エム‐ビー【MB】
メガバイト【megabyte/MB】
MB
M.B
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/20 13:45 UTC 版)
概要
5人兄弟のうちの4番目の子供として千葉県にてクリスチャンの家庭に生まれた[2]。現在は兵庫県在住[3]。二児の父親である[4]。学生時代はソフトテニスに熱中しており中高時代、一貫して続けていた。体調不良で長年続けていたソフトテニスをやめそれがイラストレーターを目指すきっかけになったと語っている。イラストレーターとしてはOrangestarと共同的に作品を手掛けており代表的な作品としてOrangestarの「アスノヨゾラ哨戒班」や「DAYBREAK FRONTLINE」、「未完成エイトビーツ」などがある。名前の「M.B」はThe KillersのMr. Brightsideに由来するもの[5]。
脚注
- ^ Pixivアカウントの読みより
- ^ “About M.B”. Web Archive. 2024年9月23日閲覧。
- ^ Pixivのプロフィールより
- ^ Twitterより
- ^ “対談⑨ Orangestar × M.B 通算1,500万回再生の音楽動画クリエイターがヒットの裏側を語る(9/10)”. モルモンライフ. 2020年6月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月4日閲覧。
外部リンク
MB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/01 06:31 UTC 版)
MB, Mb, mb
記号・単位
- MB - 情報量の単位「メガバイト」 (megabyte) 。メガビット (Mb) とは異なる。
- Mb - 情報量の単位「メガビット」 (megabit) 。メガバイト (MB) とは異なる。
- Mb, このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。
ヘクトパスカル
ヘクトパスカル hectopascal | |
---|---|
記号 | hPa |
度量衡 | メートル法 |
系 | 国際単位系 (SI) |
種類 | SI組立単位 |
量 | 圧力 |
定義 | 100 Pa |
ミリバール millibar | |
---|---|
記号 | mbar |
度量衡 | メートル法 |
種類 | 非SI単位 |
量 | 圧力 |
SI | 1 hPa |
定義 | 1/1000 bar |
ヘクトパスカル (英: hectopascal, 記号 hPa) は、国際単位系 (SI)における圧力の単位(SI組立単位)である。ヘクトが100倍を表すSI接頭語であるから、1ヘクトパスカルは100パスカルである。気象学で主に使われているが、ストッキングやタイツの引き締め力を表すのにも用いられる。
単位間の関係
圧力の大きさとしては、かつてのミリバール (英: millibar, 記号 mbar) すなわち1/1000バールと等しい。標準大気圧は、
- 1 気圧(標準気圧)(atm)
- = 1.01325 bar
- = 1013.25 mbar
- = 1013.25 hPa
- = 101325 Pa
と定義されている。
歴史的には、標準気圧 の1気圧 (1 atm) と1バール (1 bar) とが圧力の大きさとして極めて近似しているため、バールの1/1000の単位であるミリバール (mbar) が気圧を表すのに都合のよい単位として広く使用されていた。
しかし、バール・ミリバールはともにSI単位ではない。そのため、SIへの統一をきっかけとして、ミリバールと全く同じ大きさの圧力の単位であるヘクトパスカルが代わりに使用されるようになった。日本での切り替えは1992年12月1日からである。
符号位置
記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
---|---|---|---|---|
㍱ | U+3371 |
- |
㍱ ㍱ |
ヘクトパスカル |
㏔ | U+33D4 |
- |
㏔ ㏔ |
ミリバール |
㍊ | U+334A |
1-13-46 |
㍊ ㍊ |
全角ミリバール |
Unicodeには、ヘクトパスカルやミリバールを表す上記の文字が収録されている。これらはCJK互換用文字であり、既存の文字コードに対する後方互換性のために収録されているものであるので、使用は推奨されない[1][2]。
脚注
- ^ “CJK Compatibility” (2015年). 2016年2月21日閲覧。
- ^ “The Unicode Standard, Version 8.0.0”. Mountain View, CA: The Unicode Consortium (2015年). 2016年2月21日閲覧。
マザーボード
マザーボード(英: motherboard)とは、電子機器で使用される最も主要な電子回路基板のこと。MB[1]と略される。メインボード[1][2][3][4][5]、システムボード[2]、ロジックボード[6][7]とも呼ばれる。
なお、この項では主に自作パソコンに用いられているマザーボードについて説明する。
構成部品
基板によっては搭載されていない部品もある。
- チップセット
- マザーボードの性能を左右する部品であり、接続されているハードウェアや、グラフィック、サウンドなどを制御する。
- CPUソケット
- CPUをはめ込む部品。
- メモリソケット[8]
- メモリをはめ込む部品。
- バッテリー
- BIOSやUEFIの設定値を保持し時計を動作させる。
- ATX電源コネクタ
- マザーボード本体に電源を供給するための差込口。
- スピーカー
- ビープ音を鳴らすためのスピーカー。
- IDEコネクタ/SATAコネクタ
- IDEやSATAなどのドライブ用ケーブルを接続するためのコネクタ。ハードディスク、SSD、光学ドライブを接続するがカードリーダーを接続することも可能。
- PCIスロット
- 拡張用のカードを差し込むことで様々な機能を増やせるスロット。
- PCI Expressスロット
- 拡張用のカードやビデオカードを接続するスロット。
- AGPスロット
- ビデオカードを接続するスロット。
-
PCIとISAスロットのあるAT規格のマザーボード(1990年代後半)
-
AGPスロットのあるATXマザーボード
主なマザーボードの規格(フォームファクタ)
- AT (Advanced Technology)
- 1981年、『IBM PC』が発売され、当初からオープンアーキテクチャとしてその互換機が一気に普及した。そしてIBMが1984年にPC/ATを発表。大半のPC/AT互換機のマザーボードは、これをベースに設計されている。1990年代中盤までのマザーボードは、このATあるいはその小型版のBabyATが主流であった。当初はキーボード端子以外の殆どのI/Oポートは、RS-232Cなどの単体の機能を持つカードを拡張スロットに挿す事により使用するか、マザーボード上にI/Oポート用のヘッダーピンがあればマザーボード付属の拡張ブラケットをケースに固定し使用していた。チップセットの高集積化が進み、これらの機能がチップセットに内蔵されるようになると、マザーボードのコネクタから各種ケーブルを繋ぎ、ケースやスロット上に直接外部端子を取り付けなければならず、ケーブルがケース内で方々に錯綜するという煩雑さが目立つようになった。
- ATX (Advanced Technology eXtended)
- 1995年にインテルが提唱した。パソコン市場で主流のマザーボードは全てこの規格を基に作られている。キーボードやマウス、シリアルポートやパラレルポート、USBといった、よく使う各種I/Oポートをマザーボード上に実装し、従来のATよりも扱いやすくしたもので、すぐに普及してAT規格から移行した。これら端子の位置はメーカーによって若干異なることがあるため、自作用など特定の製品には、独自のバックパネルが付属していることもある。また、MicroATXというATXからスロットを2 - 3本減らして小型化したものもある。MicroATXは小型のケースに収めやすいことから、メーカー製のパソコンで数多く採用されている。MicroATXをさらに小型化したFlexATXもある。この規格と同時に、ATX電源の仕様も新たに策定された。ATX仕様のケースは、ATのマザーボードとは下位互換性を持たせてあり、バックパネルの交換により容易に流用できるようになっている。
- BTX (Balanced Technology eXtended)
- 2003年にインテルが提唱した。当時パソコン高速化のネックとなりつつあったCPUの熱問題を解消するため、あえて従来の規格との互換性をある程度切り捨て、PCケース内部の気流を考慮した設計としていた。2003年当時はCPUの消費電力・放熱量は今後も右肩上がりになると想定されており、一時期ATXからの全面移行も想定されたが、この熱問題がいよいよ限界に近づいてきた2005年になると、今度はCPUの消費電力を抑えるスタイルへとパーツの進化の方向性が変化し、CPUの熱問題がある程度まで解決されたことから普及せずに終わり、2007年には製造も中止された。MicroBTX、PicoBTXという小型版もある。
- DTX
- 2007年1月にAMDが策定を発表した規格。ATXに下位互換性を持ち、ATX用の本体ケースで用いることができる。小型版のMini-DTXもある。
- LPX (Low Profile eXtension)
- 1990年代前半にウェスタン・デジタルが提唱した、後のATXのひな型ともいえる規格。各種I/Oポートを基板上に実装し、拡張スロットはライザーカードと呼ばれる、縦向きに拡張スロットを使用するための基板(中には寝かせて装着するものもあった)を、このマザーボード独自のスロットに挿すことにより、横向きに3枚程度の拡張カードを装着できる。そのため、ケースを比較的コンパクトに設計しやすい。これらのマザーボードは低価格のPCに数多く採用された。
- Mini-ITX
- 2001年にVIAが提唱した、FlexATXに似た規格。かつて、ほとんどにおいてはVIAのみで使われている規格であったが、省電力かつ小型向けのIntel Atomの登場により、注目を集めている。VIAのC3やインテルのIntel Atom、グラフィックチップなどをオンボードで搭載し、静音パソコンや組み込み向けなどで使用される。さらに小型化されたNano-ITXや、Pico-ITXという規格もある。
- NLX
- LPXに似た規格だが、ネジ穴やI/Oの位置などの互換性は無い。インテル、IBM、DEC(現:ヒューレット・パッカード)によって策定されたが、きわめて少数のメーカー製パソコンに搭載されただけで、それほど普及せずに消えてしまった。LPXと同じく、PCIなどの拡張スロットをライザーカードで使用する。
- WTX (Workstation Technology eXtended)
- 1998年にワークステーション向けとしてインテルが提唱。ATXの約2倍位のサイズで、主にサーバなどで普及している。これは複数個のCPUを搭載したり、数多くのメモリスロットやI/Oポートなどを備える必要があるためである。また、サーバは高度なグラフィックス機能も不要であるため、古い世代のビデオチップがボードに搭載されているケースもある。
- NUC (en:Next Unit of Computing)
- 2012年にインテルが提唱した4x4-inchのボード[9]。様々なメモリ、ストレージ、オペレーティングシステムに対応が可能。NUCは、ミニPC、キットおよびボードが提供されている。
マザーボードの規格別サイズ一覧
単位はミリメートル (mm)。上側がバックパネル側。
マザーボードに搭載される主要コンポーネント
時代とともに搭載コンポーネントが増え、多機能化する傾向にある。オンボードの記事も参照。
- CPUおよびチップセット
- メモリスロット
- 拡張スロット(PCI Expressポート、PCI)
- USBポート
- イーサネット端子
- IEEE 1394ポート
- Thunderbolt
- ATA
- シリアルATA
- オーディオ端子
- M.2
レガシーデバイス
- PS/2コネクタ
- シリアルポート (RS-232C)
- パラレルポート(IEEE 1284、セントロニクス規格準拠)
- ISAスロット ※かつての主流だった規格
- AGPスロット ※かつてのビデオカードの主流規格
ファームウェア
主要メーカー
- Advantech
- ALBATRON
- ASUS
- ASRock
- BIOSTAR
- DFI[注 1]
- ELITEGROUP (ECS)
- FOXCONN
- GIGABYTE
- HUANANZHI(華南金牌)
- Intel[注 2]
- Micro-Star International (MSI)
- リコー[注 3]
- Supermicro
- Tyan
- ZOTAC
撤退したメーカー
マザーボードの不具合問題
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
不具合や相性問題を抱えるマザーボードが存在する。チップセットドライバ、BIOSの更新や調整、各拡張カードのデバイスドライバやファームウェアの更新で安定することもあるため、特に自作パソコンのユーザーはネット掲示板などを通じ、これら不具合や相性の解消法の意見交換を盛んに行っている。
不良コンデンサ問題
マザーボードに使用されている電解コンデンサの品質にこだわる自作パソコンユーザーが存在する。これは電解コンデンサに質の良くない製品が多く、短期間で液漏れ、膨張、破裂を起こす製品が多いためである(特にこの問題が意識されるようになったのは、コンデンサーが破裂して飛ぶという“事件”があった後である)。これらの故障したコンデンサを放置したまま稼動させると、起動できないなどPCの動作が極めて不安定になる。その問題からも、問題発覚後のマザーボードの製品カタログでは長寿命コンデンサーの採用が謳われている。
特に、2001年から2002年頃の製品に製造されたコンデンサを搭載したマザーボードが不具合を起こすといわれている。その際、大手のメーカーはこれらの製品の回収・修理といった処置を実施したが、知らずに使い続けた一部のユーザーがネット掲示板などで報告し、物議を醸した。もし、マザーボードの保証期間内にコンデンサの故障が見られた場合、無償で修理・交換に応じてくれる。保証が切れても、有償で修理や交換に応じてくれるメーカーや代理店もある。
上記の事件以降、メーカー側も安価な電解コンデンサよりも多少高価であっても品質が良いメーカー製造によるコンデンサを積極的に採用していると表明し、品質重視を強調している製品が増えている。 なお、使用しているコンデンサの種類からマザーボードベンダーを評価する向きもあるが、実際にはコンデンサの品質以外にも、プリント基板やトランジスタなど電子素子の品質や回路設計の優劣も影響する。また、コンデンサそのものは高価な日本製を使っていても、回路を簡略化設計して全体の部品点数を減らし、コストの帳尻を合わせている場合もある。
また、コンデンサにこだわるユーザのため、販売店側がマザーボードに実装されているコンデンサを、あらかじめ高性能なタイプに交換してオリジナル改造品として販売しているケースもある。
これらに使用される電解コンデンサの多くは低ESR品(低インピーダンス品とも)と呼ばれるものである。交換する際にはコンデンサメーカーのサイトのデータシートなどで、電気的特性が同等品以上かどうか、外形寸法が大きく変わらないか(外形寸法が大きいと周囲の部品と干渉し、物理的に取り付けられないことがある)を確認することが必要である。
2006年頃からは、アルミ固体電解コンデンサを採用することで高品質、高耐久性を謳う製品が登場している(GIGABYTE社の「Ultra Durable」など)。
備考
脚注
注釈
出典
- ^ a b 芹澤正芳、山本倫弘、オンサイト(著):『自作PC完全攻略 Windows 8/8.1対応』、技術評論社、2014年、ISBN 978-4-7741-6731-2、21ページ。
- ^ a b 『見やすいカタカナ新語辞典』、三省堂、2014年、ISBN 978-4-385-16047-4、697ページ。
- ^ 岡本茂(監修)大島邦夫、堀本勝久(著):『2009-10年版最新パソコンIT用語事典』、技術評論社、2009年、ISBN 978-4-7741-3669-1、1057ページ。
- ^ 秀和システム第一出版編集部(編):『最新標準パソコン用語事典 2013-2014年版』、秀和システム、2013年、ISBN 978-4-7980-3758-5、668ページ。
- ^ 日経パソコン(編):『日経パソコン用語事典2012』、日経BP社、2011年、ISBN 978-4-8222-6940-1、936ページ。
- ^ 秀和システム第一出版編集部(編):『最新標準パソコン用語事典 2013-2014年版』、757ページ。
- ^ “ロジックボード”. ASCII.jpデジタル用語辞典. KADOKAWA. 2023年2月8日閲覧。
- ^ “メモリスロット”. IT用語辞典. インセプト (2017年11月22日). 2023年2月8日閲覧。
- ^ “インテルNUC”. インテル株式会社. 2019年12月28日閲覧。
- ^ 【懐パーツ】デュアルSocket 370初のDDR266対応マザー「Iwill DVD266-R」
- ^ いにしえのSOYOブランドを冠したRyzenマザーボード
- ^ FREEWAY DESIGN復活! メディアベイ付きの多目的マザーが予約開始
- ^ “ASUS、24時間365日の連続稼働OKの高耐久マザーボード”. PC Watch (インプレス). (2015年6月20日) 2018年2月24日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 電解コンデンサの大量死 - ウェイバックマシン(2004年4月4日アーカイブ分)
メガバイト
バイトの単位一覧 | |||||
---|---|---|---|---|---|
SI接頭語 | 2進接頭辞 | ||||
単位(記号) | SI基準 | 慣用値 | 単位(記号) | 値 | SIとの差(概数) |
キロバイト (kB) | 103 | 210 | キビバイト (KiB) | 210 | 2.400000% |
メガバイト (MB) | 106 | 220 | メビバイト (MiB) | 220 | 4.857600% |
ギガバイト (GB) | 109 | 230 | ギビバイト (GiB) | 230 | 7.374182% |
テラバイト (TB) | 1012 | 240 | テビバイト (TiB) | 240 | 9.951163% |
ペタバイト (PB) | 1015 | 250 | ペビバイト (PiB) | 250 | 12.589991% |
エクサバイト (EB) | 1018 | 260 | エクスビバイト (EiB) | 260 | 15.292150% |
ゼタバイト (ZB) | 1021 | 270 | ゼビバイト (ZiB) | 270 | 18.059162% |
ヨタバイト (YB) | 1024 | 280 | ヨビバイト (YiB) | 280 | 20.892582% |
ロナバイト (RB) | 1027 | 290 | ロビバイト (RiB) | 290 | 23.794004% |
クエタバイト (QB) | 1030 | 2100 | クエビバイト (QiB) | 2100 | 26.765060% |
この表の上付き文字は環境により適切に表示されていない場合があります。 |
メガバイト(megabyte、記号:MB[1])は、情報の大きさを表す単位。
USBメモリ、SDカード、CD-Rなど記憶媒体の容量やファイルサイズを表すのに用いられる。
概要
メガバイトは、国際単位系 (SI) の定めに従いバイトの1,000,000(= 106)倍(= 1000(103)キロバイト)を示す場合と、国際規格などで定められていない俗習[2]としてバイトの1,048,576(= 220)倍(= 1024(210)キビバイト)を表す場合[3][4][5]がある。
この曖昧さを回避するため、1,048,576(= 220)倍を示す接頭辞として、国際規格(IEC 80000-13)にてSI接頭語と区別できる2進接頭辞「メビ」(mebi,記号:Mi)が定められているが、「メビバイト」(mebibyte,記号:MiB)はあまり用いられていない[3][4][5]。
また、国際単位系 (SI) 第8版(2006年)にて、メガやその他のSI接頭語を決して2のべき乗を表すために用いてはならないと定めている[6]が、大手IT企業であるマイクロソフトやAppleなどが、未だ国際単位系 (SI) の定めに完全には従っておらず[3][4][5]、2のべき乗を表す用法も混在する状況は解決されていない。
そのため、パソコンで記憶媒体の詳細な空き容量を調べてみると、カタログスペックとして記載されている容量より、表示される容量のほうが少なくなることが多い。これは記憶媒体の容量を、メーカーが国際単位系 (SI) に従い10の整数乗で計算することが多いのに対し、主なパソコンのオペレーティングシステム(Microsoft Windows・過去のmacOS)が俗習に従い2のべき乗で計算[3]することに起因する。
なお、macOSでは、Mac OS X Leopard以前は2のべき乗(1024倍)が用いられていたが、2009年公開のMac OS X Snow Leopard以降は10の整数乗(1000倍)を用いたストレージ容量やファイルサイズ表示に変更された。[7]
符号位置
記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
---|---|---|---|---|
㎆ | U+3386 |
- |
㎆ ㎆ |
メガバイト |
脚注
- ^ 国際単位系 (SI) にてSI接頭語の「メガ」は106(=百万)倍の量であることを示し、大文字で "M" と表記することが定められている。また、Mbはメガビットの意味で用いられることが多い。
- ^ 情報工学の分野において、接頭語「メガ」を、国際単位系 (SI) の定めに従わず、俗習として1,048,576(220)倍(= 1メビ = 1024(210)キビ)を示す場合があるのは、コンピュータが内部ですべての数値を2進数に置き換えて処理していることと、1,024(210)が概ね1,000(103)であること、及び、代表的なOS(Microsoft Windowsや過去のmacOSなど)にて記憶媒体の容量やファイルサイズの換算に用いていることが主な理由である。
- ^ a b c d Microsoft Windowsや過去のmacOSでは、コンピュータの記憶容量やファイルサイズについて、俗習に従い、1,024バイトを1キロバイト、1,024キロバイトを1メガバイトと表している。(これらは国際規格(IEC 80000-13)に従う場合、1,024バイトを1キビバイト、1,024キビバイトを1メビバイトと表すことができる。)
- ^ a b c 国家試験である情報処理技術者試験にて、「1Mバイト=1,000kバイト」として計算させる問題(基本情報技術者 平成28年春期 午前 問12など)と、「1Mバイト=1,024kバイト」として計算させる問題(基本情報技術者 平成25年秋期 午前 問11など)が出題されている。
- ^ a b c 各教科書のキロバイト - 高等学校の教育課程「情報の科学」の教科書では、「キビバイト」や「メビバイト」など2進接頭辞を用いた単位の説明をせず、「キロ」を1,024倍(= 1キビ)、「メガ」を1,048,576倍(= 1メビ = 1,024キビ)と説明するものが多い。
- ^ 国際単位系 (SI) 第8版(2006)日本語版(原書:国際度量衡局 日本語訳:産業技術総合研究所 計量標準総合センター) 3.SI 単位の10進の倍量及び分量 3.1 SI接頭語 p.33サイドノート
「これらのSI接頭語は10の整数乗を表す。それらを決して2のべき乗を表すために用いてはならない(例えば,1キロビットは1000ビットであり,1024ビットではない)。IEC 規格 60027-2:2005,第3版,電気用文字記号―第2部:電気通信及びエレクトロニクス(IEC 60027-2: 2005, third edition, Letter symbols to be used in electrical technology –Part 2: Telecommunications and electronics)では210,220,230,240,250,及び260に対する接頭語がそれぞれ以下のように定義されている。- 名称 / 記号
- キビ (kibi) / Ki
- メビ (mebi) / Mi
- ギビ (gibi) / Gi
- テビ (tebi) / Ti
- ペビ (pebi) / Pi
- エクスビ (exbi) / Ei
- ^ “iOS および macOS でのストレージ容量の表示方法”. Apple Inc (2018年3月14日). 2022年10月3日閲覧。
関連項目
M/B
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/13 01:32 UTC 版)
「PureHeart 〜世界で一番アナタが好き〜」の記事における「M/B」の解説
パーツ全体の動作を管理するパーツ。戦闘時にはHP(体力)に影響を与える。
※この「M/B」の解説は、「PureHeart 〜世界で一番アナタが好き〜」の解説の一部です。
「M/B」を含む「PureHeart 〜世界で一番アナタが好き〜」の記事については、「PureHeart 〜世界で一番アナタが好き〜」の概要を参照ください。
「mb」の例文・使い方・用例・文例
- 君はbombの綴りで最後のbを落としている
- climbのbは発音しない
- 淡青色, 浅葱(あさぎ) 《Cambridge 大学およびその選手の色標》.
- 話し中です (《主に英国で用いられる》 The number's engaged.).
- 新大学, 1960 年以降に創設された大学, 板ガラス大学 《Oxford, Cambridge のような石造りの ancient universities, 19 世紀に創設された London 大学のような赤れんが造りの redbrick universities に対して言う; 建築様式がふんだんに plate glass を使ってモダンなことから》.
- Columbus がアメリカを発見しなかったら誰かしら発見したに違いない
- 『Slumbery(眠い)』は古語である
- 大きな外側のふちのある明るく色のついた螺旋状の貝殻を有するStrombus属の様々な食用の熱帯海洋腹足類動物のいずれか
- 弱強弱格の韻律(例えば'remember')
- 家族Umbelliferaeのrosid双子葉植物類概念
- NOTTVはNTTドコモや民間放送局などの企業が設立した会社であるmmbi(エムエムビーアイ)によって運営されている。
mbと同じ種類の言葉
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