さぁ、気がすんだろう?返しておくれ。
倒木またも。
疲れるんだよね、歩調を乱すので。
ストックボッシュート!
が、その後へそ曲げて歩かなくなったので1本だけ渡しました。
高い杖だぜ、頼むぜ相棒!
ニッコニコの笑顔よ!
先へ進む隊長一家
お腹もすいたので先を急ぎます。
この後は嫁くんとの用事があるのでのんびりしてらんない。
あら、光の中を歩いて綺麗な写真撮れました。
息子の写真ばかりでごめんね^^;
カッコいい。男の子って絵になるなぁ。
アニメが少年少女ばかりなのも納得です。
飯スポットへ
日がけっこう暑いので上着を脱がせます。
スポーツウェアを買わなきゃダメかな。。。
ストックで岩を突っつく息子。
色んな物に興味を持っていいことです。
やっぱ子供達が主人公だわ、この世界の。
休憩です。
山っていいなぁ、なんかいいなぁ。
ドングリの罠
息子1人たったか歩いているけど、写真ほど遠くないのでご安心を。
広角の写真だから距離があるように見えるだけです。
息子が何か見てるなーと思ったら・・・
何してる???
よくよく見るとドングリを潰してる。。。
わしも杖をそんな使い方する人初めてだよ。
歩いてると何かに気づく。
またもドングリよ!
ドングリ・・・
ドングリ・・・
またもドングリェ・・・
いっこうに進まねぇぇぇ!!
こうもドングリに夢中になるとは想定外。いらぬタイムロスです。
もはやドングリ戦士だ。
飯タイム
お腹ペコペコです。
さっそく飯の支度。
今回は軽量化するためガスバーナーを使う予定でしたが行方不明に。
おっかしーなー、どこに行ったんだろ?
ガスバーナーは2つあるのに全部消えた。
仕方ないので重いホワイトガソリンのバーナーを使うとします。
とりあえずお湯を沸かします。
バーナーは僕の愛用ドラゴンフライ。五徳が大きく、登山バーナーでは珍しいトロ火が使える料理向けバーナーです。
登山後のコーンスープ。御馳走です。
疲れた体が癒されます。
使用するコップはククサという名前です。アウトドア好きなら宝物のようなコップ。
ほら、なんだか絵になる。
さて、次は僕のご飯を作ります。
チャーハンを作る予定でしたがご飯を車に忘れるという失態。
残念です。。。ツナ缶持ってきたのに。
おかず代わりのウィンナーが主食になるとは。
くぅー!お腹減ってるのに。
はわわわわああああああ!
時間よ戻れ。
気にせず食べます。
割れ目からチーズがあふれ出くるソーセージです。
なんか、エロいね。青少年が見るブログなので、ちょっとエロも必要かと。
息子の足が大惨事やん!
ひっつき虫たくさん。。。あああああ、仕事が増える。
下山します
さて、獅子吼の山はゴンドラがあるのでそこを目指します。
20分か30分ほど歩けば到着です。
ただ、50分でこれる飯スポットに倍の時間がかかってますからね。
ちょっと急ぎで帰りましょう。
息子をベビーキャリアに乗せて歩き始めます。
空をパラグライダーが飛んでます。
僕達は地面を這っているのに優雅なものです。
稜線を歩くので唯一気持ちのいい登山道です。
最高だなほんとに!
こんな気持ちのいい気分、下界ではそうありません。
辛い思いをしたからこそ手に入る世界、登山って良いでしょう?
空が広い、山で見る空は最高に広い。
息子と指をさしてパラグライダーを見ます。
大きくなってもこうして同じ空を見ていた事を覚えておいてほしい。
人工物が見えてきました。
僕達の登山もそろそろ終焉です。
おつかれさん息子。
暇つぶしにススキを持たせて歩きました。ふるまわして遊んでます。
自動で走る車を興味深げに見てます。
たくさん走ってたよ。意外と山頂は家族連れが多く、人気スポットな感じ。
ほら、また車がきた。
空を飛んでたり地面走ったり、面白いな獅子吼は。
やっぱススキは日本の原風景を思い起こさせる。
いいなぁ。石川の景色もけっこういいでしょ?^-^
お、ちょうど飛んでる。
お、走ってる走ってる。
楽しいだろうね。
あいつは鳥になったのさ・・・・
さて、隊長一家はゴンドラへ。
息子は初めてかな?
さぁ帰ろう。
今日は疲れたね~。
外はたくさんのパラグライダー。
空から見える景色はどんなだろうね。
登山家以上のファンタジーを楽しんでるのかも?いやいや、登山家はどんな景色だって見れる、彼らの見てない山だってたくさんだよ。
かくして、親子2人での登山は無事終了。
必要以上に疲れましたよ。もっと体力をつけなくては。
そろそろ、痩せちゃおっかな☆キュピーン
肉を落とすだけで3キロ軽くなりますからね。
登山家にとって3キロ軽くなるなんてすごいことだから。
サンダルに履き替え、これにて終了!
今回の道具
登山用ベビーキャリア
新型が出てますね。
自立して乗せやすいです。機能盛りだくさん、あと通気性も良さそう。
サンシェードも標準でついているのでオススメです。
ドラゴンフライ
隊長愛用のバーナー。トロ火が可能な料理向けの高品質バーナーです。
ちなみにMSRブランドのバーナーはどれも性能がいい!
使ってカッコいいってのは登山家にとって大切なことです。
ククサのコップ
アウトドア好きならきっと憧れるククサのコップです。
メンテをしないとカビが生えることもありますが、そこが愛おしい。
口当たりがよく、コーヒーが美味しく飲めます。育てるコップ!
ユミフレームのミニロースター
使い道たくさんの網です。お餅やパンも焼けます。
かまぼこを焼くのもいい。
ちなみにメッシュの部分をチタンクッカーの下に敷くことでクッカー全体を温めることができます。使い方色々のオススメアイテムです。
リッジレストのマット
使ってるロールタイプが見つからなかったけど似たタイプです。
こちらはシルバーがつけられており地面からの冷気を遮断する最先端のマット。
子供と登るには必須です。オムツ交換、気分転換、座布団、利用方法はたくさん。
これがあれば膝の痛みサヨナラ、高機能サポーター
これがあれば膝の痛みとバイバイです。
下山時にぴょんぴょん岩から岩へ飛びながら降りれます。
走って降りても痛くなりません。最高!
ブラックダイヤモンドのトレッキングポール
コスパのよいトレッキングポールです。ショック付きで手が疲れません。
こちらに纏めてあります。