[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

remとは? わかりやすく解説

レム【rem】

読み方:れむ

放射線線量当量単位。現在はシーベルト標準単位とする。1レムは、1シーベルト100分の1で、1ラドX線吸収されたときに生体に及ぼす効果等し効果を示す放射線量記号rem


レム【REM】

読み方:れむ

rapid eyes movement》「レム睡眠」の略。「ノン—」「—期」


Rem

名前 レム

R.E.M.

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/17 09:51 UTC 版)

R.E.M.
左からマイク・ミルズ、マイケル・スタイプ、
ビル・リーフリン[注 1]、ピーター・バック
(2003年のイタリアパドヴァ公演より)
基本情報
出身地 アメリカ合衆国
ジョージア州アセンズ
ジャンル オルタナティヴ・ロックインディー・ロックフォークロックジャングル・ポップポストパンク
活動期間 1980年 - 2011年
レーベル Hib-Tone
I.R.S. Records英語版(ユニバーサル ミュージック グループ)
ワーナー・ブラザース・レコード
公式サイト www.remhq.com
メンバー マイケル・スタイプ
ピーター・バック
マイク・ミルズ
旧メンバー ビル・ベリー
マイケル・スタイプ(ボーカル)
マイク・ミルズ(ベース、ピアノ)
ピーター・バック(ギター)
ビル・ベリー(ドラム)

R.E.M.(アール・イー・エム)は、アメリカ合衆国オルタナティヴ・ロックバンド1980年に結成され、2011年に解散[1]。2004年にローリング・ストーン誌が発表した「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第97位に選ばれている。2007年ロックの殿堂入り。

来歴

1980年にジョージア州アセンズにて、マイケル・スタイプ(ボーカル)、ピーター・バック(ギター)、マイク・ミルズベース)、ビル・ベリー(ドラム)の4人で結成された。

米国のインディーレーベル"Hib-Tone"よりシングル「レディオ・フリー・ヨーロッパ(Radio Free Europe)」で1981年にデビュー。翌年にA&M傘下のインディーレーベルI.R.S.に移籍。5枚のアルバムをリリースした後、6枚目のアルバム『グリーン』よりワーナーへと移籍。

1997年にドラムのビル・ベリーが健康上の理由により脱退。以後は3人で活動。

2007年に、ロックの殿堂入り。授賞式でのプレゼンターは、パール・ジャムエディ・ヴェダー

活動31年目の2011年9月21日、公式ホームページにて解散を発表。「僕らのファン、友人たちへ:生涯の友として共に歩んできたR.E.M.としての活動を、終わりにすることに決めた」等とコメントした[1]

音楽性

歌詞やバンドの姿勢にこめられた文学的・政治的なメッセージや、楽曲の高いアート性から、1980年代におけるUSカレッジ・チャートの雄としてアンダーグラウンドシーンに君臨したオルタナティヴ・ロック黎明期における代表的なバンドである。

インディーズ時代

アルペジオを多用したギターサウンドと、メロディアスなベースラインが特徴である。

この時期の作品には歌詞が一切掲載されておらず、スタイプの歌唱も聞き取りづらかった為に「アメリカ人でも殆ど何を歌っているのかわからない」と言われたほど。

そんなミステリアスな雰囲気を秘めた、ややニュー・ウェーブ調で、パンク・ロックサイケデリック・ロックカントリーを彼らなりに消化した作風は早い時期から注目され、デビューアルバム『マーマー』はローリング・ストーンの1983年ベストアルバムに選出された。

ワーナー時代

移籍後のアルバム『グリーン』にて、マンドリンアコーディオン等のトラディショナルな楽器を積極的に取り入れ、後の「ルージング・マイ・レリジョン(Losing My Religion)」の大ヒットへと繋がる。

ストリングスを大々的に取り入れた『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』、ノイジーなロックアルバム『モンスター』、各地でのライブ演奏やサウンドチェックを8トラックに録音した『ニュー・アドベンチャーズ・イン・ハイ・ファイ』、と作風の異なるアルバムを次々と発表した。

歌詞やスタイプの歌唱は明瞭になり、ステージでは政治的なメッセージを声高にオーディエンスに働きかける事も。その姿勢自体がオルタナティヴ・ロックの潮流の代表・先駆となっていった。

商業成績

全米各地のカレッジ・ラジオのサポートにより徐々に人気を広げていった。

初のヒット・シングルとなった1987年の「ザ・ワン・アイ・ラブ(The One I Love)」はアメリカ、イギリス、カナダにてTop 20入り。アルバム『ドキュメント』は初のミリオンヒットとなった。

代表作は1991年の『アウト・オブ・タイム』でグラミー賞7部門にノミネートされた。収録曲「ルージング・マイ・レリジョン(Losing My Religion)」は全米4位を記録。Best Short Form Music VideoとBest Pop Performance by a Duo or Group with Vocalを受賞。

『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』はをテーマにしているとされ、内省的な作風ながら、全世界で1,500万枚以上売れた[注 2]

メンバー

旧メンバー

  • ビル・ベリー(Bill Berry) - ドラム(1997年脱退)

関連バンド・ミュージシャン

  • R.E.M.のメンバーが影響を受けたバンドとしては、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドパティ・スミステレヴィジョン 等があげられる。パティ・スミスは『ニュー・アドベンチャーズ・イン・ハイ・ファイ』収録曲「E-Bow the Letter」に参加している。
  • ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの楽曲を数多くカバーしている。
    • アフター・アワーズ」 - ライブ音源が1990年9月発売のビデオ『Tourfilm』や1991年のシングル「Losing My Religion」などに収録された[2]
    • 宿命の女」 - 1986年の12インチ・シングル「Superman」に収録。コンピレーション・アルバム『Dead Letter Office』に収録[3]
    • 「もう一度彼女が行くところ」 - 1983年のシングル「レディオ・フリー・ヨーロッパ」(I.R.S. バージョン)のB面に収録。
    • 「ペイル・ブルー・アイズ」 - 1984年の12インチ・シングル「サウス・セントラル・レイン」に収録。
  • 同じくグレン・キャンベルの楽曲も数多くカバーしている。
  • トム・ヨークレディオヘッド)、クリス・マーティンコールドプレイ)、ソニック・ユースパール・ジャムスティーヴン・マルクマスペイヴメント)、デーモン・アルバーンブラーゴリラズ)らからのリスペクトを一身に受けている。
  • ニルヴァーナカート・コバーンもR.E.M.への共感を表明していた一人。『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』はカートが自殺する直前に聞いていたとされるレコードとしても知られる[5]
  • ピーター・バックのギターサウンドは、デビュー当時ザ・バーズとよく比較された。
  • 同郷のB-52'sのケイト・ピアソンは『アウト・オブ・タイム』の数曲でボーカルとして参加している。
  • ジョン・ポール・ジョーンズは『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』でストリングスのアレンジを担当している。
  • 俳優ジョニー・デップは、ギビー・ハインズ(バットホール・サーファーズ)らと組んだバンド、Pで「マイケル・スタイプ」という楽曲を制作している。
  • ディスコグラフィ

    スタジオ・アルバム

    • 『マーマー』 - Murmur(1983年)US 36位、ゴールド
    • 『夢の肖像』 - Reckoning(1984年)US 27位、ゴールド
    • 『玉手箱』 - Fables Of The Reconstruction(1985年)US 28位、ゴールド
    • 『ライフズ・リッチ・ページェント』 - Lifes Rich Pageant(1986年)US 21位、ゴールド
    • 『ドキュメント』 - Document(1987年)US 10位、プラチナ
    • グリーン』 - Green(1988年)US 12位、2xプラチナ
    • アウト・オブ・タイム』 - Out Of Time(1991年)US 1位、4xプラチナ
    • オートマチック・フォー・ザ・ピープル』 - Automatic For The People(1992年)US 2位、4xプラチナ UK 1位
    • 『モンスター』 - Monster(1994年)US 1位、4xプラチナ UK 1位
    • 『ニュー・アドベンチャーズ・イン・ハイ・ファイ』 - New Adventures In Hi-Fi(1996年)US 2位、プラチナ UK 1位
    • 『UP』 - Up(1998年)US 3位、ゴールド UK 1位
    • 『リヴィール』 - Reveal(2001年)US 6位、ゴールド UK 1位
    • 『アラウンド・ザ・サン』 - Around The Sun(2004年)US 13位、ゴールド UK 1位 WorldWide 1位
    • 『アクセラレイト』 - Accelerate(2008年)US 2位 UK 1位 WorldWide 1位
    • 『コラプス・イントゥ・ナウ』 - Collapse Into Now(2011年)

    ライブ・アルバム

    • 『R.E.M. ライヴ』 - R.E.M. Live(2007年)
    • 『ライヴ・アット・ジ・オリンピア』 - Live At The Olympia(2009年)
    • 『R.E.M.アンプラグド1991&2001 コンプリート・セッションズ』 - Unplugged: The Complete 1991 and 2001 Sessions (2014年)

    コンピレーション・アルバム

    • 『エポニマス』 - Eponymous(1990年)
    • 『ザ・ベスト・オブ・R.E.M.』 - The Best Of R.E.M.(1991年)
    • 『イン・タイム:ザ・ベスト・オブ・R.E.M. 1988-2003』 - In Time: The Best of R.E.M. 1988-2003(2003年)
    • 『ザ・ベスト・オブ I.R.S.イヤーズ 1982-1987』 - And I Feel Fine - The Best of I.R.S. Years 1982-1987(2006年)
    • 『グレイテスト・ヒッツ~パート・ライズ、パート・ハート、パート・トゥルース、パート・ガービッジ、1982-2011』 - Part Lies, Part Heart, Part Truth, Part Garbage: 1982-2011(2011年)

    日本公演

    エピソード

  • バンド名の由来についてメンバーのマイク・ミルズは、CDジャーナル2011年3月号のインタビューでRemember Every Momentという解釈に言及している[注 3]
    • ローリング・ストーン誌の表紙を飾った際には、「アメリカ最高のロック・アンド・ロール・バンド」、「世界で最も重要なロックバンド」と紹介された[要出典]
    • スタイプとバックは、当時バックが働いていたレコード店で出会い意気投合。スタイプが購入するレコードはどれもバックが自分用に確保しておいた品物だったという。
    • ミルズとベリーは高校以来の音楽仲間で、二人はジョージア大学に通っていた。
    • R.E.M.という名前に決定する前に候補として挙げられていたバンド名は、Cans of Piss(小便缶)、Slug Bank(ナメクジ銀行)、Twisted Kites(からまった凧)、Negro Wives(黒人の妻達)。
    • 1984年の来日時には爆風スランプが前座を務めた。
    • 1995年、菓子メーカーハーシーフーズ社が米国において、チョコレート菓子『キットカット』でR.E.M.のコンサートチケットが当たる懸賞をバンド側に無断で発表し、R.E.M.は提訴した。のちに和解し、提訴は取り下げた。

    脚注

    注釈

    1. ^ サポート・ドラマー
    2. ^ 収録曲の「マン・オン・ザ・ムーン(Man On The Moon)」は、実在した鬼才コメディアンアンディ・カウフマンをモチーフにしており、後に製作された彼の伝記映画のタイトルにもなった。R.E.M.は、この映画の音楽も担当した。
    3. ^ レム睡眠Rapid Eye Movement)に由来するとも言われている[要出典]が、本人らは明言しておらず諸説ある。

    出典

    1. ^ a b R.E.M.がオフィシャル・サイトにて解散を発表” (2011年9月22日). 2015年7月27日閲覧。
    2. ^ R.E.M. - Losing My Religion (Vinyl) at Discogs
    3. ^ R.E.M. - Dead Letter Office (Cassette) at Discogs
    4. ^ R.E.M. Concert Setlist at Desert Sky Pavilion, Phoenix on November 4, 1995 | setlist.fm
    5. ^ http://www.blender.com/guide/67796/33-things-you-should-know-about-nirvana.html

    外部リンク


    REM

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/09 13:49 UTC 版)

    REMrem、と呼称される名称または略称。

    名称

    • REM - Mr.Childrenのシングル。
    • REM - カナダ・アメリカ・フランス合作の映画。
    • REM - BASICなどにおける「コメント」時の命令のひとつ。
    • REM - 神はサイコロを振らないのアルバム「ラムダに対する見解」収録曲。
    • R.E.M. - アメリカのロックバンド。

    略称

    関連項目


    Rem_

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/30 17:56 UTC 版)

    ナビゲーションに移動 検索に移動
    Rem_
    ナイトメアシングル
    初出アルバム『NIGHTMARE
    リリース
    録音 2009年
    ジャンル J-POP
    レーベル Vap
    プロデュース ナイトメア
    チャート最高順位
    ナイトメア シングル 年表
    NAKED LOVE
    2008年
    Rem_
    (2009年)
    a:FANTASIA
    2010年
    収録アルバムNIGHTMARE
    RAY OF LIGHT
    (6)
    Rem_ -reprint ver.-
    (7)
    Cherish
    (8)
    テンプレートを表示

    Rem_」(レム)は日本のヴィジュアル系ロックバンドナイトメアの15枚目のシングル。

    概要

    • 2009年9月22日に発売。
    • 3タイプ同時発売であり、初回限定盤Aには「Rem_」初回限定盤Bには「love addict」のビデオクリップを収録したDVDが付属する。
    • オリコン週間チャートでは初登場3位を記録し「レゾンデートル」以来のTOP3入りを果たし、初動は18,967枚を記録し、本作でTOP3入りは2作目になる。
    • 7枚目のアルバム『NIGHTMARE』に収録されているが、再録して収録されている。

    収録曲

    1. Rem_(作詞・作曲:咲人)
      日本テレビ系「フットンダ」10月エンディングテーマ
    2. love addict(作詞・作曲:RUKA)



    rem

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 09:24 UTC 版)

    バッチファイル」の記事における「rem」の解説

    コメント行はremで始める。remもコマンド一種である。

    ※この「rem」の解説は、「バッチファイル」の解説の一部です。
    「rem」を含む「バッチファイル」の記事については、「バッチファイル」の概要を参照ください。

    ウィキペディア小見出し辞書の「rem」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

    「rem」の例文・使い方・用例・文例

    Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



    remと同じ種類の言葉


    固有名詞の分類


    英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
    英語⇒日本語日本語⇒英語
      

    「rem」の関連用語

    remのお隣キーワード
    検索ランキング

       

    英語⇒日本語
    日本語⇒英語
       



    remのページの著作権
    Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

       
    デジタル大辞泉デジタル大辞泉
    (C)Shogakukan Inc.
    株式会社 小学館
    九州環境管理協会九州環境管理協会
    財団法人 九州環境管理協会(以下、「当協会」とします)ホームページに記載されている全ての文章、写真その他の画像等の著作権は、すべて当協会に帰属します。これらを無断で転載・複製することは、私的使用または引用として使用する場合を除き、著作権法で禁止されています。
    日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
    Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
    ウィキペディアウィキペディア
    All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
    この記事は、ウィキペディアのR.E.M. (改訂履歴)、REM (改訂履歴)、Rem_ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
    ウィキペディアウィキペディア
    Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
    Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのバッチファイル (改訂履歴)、COMMAND.COM (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
    Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
     Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
    この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
    浜島書店 Catch a Wave
    Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
    株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
    Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
    研究社研究社
    Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
    日本語WordNet日本語WordNet
    日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
    WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
    日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
    Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
    「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
    EDRDGEDRDG
    This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

    ©2025 GRAS Group, Inc.RSS