こんにちは。
ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。
コロナでの規制が緩和されていろんなイベントが復活してきました。
その中で、当ショップの近くのお店が一同にワークショップを開催する「まちゼミ」も復活します。
前回の出店の様子がどうだったか調べていたら、なんと記事にしていなかったことが発覚…。
あらためて、和紙ラボTOKYOでは何を開催したかをご紹介します。
得する街のゼミナール、略して〝まちゼミ〟とはお店の方が講師となり、プロならではの専門的な知識や情報、コツ、また趣味の楽しみなどを無料で受講者(お客様)にお伝えする少人数制(2~7人)のゼミです。
(まちゼミサイトより参照)
ショップがある御徒町・鳥越地区は、「台東南部まちゼミ」になります。
詳細はこちら
2023年現在は、台東鳥越まちゼミと名称を変更しています。
2020年1月~2月にかけてスタートしました。
残念ながらコロナ感染の影響で2月後半は中止となってしまいました…。
当ショップはぎりぎり開催することができました。
ワークショップ内容は以下の通りに決定!
まずは、日程が先の和紙作りデモンストレーションからスタート
小さな店なので、できるだけ見やすいように配置を移動。
これでお客様を出迎えます。(今回は2回実演をします)
他のお店とはかぶらないので貴重に思っていただけると嬉しいです。
まずは、和紙がどうやって作られているかを説明しながら、実際に和紙作りを披露します。
参加者の皆さんは初めて見た方も多く、一つ一つの工程を興味深く見てくださいました。
実演では、薄い和紙を漉(す)くところを見て頂きました。
じっと見られるとこちらも緊張します(;^_^A
実演はここまで。
本来は、プログラムにはないことでしたがせっかく見て頂いたので実際に和紙すきを体験して作って頂くことにしました。
薄い和紙を漉くのは技術が必要になるので、通常のワークショップでもやっている厚みのある和紙を漉く方法で作って頂きます。
今回は、名刺サイズを参加者が交互に漉いていきます。
漉いた和紙にそれぞれ自由にカラフルな和紙を飾って頂きます。
皆さん、ワクワクしながらデコレーションしてましたよ。
機械で乾燥し、完成したのがこちら。
皆さん、思いがけずに和紙カードが作れて満足されたご様子。
さて、2回目も同様に実演した後に和紙漉きを体験頂きました。
原料も実際に見て、少し触って頂くことも可能にしてました。
落とさないようにしっかり持っていただいて、私がサポートするので、キレイに漉くことができました。
あーでもない、こーでもない、どれにしようかな~っと長い時間をかけて飾り付けをされています。
機械を使用して乾燥させるので、約15分も経過すればお持ち帰りできるようにしています。
皆さん、初めて会った方々なのに和気あいあいとおしゃべりしながら自分の作品を作られていました。
(ここら辺で手すき和紙が作れるところはないので、貴重に思っていただけたかも)
またチャンスがありましたら実演も紹介したいと思います。
2日目は、水引結び。
水引って何?と思われるかも方も少なくないはず。
芯が和紙でできている紙紐で、そこに絹糸や色紙、フィルムなどが巻いています。
ご祝儀袋に飾られてものと言うと大体の人は分かるのでは。
その紐を使ってアクセサリーを作るワークショップですよ。
結びの基本でもある「あわじ結び」をストラップかネックレスにしていく内容です。
初心者でもお子さんでも参加できるようにしました。
募集したらすぐに問合せを頂き、関心度が高いのが分かりました。
今回は、幅広い年代の方々はお申込みいただきました。
親子での参加もいらっしゃいました。
みなさん、水引結びは初めてということでした。
まずは、好きな水引を選んで頂きます。
ここからもうワクワクするところですね。
決められた色ではなく、自分の好きな色の水引で作れるとより一層想い出深い作品になります。
まずは、1本であわじ結びからスタートして徐々に本数を増やして完成させます。
みなさん、最初は戸惑うこともありましたが、徐々になれてきれいに仕上げていきました。
ほとんどがネックレスをチョイス。
出来上がりに皆さん満足げなご様子。
早速首につけていらっしゃる方もいました。
これを機会にどんどん水引に興味を持って頂けると嬉しいです。
2020年はショップオープンしてすぐの開催だったり、途中海外の展示会参加などもあってお申込みを受けれなかった方もいらっしゃいます。
あれから年月が過ぎ、当方も対応できる幅が広がったと思います。
また、強い相棒の看板猫もおりますしね。
さて、2023年は9月9日、10日の土日に開催することが決定しました。
近隣の方々だけでなく、いろんな人にこのイベントをきっかけに興味を持って頂けましたらうれしいです。
何を開催するかは後日お知らせします。
なお、和紙ラボTOKYOは通常もワークショップは開催中。
手すき和紙作りワークショップの詳細はこちら
水引結びはストラップなどを作るワークショップがありますよ。
どちらもご興味がありましたらお気軽にお問合せ願います。