大正製薬の
サステナビリティ
大正製薬は、医薬品をはじめとする健康に関連する製品の提供を通じて、
100年以上にわたり、健康と美を願うすべての人々に寄り添ってきました。
皆さまから期待される社会的な責任や役割に真摯に応えていくことで、
企業と社会、それぞれのサステナビリティの実現を追求していきます。
「健康で豊かな暮らし」に
貢献するために
生活者の方々の健康と美に関するニーズは、病気になってからの治療だけではなく、病気にならないための予防や、日々の健康増進、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上など、多様化しています。大正製薬は、生活者のセルフメディケーションに貢献するOTC医薬品を中心としたさまざまな製品の提供により、健康で豊かな暮らしの実現に貢献していきます。
安心して大正製薬の商品をお使いいただくために、研究開発から製造、販売にいたるまで、関連した法規制を遵守し、製品の有効性・安全性・品質の信頼性確保を最優先で取り組んでいます。
厳格な品質管理による生産体制
現在、大正製薬は海外子会社を通して世界80カ国以上に事業を展開しています。
そのなかには、医薬品の流通が十分に整っていない国、セルフメディケーションの考え方が普及していない国もあります。そうした国々で、商品を提供するのにとどまらず、ストリートドラッグ対策や、健康増進プログラムの実施、現地の人への啓発活動など、健康で豊かな暮らしに貢献する取り組みを行っています。
偽造医薬品によるストリートドラッグ問題へ対応
リポビタンの売上の一部を
健康増進基金に寄付
社会から支持される企業で
あるために
人々のワークスタイルやライフスタイルの変化に応え、大正製薬は組織のダイバーシティ&インクルージョンに取り組み、性別や国籍等による属性や価値観の異なる多様な人材が力を発揮できる環境づくりを進めています。
女性の活躍推進
シニア人材の活用
グローバル人材の登用
気候変動や資源枯渇、生物多様性の毀損といった環境課題の顕在化にともなって、消費者の環境への意識が高まっています。
大正製薬では、環境問題を企業活動における重要課題のひとつと位置付け、省資源、二酸化炭素排出量の削減に加え、大気汚染・水質汚濁防止などの環境負荷低減に取り組んでいます。
環境にもこだわる「リポビタン」
主な再資源化内容
100mL瓶を
10g軽量化
100万本あたりのCO2排出量を3%削減、
廃棄物量を3.5トン削減(岡山工場の場合)
10本箱の段ボール製
中仕切りを廃止
100万本あたり紙資源
約735kg削減
ラベルの
紙くず
トイレットペーパー
としてリサイクル
アルミキャップ
などの非鉄金属
アルミ地金に
再資源化
大正製薬では、将来の人々の健康と美に貢献するための取り組みにも力を入れています。「生命科学関連研究への支援」「セルフメディケーションの浸透」「スポーツの振興」などを通じて、生活者の方々の「健康で豊かな暮らし」への実現に取り組んでいます。
財団を通じて
ライフサイエンスの未来を支援
1985年、故上原正吉の足跡を記念するとともに、大正製薬創業70周年記念事業として、上原記念生命科学財団を設立しました。生命科学研究に従事する方々に対して、研究助成(助成金贈呈)、海外留学助成、功績を挙げられた方への褒賞(上原賞)、国際シンポジウムの開催などを行うことで、ライフサイエンスの未来を応援しています。
スポーツを通じて、
多くの人々を健康に
スポーツは人々の健康な体と健全な心の育成につながると考え、スポーツ文化の発展を支援しています。
なかでもラグビー日本代表との関係は深く、2001年よりオフィシャルスポンサーとして協賛。2020年からはラグビー日本代表トップパートナーとなり、協賛を開始してから20年が経過した今もなお、日本ラグビーのさらなる発展に向けたサポートを行っています。