[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

opencoursewareとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > opencoursewareの意味・解説 

オー‐シー‐ダブリュー【OCW】

読み方:おーしーだぶりゅー

《opencourseware》⇒オープンコースウエア


オープンコースウエア【opencourseware】

読み方:おーぷんこーすうえあ

インターネットなどを利用して大学大学院行われる講義情報関連する資料公開すること。講義ノートレジュメのほかに、講義内容そのまま動画コンテンツとして公開することもある。OCW


オープンコースウェア

(opencourseware から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 14:44 UTC 版)

オープンコースウェア (Opencourseware; OCW) とは、大学大学院などの高等教育機関で正規に提供された講義とその関連情報を、インターネットを通じて無償で公開する活動。2003年9月、アメリカの理工系大学マサチューセッツ工科大学が世界初のOCWサイトを立ち上げ、その後世界中の大学にその活動が広がっている。OCWが始まった当初は、サイトで公開されているコンテンツと言えば、講義で使ったシラバスや講義ノート程度のものが中心であった。しかし近年の通信回線の大容量化(ブロードバンド化)にともない、YouTubeなどで講義ビデオをそのまま公開するような大学が多数出始めている。また、湯川秀樹のノーベル賞受賞論文など歴史的な資料も公開されている。

日本国内では、日本オープンコースウェアコンソーシアムに加盟している23大学12機関(2015年10月時点)を中心に活動している。

OCWを容易に構築するためのコンテンツ管理システム「eduCommons」が、ユタ州立大学持続的公開学習センター(Utah State University's Center for Open Sustainable Learning)において、David Wiley教授を中心にオープンソースで開発・公開されており[1]MITをはじめ、各大学のOCWで利用されている。大阪大学OCWチームなどがeduCommonsの日本語化に積極的に協力している。また、京都大学国際連合大学はeduCommonsをカスタマイズしたものを利用している。

OCWに取り組んでいる主な大学

英語圏

日本語圏 (日本オープンコースウェアコンソーシアム加盟機関)

正会員(大学等)

准会員(非営利団体等)

賛助会員(その他)

  • 内田洋行
  • キャスタリア
  • CMSコミュニケーションズ
  • デジタル・ナレッジ
  • ネットラーニング
  • メディア・リンク

関連項目

参考文献

  • 宮川繁、高木和子「1年を経たMITのオープンコースウエア」『情報管理』第46巻第12号、独立行政法人 科学技術振興機構、2004年、797-803頁、doi:10.1241/johokanri.46.797NAID 130000071656 
  • 福原美三「日本におけるオープンコースウェアの現状と課題・展望」『情報管理』第49巻第6号、独立行政法人 科学技術振興機構、2006年、301-312頁、doi:10.1241/johokanri.49.301NAID 130000072367 

外部リンク

組織・機関

動画配信

  • YouTube 学び - YouTube が運営している教育専門の動画配信ページ
  • Academic Earth (英語) - 教育動画の配信を専門に扱っているサイト
  • iTunes U[リンク切れ] - Appleが運営している教育機関専門のポッドキャスティングページ(閲覧にはiTunesが必要。無料)


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

「opencourseware」の関連用語

opencoursewareのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



opencoursewareのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオープンコースウェア (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS