こんにちは、隊長です。
みなさん登山してますか?
山はいいですよ〜、空が近くて景色も最高で空気も新鮮。
だけどね、道具より何より体力が必要なんですよね。
今回は効果のあった登山トレーニング方法と、あまり効果を実感できなかったトレーニングについて書いていきます。
登山でバテない身体作り
みなさんは登山トレーニングをしてますか?
僕はもともと体力がなく、すぐにバテて足をひっぱるタイプでした。
しかし色んなトレーニングを試した結果、メチャクチャ効果のあるトレーニングを発見したのです。
し・か・も、
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お金をかけずに登山でバテない体になるなんて最高じゃないですか?
登山で鍛えたいと考えてるあなた!
是非このトレーニング方法を試してみてください。
ちなみに隊長はこんなタイプです。
- 運動オンチですぐバテる
- マラソン大会とか最後尾の人
- 膝が弱く、下山で膝が爆発する
とくに膝の痛みには悩まされました。
そんな僕でも他人のザック3人分を余分に担ぎながら登山できるまで成長しました。
まぁ、半分気合いとやせ我慢でしたけど。
効果のあった脚力トレーニング
結論から先に書きます。
超スローなランニングです。
何種類か試した結果、このトレーニングが一番効果ありました。
ほんと遅いので恥ずかしいけど(^_^;)
どんな感じか説明したいのですが、せっかくなので効果を実感できなかったトレーニングを以下に書いていきます。
登山に効果のなかったトレーニング一覧
ひたすら登山
山を登ってると一度はこの言葉を耳にするのではないでしょうか?
『登山の筋肉は登山で鍛える』
これね、信じてましたよ。
でもぜんぜんダメだった、毎週登山してたけどなにも体力つかない。
そもそも会社員の登山家はいけて週に1回、もしくは2回。
週一のトレーニングでそんな体力つきませんって。
登山で登山筋を鍛えるのは辞めておきましょう。
もちろんダイエットにも不向きですからね、登山は。
登山をはしご
ちょっと遠くの低山(登り時間1.5h程度)に登った後、僕のホームタウンである山に移動し登山してました。つまり、1日で2つの山を登ります。
気持ち的にはトレーニングだー!と盛り上がってたのですが、疲れるわりに体力増強はしませんでした。
ザックに15kg背負って登山
2Lサイズの水筒を何本もザックに入れて登山しました。
が、あまりにも肩がいたく、途中で水を捨てるハメに。
自分の無意味な行動に悲しくなった記憶があります。
人はあまりにも重い物を背負って登山すると、吐き気が止まらなくなると知りました。
自転車を一生懸命こぐ
自転車で鍛えられる筋肉、膝の上あたりは登山でも使う筋肉だそうです。
これだ!と思いママチャリを一生懸命こいでましたが、疲れるだけで体力は付きませんでした。運行距離もあまり伸びず。。。
これがロードバイクなら効果があるのかもしれません。
ちなみにダイエットの時には効果ありました。
筋トレ・ジム
会員だったので足を集中的に鍛えましたがバテるのは変わらず。
瞬発力のある筋肉はつくかもしれませんが、持久力は全然つきませんね。
そもそも室内でする運動は景色が変わらないのですぐ飽きます。
ジム自体が向いてないのかも。
ランニング
毎日ランニングしてると距離が次第に伸び、成長したような感覚になります。
が、登山が楽になったかと言うと別に変わりませんでした。
ランニングはランニング、登山とはまた別物のようです。
(トレランするなら効果はありそうと思い試しましたが、山の凸凹道を走るのは難易度が高すぎた)
そうそう、ランニングは膝が痛みだしたので辞めました。
膝が弱い人にはオススメしません。
ノルディックウォーキング
杖を両手に持って歩くノルディックウォーキングはすごく歩ける!
びっくりする距離を歩けるよ、余裕で。
でもこれはダイエット向けでした。痩せたい人には超オススメですが登山とはちょっと違う。
関連リンク:登山家の厳選!2018年トレッキングポールのおすすめ - たい焼き親子は空飛ぶ夢をみる
プール
泳げない僕でも25mを息継ぎ1回で泳ぎ切れるようになりました。
しかし水中ウォーキングしてるオバさん軍団の吐息が臭すぎて溺れたので辞めました。
水面をオバさんの息が漂ってるんだ。それを思うともう心折れた。
以上が僕の色々試した登山トレーニングです。
次に超スローランニングがどのように効果あったのか説明していきます。
超スローランニングで登山の脚力UP
このスローランニングは本当に良かった!
さっそく利点を書いていこう。
<スローランニングの利点>
- 登山で足が全然疲れない
- 頑張らない負荷なのでトレーニングを継続しやすい
- スタミナが確実に伸びていくことがわかった
- 膝への負担が少ない
こんな感じで始めるハードルがすごく低い!
苦痛なランニングと違い全然疲れないもん。
結果、体がどんどん健康的に強くなったよ。
僕は無理するとすぐ膝をやられて激痛がくるのですが、スローランニングは問題なし。
ただ、最初は膝サポーターを使ってトレーニングしてました。
膝が弱すぎる、すぐ痛くなる。体力がついてくると筋肉もついたらしく、サポーターは外したけどね。(筋肉がクッションになり膝を支えるそうです)
膝痛に効果大の膝サポーター
この膝サポータは本当に素晴らしく、下山で全然痛くならないので愛用してます。
登りは痛くならないんだよね、下山が地獄なだけで。なので下山時に装着。
最終的に登山仲間とうちの母と嫁くんにも購入。ウォーキングで足の痛い人にも効果大(母談)
膝軟骨向けにグルコサミン
こいつは効果があるのか不明ですが、軟骨によいと聞くグルコサミンを飲んでます。
グルコサミンの中でも一番効くらしいNアセチルグルコサミン。
なんでも吸収率が他のグルコサミンと違うとかウンタラカンタラ。詳しいことは知らないっす。
超スローランニングの準備と方法
- 運動靴
- ジャージとTシャツ
- 必要なら飲み物
- 汗拭くタオル
- 膝が弱い人はリガードの膝サポーター
これだけ。ぜーんぜんお金かからない。
まぁサポーターが必要な人はちょっと出費するけど。
そして超スローランニングの方法ですがいたって簡単。
超、超スロー!ほんとうに遅い、超スロー!
早歩きより遅くていい、そう、歩く速さで進んでもいい!
恥ずかしいよ、遅すぎて恥ずかしい。
僕は夜に走ってました。お墓ゾーンを走る時はちょっとスピード上げてました。
超スローランニングがなぜ登山に効いたのか?
わ、わかりません(^_^;)
でも継続しやすいってのが理由にあるかもね。
ぜんぜん疲れないからずっと走れる、毎日走れる。
おのずと体力がついてくる。
あと考えられるのが、足の動き。
ジョギングのような前へ前へと進む力ではなく、上へ上へと力が進むスロージョギング。この動きが太ももからふくらはぎ、足首などを鍛えてくれたのかと思います。
まぁ詳しい仕組みはわからない。
でもね、超スローランニングは効果があった!
全然疲れないし不安になる時もあるけど、
超スローランニングは登山で役に立った!
おかげで色んな山に登れて世界が広がったよ。
槍ヶ岳も楽々登れた、もっともっと進める気分だった。
これは運動ヘタで体力のなかった僕にとって革命的な出来事だったんだよ。
ぜひ試してみてほしい、超スローランニングを。
最後に
超スローランニングを続けていれば、持久力と登山に必要な脚力がつく!
これは実践して経験したからこそ自信をもって言えます。
遅すぎて人目が気になるけどね、ちょっと恥ずかしいけどね。
しかし、山でいつもより疲れてない自分に気付くでしょう。
そしてまだ見たことのない世界を見つけにいくのです。
いつか山で会いましょう。
隊長でした、ほんだば!