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今年も和紙ラボTOKYOは台東鳥越まちゼミに出店!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

今年も昨年に引き続き、台東鳥越まちゼミに出店します。

昨年は、コロナ感染の影響が大きくトホホな状態でした。

さて、台東鳥越まちゼミとはどういうイベントか、また当ショップでは何をやるかをご紹介していきます。


 

~台東鳥越まちゼミとは?~

台東鳥越まちゼミ

店主が講師となってプロならではの専門的な知識や情報、コツ、または趣味の楽しみ方などを受講者の方にお伝えするゼミ(ワークショップ)です。

今回は、2023年9月9日、10日の2日間開催されます。

テーマは、「したまちで江戸を知る」

詳細はこちら

machizemitaitou.jimdofree.com

youtu.be

和紙ラボTOKYOは2つのコラボワークショップをご用意しました。

 

~江戸の香り体験~

仏壇あとうさまとのコラボワークショップです。

平安時代から続く「お香」。

今回作れるのは、手紙やかばんなどに入れて楽しめる「文香(ふみこう)」です。

貴族だけが楽しむ「お香」でしたが、江戸時代になると庶民や、大奥でもたしなみとして流行したそうな。

お着物好きの方は、そっと小袖の中に入れて香を楽しむこともできますよ。

是非、江戸時代からブームになった香りを体験してみてはいかがですか。

文香

◎最初は、 あとう仏壇製作所さまにてお香のお話や江戸時代の仏壇や線香などのお話を伺います。

仏壇あとう店

ショップまでの行き方はこちらをご覧ください。

atou.co.jp

◎お好きな香りのお線香を選んだ後に和紙ラボTOKYOに移動して、好きな型紙を選んで手すき和紙に型染め(ステンシル)して作っていきます。

手すき和紙に型染め

それぞれの文様の意味なども簡単にご説明しながらオリジナルの文香を作っていきます。

青海波文様の文香

とても簡単に作れますので、どなたでもご参加頂けます。

お申込み先はこちら

shop.thewashi.tokyo

日程はこちら
2023年9月9日(土)13:00~13:50 定員4名
2023年9月9日(土)15:00~15:50 定員4名

参加費は、1,500円になります。

 

~江戸庶民が食べていた珍料理~元祖お好み焼きと食す和紙~~

お好み焼き屋の道草さまとのコラボワークショップです。

江戸時代に和紙が食べられていたことをご存じですか?

その名前は、「目くり餅(めくりもち)」

江戸時代後期に出版された「料理珍味集」にも記載されています。

節約メシとして当時も話題だったそうな。

そもそも和紙は植物の木の皮から作られていています。

食物繊維たっぷりのこの団子を今回初再現して汁物として皆様に振る舞わせていただきます。

(代用として和紙の繊維ととても似ている芋がらを使用しますので、ご安心ください)

元祖お好み焼きと共に江戸時代にタイムスリップしてみませんか。

なんとお好み焼きと有名な和菓子〇〇は同じルーツだった!

是非、お好み焼きヒストリーもお楽しみに。

目くり餅の再現

◎最初は、 和紙ラボTOKYOに集合し、和紙がどんな植物から作られているかを実際の木を見ながら説明します。

お天気によりけりですが、基本的に外で説明します。

(看板猫のかみちゃんはお留守番です)

◎道草さまのショップに移動し、目くり餅の汁物を試食していただきます。

目くり餅の和紙団子

他にもご紹介しようと思っているものがありますので、お楽しみに。

◎元祖お好み焼きもご試食頂けます。

元祖お好み焼き

こちらもなかなかお目にかからない逸品です。

是非そちらもお楽しみください。

お好み焼き屋道草

お店の詳細はこちらをご覧ください。

tabelog.com

めったに食すことができない珍料理ですので、この機会をお見逃しなく。

日程はこちら
2023年9月9日(土)12:00~12:50 定員6名

参加費は、1,200円になります。

 

~最後に~

文香作りは10日以降も和紙ラボTOKYO単独でワークショップを開催しておりますので、どうしてもこの日程では都合がつかないけど作ってみたいという方はぜひお申込みくださいませ。

どの店舗さまも江戸に関する貴重なお話や実演などが開催されますので、そちらもぜひチェックしてみてください。

ご来店をかみちゃんと共に心よりお待ちしております。



 

 

#workshop #washi #washilabotokyo #handmadekit #traditional #taito #okachimachi #machizemi #japanesepaper

 

 

今年も和紙ラボTOKYOはモノマチ2023に出店!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

今年も昨年に引き続き、モノマチに出店します。

昨年は、予想以上の人数が集まり、ワンオペ状態で必死でした(;^_^A

さて、モノマチとはどういうイベントか、また当ショップでは何をやるかをご紹介していきます。


 

~モノマチとは?~

古くから製造/卸の集積地としての歴史をもつ

東京都台東区南部エリア(御徒町~蔵前~ 浅草橋にかけての2km四方の地域)を

歩きながら、「町」と「モノづくり」の魅力に触れていただくイベントです。

今回は、2023年5月26日、27日、28日の3日間開催されます。

詳細はこちら

2023.monomachi.com

当ショップは、東上野・元浅草・台東エリアのWESTになります。

今年は2つのワークショップをご用意しました。

 

~簡単!水引あわじ結びと看板猫かみちゃん和紙のバッグチャームWS~

当ショップの看板猫である「かみちゃん」のイラストが入った和紙チャームと水引結びを組み合わせたバッグチャームです。

看板猫かみちゃんと水引和紙バッグチャーム

かみちゃんの詳細はこちらをご覧ください。

www.tokyowashi.com

水引あわじ結びと看板猫かみちゃん和紙のバッグチャーム

好きな水引と3色のかみちゃん和紙チャームを選んで、あなただけのオリジナルが作れます!

◎基本であるあわじ結びをお伝えします。

水引あわじ結び

初めての方でも結べるように1本からお伝えします。

◎かみちゃんのいろんな表情を和紙チャームは3色から選べます。
くるみボタンは、MiSuZuYaさんが仕上げてくださいました。(コラボ)

kurumibutton.tokyo

和紙クルミボタン

雨などに濡れても破けない加工をしていますので、ご安心ください。
和紙の特性を活かして風合いや優しさを表現し、手作り感がふんだんに詰まったボリューム感のあるチャームになります。

◎今回はバッグチャームが作れます
チェーンもシーウェルさんにてオーダーメイドで作りました。(コラボ)

www.c-well.net

完成したらすぐにバッグに装着していただけると嬉しいです。

予約優先ですが、お席があれば当日参加も可能です。(参加費は2,200円)

お申込み先

shop.thewashi.tokyo

ワークショップの流れはこんな感じです。


www.youtube.com

※なお、小学生高学年からの参加となります。

 

~天然ガーゼ入りの和紙カードを作ろう~

昨年に引き続き、今年も開催しますよ。

天然ガーゼのやさしいガーゼ オブラブさまとのコラボワークショップです。

オブラブさまのHP

天然ガーゼの端切れをオブラブさんで購入頂き、それを当ショップに持ってきていただけるとミックスした和紙ポストカードが作れるワークショップです。

その場で機械で乾燥させるので当日お持ち帰りできます。

(多少時間がかかり、他のワークショップも同時に開催しているため、後程取りに来ていただく可能性もあります)

1枚1,200円で体験、予約なしで体験いただけますよ。

ワークショップの流れはこんな感じです。


www.youtube.com

まずは、オブラブさんのショップにいらしてくださいね。

また、今回は27日、28日の土日はショップ向かいの町会会館にて開催します。

参加費をお支払いしましたら、そちらに移動していただきます。

こちらは、小さなお子さんでも参加可能ですので是非親子でご参加いただけると嬉しいです。

 

~最後に~

和紙ラボTOKYOの営業時間は以下の通りです。

5月26日(金)11:00~17:00

5月27日(土)10:00~18:00

5月28日(日)10:00~17:00

なお、空き状況などをお電話でお問合せされた場合、ワークショップ中などで取ることができない場合がある旨、あらかじめご了承ください。

今回は、町会会館が休憩スペースもかねておりますので、ぜひショップにおいで頂けますと嬉しいです。

 

マップはインフォメーションセンター(デザイナーズビレッジ)か各店舗で配布しておりますので、欲しい方は言ってくださいね。

GoogleMAPでも閲覧できます。

www.google.com

Googleアプリを立ち上げてチェックしてくださいませ。

一応今のところ、お天気は晴れの予報ですね。

遊びにいらっしゃる方は是非、体調に十分に気を付けてくださいませ。

みんなで気を付けて楽しい3日間にしていきましょう!


ご来店をかみちゃんと共に心よりお待ちしております。



 

 

#workshop #washi #washilabotokyo #handmadekit #traditional #taito #okachimachi #monomachi #Mizuhiki #monomachi2023

 

 

 

2020年2月台東区御徒町のまちゼミに初参加!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

コロナでの規制が緩和されていろんなイベントが復活してきました。

その中で、当ショップの近くのお店が一同にワークショップを開催する「まちゼミ」も復活します。

前回の出店の様子がどうだったか調べていたら、なんと記事にしていなかったことが発覚…。

あらためて、和紙ラボTOKYOでは何を開催したかをご紹介します。

 

~まちゼミって?~

得する街のゼミナール、略して〝まちゼミ〟とはお店の方が講師となり、プロならではの専門的な知識や情報、コツ、また趣味の楽しみなどを無料で受講者(お客様)にお伝えする少人数制(2~7人)のゼミです。

(まちゼミサイトより参照)

ショップがある御徒町・鳥越地区は、「台東南部まちゼミ」になります。

詳細はこちら

machizemitaitou.jimdofree.com

2023年現在は、台東鳥越まちゼミと名称を変更しています。

2020年1月~2月にかけてスタートしました。

台東鳥越まちゼミ

残念ながらコロナ感染の影響で2月後半は中止となってしまいました…。

当ショップはぎりぎり開催することができました。

ワークショップ内容は以下の通りに決定!

 

~和紙作りデモンストレーション~

まずは、日程が先の和紙作りデモンストレーションからスタート

和紙ラボTOKYOショップ内

小さな店なので、できるだけ見やすいように配置を移動。

これでお客様を出迎えます。(今回は2回実演をします)

他のお店とはかぶらないので貴重に思っていただけると嬉しいです。

手すき和紙実演1

まずは、和紙がどうやって作られているかを説明しながら、実際に和紙作りを披露します。

参加者の皆さんは初めて見た方も多く、一つ一つの工程を興味深く見てくださいました。

和紙すき実演

実演では、薄い和紙を漉(す)くところを見て頂きました。

じっと見られるとこちらも緊張します(;^_^A

実演はここまで。

本来は、プログラムにはないことでしたがせっかく見て頂いたので実際に和紙すきを体験して作って頂くことにしました。

薄い和紙を漉くのは技術が必要になるので、通常のワークショップでもやっている厚みのある和紙を漉く方法で作って頂きます。

今回は、名刺サイズを参加者が交互に漉いていきます。

漉いた和紙にそれぞれ自由にカラフルな和紙を飾って頂きます。

皆さん、ワクワクしながらデコレーションしてましたよ。

機械で乾燥し、完成したのがこちら。

皆さん、思いがけずに和紙カードが作れて満足されたご様子。

さて、2回目も同様に実演した後に和紙漉きを体験頂きました。

原料も実際に見て、少し触って頂くことも可能にしてました。

落とさないようにしっかり持っていただいて、私がサポートするので、キレイに漉くことができました。

あーでもない、こーでもない、どれにしようかな~っと長い時間をかけて飾り付けをされています。

機械を使用して乾燥させるので、約15分も経過すればお持ち帰りできるようにしています。

皆さん、初めて会った方々なのに和気あいあいとおしゃべりしながら自分の作品を作られていました。

(ここら辺で手すき和紙が作れるところはないので、貴重に思っていただけたかも)

またチャンスがありましたら実演も紹介したいと思います。

 

~水引結びワークショップ~

2日目は、水引結び。

水引って何?と思われるかも方も少なくないはず。

芯が和紙でできている紙紐で、そこに絹糸や色紙、フィルムなどが巻いています。

ご祝儀袋に飾られてものと言うと大体の人は分かるのでは。

その紐を使ってアクセサリーを作るワークショップですよ。

結びの基本でもある「あわじ結び」をストラップかネックレスにしていく内容です。

初心者でもお子さんでも参加できるようにしました。

水引あわじ結び参考作品

募集したらすぐに問合せを頂き、関心度が高いのが分かりました。

今回は、幅広い年代の方々はお申込みいただきました。

親子での参加もいらっしゃいました。

みなさん、水引結びは初めてということでした。

まずは、好きな水引を選んで頂きます。

ここからもうワクワクするところですね。

決められた色ではなく、自分の好きな色の水引で作れるとより一層想い出深い作品になります。

水引あわじ結びワークショップ

まずは、1本であわじ結びからスタートして徐々に本数を増やして完成させます。

みなさん、最初は戸惑うこともありましたが、徐々になれてきれいに仕上げていきました。

水引あわじ結びアクセサリー完成

ほとんどがネックレスをチョイス。

出来上がりに皆さん満足げなご様子。

早速首につけていらっしゃる方もいました。

これを機会にどんどん水引に興味を持って頂けると嬉しいです。

 

~まとめ~

2020年はショップオープンしてすぐの開催だったり、途中海外の展示会参加などもあってお申込みを受けれなかった方もいらっしゃいます。

あれから年月が過ぎ、当方も対応できる幅が広がったと思います。

また、強い相棒の看板猫もおりますしね。

看板猫かみちゃん

さて、2023年は9月9日、10日の土日に開催することが決定しました。

近隣の方々だけでなく、いろんな人にこのイベントをきっかけに興味を持って頂けましたらうれしいです。

何を開催するかは後日お知らせします。

 

なお、和紙ラボTOKYOは通常もワークショップは開催中。

手すき和紙作りワークショップの詳細はこちら

shop.thewashi.tokyo

水引結びはストラップなどを作るワークショップがありますよ。

shop.thewashi.tokyo

 

どちらもご興味がありましたらお気軽にお問合せ願います。

約2年ぶりの海外留学生向け和紙作りワークショップ開催

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

先月、海外の留学生向けに手すき和紙作りワークショップを開催しました。

過去私自身が海外に出向きワークショップを開催しましたが、来日されて当ショップでワークショップを開催するのは実は初めてです。

コロナ禍になり、外国人観光客などもパタリと消えてしまった約2年間。

ようやく規制も緩和されていろんな国の方々が日本に来ていただけるようになりました。

今後はインバウンド向けにどんどんワークショップを開催していきたいと思っていいます。

では、どんなふうにワークショップが展開されたかをご紹介します。

 

~今回は韓国人の留学生たちが参加~

「神田外語キャリアカレッジ」の生徒さんたちが参加されました。

彼らは、日本語でのスピーチコンテストで優秀な成績をとり選抜で日本に来日したそうです。

なので、私も日本語で説明できるのは安心でした。

(それでもあまりむずかしい言葉を使わないように意識しましたが、どこまで理解頂けたかは…(;^_^A)

実は、こちらの学校さまとは2年ぶりのワークショップ開催なんです。

前回は2020年12月でコロナ感染真っただ中だったため、オンラインで和紙に描かれた文様を紹介するセミナーでした。

詳細はこちら

thewashi.tokyo

非常に内容が好評だったということで、次回は実際に和紙作りを体験させたいというご要望で2年ぶりに今回実現することができました。

参加される学生たちも感染することなく予定通りの人数で体験できるのも今後に向けて一歩前進した想いです。

参加者は18名のため、当ショップでは入りきらないので、歩いて10歩のところにある町会会館を借りて開催しました。

和紙作りワークショップ設営完了

近いと何か取りに行くにも便利なので、今後もこちらの施設を借りて開催していきたいと考えています。

 

~いよいよワークショップスタート~

道具の数も限りがあるため、3人1グループに分かれてそれぞれの道具を共有して作っていきます。(今回は6グループ)

当ワークショップでは作った和紙を乾燥してお持ち帰りできるようにしています。

そのため、機械で乾燥させるのですが枚数が多いの時間がかかってしまいます。

そこで、先に和紙を漉く工程からスタート。

当日配布した資料と原料

効率よく進めていくため、すでに個包装された和紙原料を参加者全員に配布します。

(和紙の作り方資料は日本語と英語が記載されているので海外の方でもご理解いただけるようになっています)

ボウルに原料を入れて混ぜる

まず、1番目の人は水が入ったボウルに原料を入れて攪拌します。

今回、ご要望でお役目が終わったおみくじ入り和紙ということなので、クラッシュしたおみくじを混合した原料になっています。

みんな、ちょっとおっかなびっくりでかき混ぜていますよ。

なので、もっとリズミカルに原料がかき混ぜるようにと指導しました。

和紙作りに大事なネリの投入は私の方で廻っていきます。

粘り気が不思議そうに感じる人も中にはいました。

あまりここでかき混ぜてしまうとネリの効き目が弱くなるので、ほどよいところで漉きの工程に続きます。

ここで3人グループの役割が出てきます。

1番目の人は「簀桁(すげた)」という和紙を漉く道具を持って揺らします。

2番目の人は原料が入ったボウルをどんどん簀桁の道具の中に静かに流しいれていきます。(回数分けて)

3番目の人は、その作っている光景を写真撮影もしくは2人のサポートに回ります。

こうすれば、スムーズに工程が進んでいきますし、自分たちが作っている風景も写真に撮れて一石二鳥ですね。

今回は「流し込み漉き」という方法で和紙を作っています。

いかに揺らしながら均一な厚みに漉けるかがポイントになります。

これを順番に分担を変えて全員分漉いていきます。

おみくじを飾り付け

次は、先に配布しておいたお役目が終わったおみくじを飾り付けます。

お役目が終わったおみくじ入りは当方オリジナル和紙なので、とても貴重な和紙になると思います。

慎重に飾る人、思いつくままに飾る人などなど性格が出ますよ。

そして、ある程度水が切れたら道具から漉いた和紙を開けて圧搾するのは当方が請け負います。

ここをどんだけスムーズに進められるかがとても重要でした。

ボウルが空いた状態ですぐに撤収して、水を入れて次の人がすぐに原料を投入できるようにスタッフの連携をとりながら進めていきます。

簀桁が空けば次の人は漉きの工程まで進めることができるため、その間に当方としては乾燥機にセットする時間ができます。

1番目の人が漉き終わったら圧搾して乾燥、そして2番目、3番目も同様に進めていけたことでかなり時間を短縮することができました。

乾燥機は2台使用して熱がなるべく下がらないように注意しました。

 

~原料作りの実演~

2番目、3番目の和紙を乾燥させている間にどうやって和紙が作られるかの実演をしました。

事前に和紙について勉強された方も中にはいらして、こちらから質問してもお答えできる方も多かったです。

原料の表皮とり実演

生徒たちは着席して話を聞いて頂きます。

まずは、和紙原料の楮(こうぞ)の木皮を白皮にする「表皮とり」工程を実演。

使用した原料はショップ前で栽培したものを使用しています。

(つい2週間前くらいに刈り取ったものを使用、新鮮だとスルスル綺麗に剥けました。)

席が多い人には見えにくい部分もあるので、実際の原料を持って目の前で剥いて紹介、中にはどんな感じか触ってみたい人もいました。

白皮を煮る「煮熟(しゃじゅく)」工程やゴミや傷を取り除く「ちりとり」工程は口頭で説明し、次に繊維を細かくほぐす「打解(だかい)」工程を実演。

原料を叩く体験

ちょっと時間に余裕もあったので、参加者全員に軽く叩いていただくことにしました。

時間と費用に余裕があるならば、この原料作りも体験頂くことは可能です。

今回も表皮とり工程をゲーム方式で体験頂く予定でしたが、時間の都合上見せるだけとなりました。

配布した資料を見ながら説明を聞きながら皆さん和紙の知識を深めていかれました。

次に「浅草紙」について説明しました。

昔、使い古した和紙を再利用して作られる紙が浅草で産業として多く作られていました。

今でも使われる「冷やかし」は、この浅草紙が由来とも言われています。

数日後に浅草にも訪れるということだったので、和紙と浅草とつながりを説明させて頂きました。

詳細はこちらをご覧ください。

thewashi.tokyo

また、和紙は書くだけでなくいろんな用途で使われていることもご紹介。

幅広い可能性があることを知って頂けると嬉しいですね。

実演や話も終わってきたころに和紙も乾燥して完成しました。

皆さん、出来上がりに満足?されたご様子でした。

だれがどの和紙か分かるようにカタカナかひらがなでお名前を書いて頂きました。

みなさん、達筆でしたよ。(写真では個人情報になるため隠させて頂きました)

自分の和紙を持って記念写真

最後に自分の和紙作品を持って記念写真を撮らせて頂きました。

日本に来てよい想い出になってさらに和紙にも日本にも関心が高まるのを願うばかりです。

 

~最後に三毛猫兼招き猫を紹介~

ワークショップ最後には当ショップに立ち寄って頂き、うちの看板猫でもある「かみちゃん」を紹介。

正直、和紙よりもめちゃくちゃ皆さんの反応が良かったです。

韓国でも猫はたくさんいるけれど、三毛猫はいないらしいので日本を代表する猫種かもしれません。

そして、招き猫も日本独特のものです。

招き猫文様の説明

和紙(千代紙や友禅和紙)にも多く描かれています。

日本の風習でもあるので、人形ではなく実際の猫をモデルに説明させて頂きました。

かみちゃんが嫌がったらどうしようかと心配しましたが、ずっと一人留守番でさみしかったのか、はたまた寒かったのか嫌な抱っこでもずっと大人しくしていてくれました。

(大勢の人でびっくりしているかもしれないので、触れるのはなしでお願いしました)

これで、ワークショップ全体が終了しました。

 

~まとめ~

今回は、初の試みをたくさんさせて頂いたワークショップでした。

(町会会館の利用、看板猫の紹介、団体受け入れなど)

予定していた想定時間よりも30分も早く終わらせることができたのもオペレーションがうまくいった結果だと思います。(想定は2時間半でしたが、実際は約2時間)

当日、お手伝い頂いた当ショップスタッフ、そして今回の開催に向けて窓口になって頂き当日もお手伝い頂いた学校関係者の皆様、本当に感謝しております。

看板猫かみちゃんにもみんなに愛嬌ある姿を見せてくれたことも感謝です。

(ご褒美にごはん多めにあげました)

ちょっと反省点としては、もう少し留学生たちと交流ができれば、もっといろんな話題を紹介できたかもしれません。

また、なぜ和紙作りに関心を持ったのかを参加している人たちの率直な意見を聞いてみたかったです。

今後は改善していきたいと思っています。

さらにインバウンドのお客様にもどんどん対応できるようにこちらももっと準備や宣伝などを充実させていきたいと考えています。

 

ワークショップにご興味ありましたら、ぜひお問合せ頂ければ幸いです。

なお、手すき和紙作りワークショップの詳細はこちら

shop.thewashi.tokyo

ついに看板猫がテレビ番組初出演!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

本年もどうぞよろしくお願いします。

またまたテレビ出演させて頂きました。

(BS Japanext「名品モノづくり探訪」)

取材のオファーがくる際に必ず看板猫「かみちゃん」のアピールをしています。

今まで、撮影はされても放送までには至らず、悔しい想いをしておりました。

今回はやっと念願かなって紹介が放送されました。

どんな風にオファーがきて、どんな撮影をしていたかをご紹介します。

(当ショップの撮影条件なども明記しています)

 

~取材のオファーは昨年11月~

ちょうどTBSテレビの「ヒストリップ」に出演させて頂いた後にメールでお問合せを頂きました。

ヒストリップの撮影秘話はこちら

www.tokyowashi.com

不思議なもので、一つの番組に出演すると立て続けに取材のオファーを頂きます。

過去にBS-NHKの番組の撮影をしている中で日テレさんの番組からオファーがきたり、

ちょうどTBSさんのヒストリップ放送直後と同時位にフジテレビさんの生中継のオファーも頂きました。

こうやって記事にさせて頂いているのも効果があるのかもしれません。

今回はBS-Japanextさんで放送される「名品モノづくり探訪」という番組からのオファーでした。

www.bsjapanext.co.jp

BSチャンネルもいろんな局が開設したんですね。

(過去にBS吉本さんからも写真提供のオファーを頂いたことがありました)

大体の撮影では、実際に和紙作りをしている制作風景を撮影さえて頂きたいというものが多いです。

そこで、当ショップでは以下の提示をさせて頂いています。

1:和紙を作る場合は制作費を請求させていただきます。

(変わった和紙を準備する場合は事前準備代も含みます)

2:ショップの営業時間内で撮影をお願いしています(繁忙期は要相談で)

3:ショップが狭いため、少人数の撮影スタッフでいらしてください

4:何か物を移動する場合は必ず片付けを一緒にお手伝い願います

(基本的に1人運営のため)

5:写真や動画などの提供希望の場合はレンタル料金が発生します(金額は要相談)

6:撮影しているところを当方も写真を撮らせて頂き放送後に記事を書かせて頂きたい

以上を事前に了承いただいた番組に出演させて頂いています。

そして、今一番大事にしているのは看板猫の存在です。

看板猫のかみちゃん

看板猫かみちゃんのヒストリーはこちらをご覧ください。

www.tokyowashi.com

和紙屋の猫はとても珍しいと思いますし、いろんな方がこの猫さんを見るために足を止めて写真などを撮っています。

そのため、もっともっといろんな人に知って頂きたいというのが目下の希望なんです。

いままでの取材でもずっとアピールしてきたのですが、撮影をしても実際に放送ではカットということも多々ありました。

うちのお店にはなくてはならない存在なので、今回もここに来たエピソードをお話したら「是非」ということで紹介シーンを撮影していただけることになりました。

(打ち合わせ段階からこの猫さんのアピールをしていたのも効果があったと思います)

直接来店いただいての打ち合わせとメールでのやりとりの中で段取りや構成が決まっていった感じです。

過去はわりと放送日が近づいているから早くという感じでしたが、今回は少し余裕のある撮影日となって助かりました。

(11月はわりと当ショップでは繁忙期のため)

 

~いよいよ撮影~

12月中旬に撮影することになりました。

当日は風もなく晴れて助かりました。

過去に大雨の中撮影があったときは後片付けが大変でした…。

手すき和紙作り撮影準備

今回は和紙作りを順番に撮影していく流れです。(ワークショップとほぼ同じ準備)

打ち合わせの中でA4サイズの薄い和紙を作ることに決定したので、久しぶりに「流し漉き」工程をします。

(ワークショップでは、はがきサイズで「溜め漉き」をメインに指導するので)

看板猫「かみちゃん」もいつも通りおだやかで助かりました。

(いままでの撮影では鳴きっぱなしが多かったので)

ディレクターとカメラマンの2人で撮影は進めていきます。

テレビ局撮影1

テーブルなどの移動も少なく、撮影されるショップ側も通常通りで楽でした。

野菜入り和紙撮影

かみちゃんもずっと熟睡していて撮影の邪魔もせずにとてもいい子でした。

少人数だといつものことのように思えたのかもしれません。

流し漉きは原料を少なくしたため、ちょっと失敗してしまいましたが、なんとか綺麗に撮影していただきました(;^_^A

順調に進み、夕方には撮影が終了しました。

撮れなかった映像は後ほど前に私が撮っていた映像を提供することになります。

この際に、正式な放送日が決定し、2023年の1月29日となる旨を教えて頂きました。

(スタジオでの撮影は12月後半だったので、そこまではぎりぎりのスケジュールだったようです)

 

~いよいよ放送スタート~

 

先日の29日の18:30から番組はスタートしました。

名品モノづくり探訪タイトル

番組始まってすぐにショップの紹介が始まりました。

和紙ラボTOKYO登場シーン

今回もすっぴんで登場です(;^_^A

今思うと口紅は塗っておけばよかったと反省…。

(マスクしての撮影だと油断してました)

そして、ついに!

看板猫かみちゃん登場シーン

看板猫「かみちゃん」の紹介シーンが流れました。

テロップではカタカナですが、正式にはひらがなです。

(和紙屋の紙と福の神の神の二つの意味をもたせるためにひらがなにしました)

この猫さんはまったく緊張していなくて、眠たそうなお顔でした。

やっとお披露目できてうれしいです。

あっという間な紹介で、どんどん和紙作りに関してが続きます。

楮の皮の説明

まだ刈取りをしていなかったので、ショップ前で栽培している楮の木も紹介できました。

東京和紙の紹介シーンでは、こんな感じで撮影していました。

東京和紙撮影シーン

テーブルに黒布を敷いて蛍光灯は消してライト一つとカメラライトで撮影して和紙の風合いを映していました。

ちょうど夕方だったので、日差しもそんなに入らずちょうどよい光具合だったようです。

どこまでお分かりいただけたかは視聴者次第ですね。

お役目が終わったおみくじ入り手すき和紙

他にも当ショップオリジナルのおみくじ入り和紙や

野菜入り和紙クイズ

廃棄寸前の野菜入り和紙はスタジオでキャイーンさんたちがクイズ問題で盛り上がっていただきました。

これもスタジオ収録までに間に合わせるために急遽制作したものです。

(スーパーで安売りしていた野菜で初めて作ったものです。何かは放送をご覧くださいませ)

 

~まとめ~

約15分間も紹介していただき、和紙制作工程も丁寧に放送していただいたのはとても感謝してます。

なにより看板猫がようやくテレビデビューできたことは大きかったです。

今後はこの猫さんに注目した番組さんも募集しております。

また、この番組はアプリで放送後も視聴することができます。

アプリ「つながるジャパネット」

右側のQRコードを読み取ってダウンロードするとスマホでこの「名品モノづくり探訪」の番組が視聴できます。

ダウンロード→BSをタップ→番組表をタップ→1/29(日)18:30の「名品モノづくり探訪」をタップ→

アプリ番組表

→見逃し配信をタップすると視聴できます。

見逃し配信をタップ

アプリで視聴可能

約1か月間は視れるそうなので、ぜひお見逃しくなく。

 

今後も看板猫と共に和紙ラボTOKYOをよろしくお願いします。

和紙ラボTOKYOと看板猫

和紙と水引とそれぞれにクリスマスオーナメントワークショップ開催

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

明日は、クリスマスイブですね。

飾り付けやプレゼントのご準備はお済ですか?

当ショップでは、和紙で作るクリスマスリースキット販売やワークショップ開催、水引結びンのクリスマスオーナメントの作り方をご紹介しております。

今回それぞれでワークショップを開催しましたので、その模様をご紹介します。

ご興味ある方は、ぜひ来年ご参加くださいませ。

 

~和紙クリスマスリースワークショップ~

まずは、和紙クリスマスリースからご紹介します。

今回、団体様のお申込みで会社の社員さんたちがご参加いただきました。

地方の会社さまなので、当日はオンラインワークショップで開催となります。

こちらが完成イメージ図です。

葉っぱも実も手すき和紙ですべて手作業で染めました。

飾りのサンタバックも和紙で作っていてこれは当ショップのオリジナル飾りになりますよ。(すでにこの形まで作ってセットされています)

オンラインワークショップの場合は、先にキットを送りZOOMで手元の画像を送って作って頂きます。

今回は、会議室に皆さんが集まって頂きプロジェクターで見ながら作って頂きました。

参加されていらっしゃる方々は、実際に作るやり方の手元が見れるので分かりやすいと思います。

ただ、残念なのは私は参加者さまの作っている状況を逐一見ることができないので、今回は、進行具合を教えて頂く方が必要となりました。

作り方としては、切る、組み合わせる、挿すという単純な作業ですが、量が多いため時間内の完成を目指さずに工程の進め方をお伝えして一部を作っていただくことにしました。(約2時間ほどのワークショップ)

参加されていらっしゃる方々は小さなお子様連れも多かったので、どうしても中座してしまいます。

キットには作り方の説明書も同封しているので、聞き逃してもきちんと作れるようになってします。

説明書にも明記していますが、当日はどんなサイズでどんな形に切ればよいかを実際に画面に映して進めていきました。

少し延びてしまいましたが、ある程度目途がついた時点でワークショップは終了となりました。

完成まで進めた方もいたようです。

後日、みなさんの記念写真を送って頂きました。

どの方もしっかり完成されてかわいらしい和紙クリスマスリースがたくさん並んでいます。

小学生3~4年生以上のお子さんならば一緒に作ることができるレベルでしたので、今後小さなお子さんも一緒に作れる工夫をしていきたいと思います。

和紙クリスマスリースキットはまだまだ販売中です。

ご興味のある方はぜひご覧ください。

shop.thewashi.tokyo

 

~水引結びのクリスマスオーナメントワークショップ~

当ショップでは、SNSで様々な水引結びをご紹介しています。

今回もその画像をご覧になってお問合せ頂き開催したワークショップです。

(こちらは対面式のワークショップです)

今回の完成イメージ図です。

葉っぱ結びと玉結びを組み合わせた柊と輪結びを組み合わせた小さなクリスマスリースです。

どの結び方も中級レベルなので、あわじ結びがマスターできていると手順が分かりやすいと思います。

かみちゃんも一緒の空間でワークショップを開催しますよ。

今回参加される方々は初心者ということなので、あわじ結び、葉っぱ結び、輪結びの結び方を覚えて頂くことを中心としました。

(玉結びの代用としては、和紙クリスマスリースでも作った和紙玉で進めています)

作り方の説明書はありませんが、ある程度こちらで結んだものを用意してあります。

また、好きな色を選んでいただいて結べるのが当ワークショップの特徴でもあります。

(約60色の中から選べます)

まずは、あわじ結びを何回も結んで頂き、手順を覚えて頂くことにしました。

葉っぱ結びも輪結びもあわじ結びから始まります。

なので、一番の基礎を覚えて頂く必要があります。

最初は、どこを通せばよいかが分からず戸惑われているご様子でしたが、いくつか結んでいく中で通し方をご理解頂きました。

次に葉っぱ結びにチャレンジ。

あわじ結びが分かれば、こちらはすぐに結べるようになりました。

二つ作って頂き、赤い実と組み合わせて柊が完成。

ここまでは順調でした…。

次に輪結びにチャレンジです。

こちらもあわじ結びから始まります。

結んだ輪を左右に移動するところがあるため、一瞬で混乱される場面となりました。

そのあとも水引をどんどん通していかなければならないため、どこを次に通せばよいかが慣れていらっしゃらない方からすると迷路のように感じるようです。

何度もやり直しながらなんとか完成させることができました。

時間の都合上、結んでいただいたものはサンプルとしてお持ち帰り頂き、リースにするものはこちらで用意したものを使うことにしました。

こちらも30分程度延長しながら二つとも完成。

接着が乾くまで和紙茶タイム

かなり頭や目を使ったと思われるので、お茶やお菓子がしみわたるのでは。

ワークショップ中は、終始かみちゃんはお昼寝タイムでした。

(たんだん状況が把握できるようになったみたいです(;^_^A)

 

~まとめ~

今回二つのワークショップを開催して、気づいた点はレベルに合わせた内容を企画する必要があることでした。

和紙クリスマスリースでは、小さなお子さんでも参加できるプログラム。

水引クリスマスオーナメントは、レベル別に結む種類を変えるプログラム。

これが必須だと感じました。

難易度が高いものがワークショップ内で作れたとしても手順を覚えていられるかが疑問視される点です。

レベル別でも十分に楽しんでいただける内容を今後企画していく予定です。

是非、クリスマス以外でもご興味ある方はワークショップにご参加くださいませ。

 

参考に

和紙ラボTOKYOのInstagramでは、月に2回インスタライブで水引結びを紹介しています。

葉っぱ結びも輪結びも12月のテーマでした。

大体紹介する結びは、中級レベルです。

すでにあわじ結びや梅結びがマスターできている方が一緒に結んで完成させている人が多いです。

今後もリクエストなども頂いて進めていく予定です。

ご興味ある方は、ご視聴ください。

https://www.instagram.com/washi_labo_tokyo/

まだまだ水引結びをしたことがないという方は、キットを販売中

shop.thewashi.tokyo

ワークショップはオンラインも対面も開催していますのでこちらもお問合せくださいませ。

また、水引単体も購入可能です。

これを機会にぜひチャレンジしてみてください。

 

 

 

TBSテレビ「ヒストリップ」に出演させていただきました!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

またまたテレビに出演させていただきました。

今年に入って3回めのオファーで大変ありがたいですね。

今回は、TBSテレビのSDGs特別キャンペーンの番組からのオファーでした。

さて、どんな撮影風景でどんな風にオファーが来たかなど裏話満載でご紹介します。

最後に番組出演を記念して初セミナーを開催しますので、そちらの詳細もご案内しています。


 

~問い合わせは、8月末~

今回はメールにて問い合わせをいただきました。

SDGs特別番組のため、それに合う商品やお店を探していたそうです。

しかも場所が浅草ということだったので、まさにピンポイントでした。

当社のHPが検索で目に留まり、興味を持っていただいたそうです。

しかも浅草紙に関することはHPでも掲載していたので、問合せ=決定に近い状態でした。

おみくじ入り和紙(平成ASAKUSA和紙)はいままでも同じようにテレビなどで紹介していただきましたが、今回は歴史の部分も含めての紹介だったので、少し違う切り口での出演となりそうです。

しかも、今回は有名タレントの方が実際にショップにいらしての出演なのでこちらも貴重でした。

制作会社さまの方で浅草紙に関しては情報が少ないようなので、歴史や資料などを紹介させて頂き、説明させて頂いたものが番組の構成にも関わらせて頂きました。

 

~まずはインサート撮り~

10月5日の夕方にまずはインサート撮りが行われました。

ショップの撮影や、実際におみくじ入り和紙を作る工程の手のアップシーンなどです。

声などは問題ないということだったので、看板猫のかみちゃんもショップ内にいる状態で撮影が行われました。

かみちゃんも、いろんな人やカメラなどに興味津々であちこち動き回りそうになるのをなんとかご飯などでなだめながら大人しくいて頂きました…。

(鳴き声は問題ないということなので、そこは遠慮なく鳴いていました)

今後はかみちゃんがスポットがあたる番組に出演したいですね。

(いつもテーマに合わないということでカットされてしまうので…)

おみくじを実際にクラッシュしたり、漉いて乾燥させるまで一通りおみくじ入り和紙の制作風景を撮影されました。

おみくじ入り和紙は、体験ワークショップでどなたでも作れる旨をディレクターに伝えると、それならばタレントさんに実際に和紙を作っていただくことにしましょうということになりました。

約3時間弱撮影してこの日は終了となりました。

 

~今度はタレントさん入っての撮影~

10月18日のお昼に2回目の撮影です。

今回は残念ながらかみちゃんは別室でお留守番。

今回、出演者が4名に制作スタッフが4~5名ショップ内に入るので、撮影に不要なものをほぼ撤去して展示の配置も移動しました。(椅子も撤去してます)

そして、いよいよタレントさん入っての撮影がスタート。

今回は、麒麟の川島さん、横澤夏子さん、国山ハセンアナウンサー、歴史学者の方がいらっしゃいました。

ちょっと失礼かもしれませんが、お顔みた瞬間、

「全員顔が濃いな~」っと思ってしまいました。

だから、テレビ映えするんだな~っとちょっと感心もした気分になっていました(;^_^A

最初に当商品の説明と浅草紙の説明などをさせて頂きました。

台本などなく、その場一発撮りに近い状態で撮影が進められていきました。

ちょっと時間も押していたり、出演者のお一人がすぐに他の場所に移動しなければならないということで、スピード重視となりました。

そして、テーブルなどを移動して次は実際に和紙を作っていただくシーンの撮影です。

最初におみくじ入りの和紙を川島さんに専用の道具を使って漉いていただきます。

今回の漉き方は、「流し込み漉き」といって流しながら和紙原料を入れて漉く手法です。

当ワークショップではお子さんの参加も多いため、分かりやすく「縦縦、横横とゆすってください」と伝えています。

それをそのまま伝えたら、黙々と「タテタテ、ヨコヨコ…」と呟きながら漉かれていました。

(隣で、横澤さんも国山さんも踊っていました)

次に、横澤さんに切り抜いたおみくじを川島さんが漉いた和紙の上に飾り付けをしていただきました。

ここで、石巻で内職していただいているママさんたちのお話をさせて頂きました。

今回は、カットされることなく紹介されて安堵しました。

他では作れないおみくじ入り和紙作りをお二人はとても楽しそうに作って頂けて紹介するこちらとしてもとてもうれしかったです。

こちらがお二人で作られた和紙です。

乾燥させて制作会社の方にお渡しして、こちらも撮影されて放送されました。

こんな感じで、バタバタしましたが、無事に撮影が終わりました。

 

~いざ放送当日~

実は、当初この番組は全国放送と伺っていました。

なので、SNSなどでも全国放送なのでどなたでも観れますよと宣伝していました。

しかし直前になって連絡が入って関東圏のみの放送と伺い残念に思いました。

石巻にいらっしゃる内職ママさんたちにも観て頂きたかった…)

実際放送が始まって、すぐに当ショップが紹介されました。

水引についてもかなり紹介させて頂いたのですが、写真のみだけになってしまいました。

時間の都合上仕方ありませんね。

またのチャンスを狙いたいと思います。

あっという間に浅草紙やおみくじに関するコーナーが終わってしまいました。

またコツコツ紹介し続けていこうと思います。

 

~番組を観れなかった方に朗報~

実際に番組をご覧いただけなかったかたもまだ視れるチャンスがあります。

しかもテレビを持っていない方も視聴可能です。

ネットの「Tver」でこの番組を視れます。

tver.jp

今のところ、期限はないようなのですがお早目にご覧いただけますと嬉しいです。

浅草は他にも風呂敷、京都では清水寺、フランスのフードロスなども紹介されています。

是非、ご覧になって感想を頂けると嬉しいです。

またいろんな番組なので紹介いただけるように日々活動などを情報発信していきたいと思います。