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aero lab internationalとは? わかりやすく解説

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aero lab international

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/02 18:06 UTC 版)

株式会社aero lab international
aero lab international inc.
八尾空港にあるaero lab international
本社格納庫
種類 株式会社
市場情報
東証PRO 326A
2025年3月3日上場
本社所在地 日本
581-0043
大阪府八尾市空港2丁目12番地
設立 2014年4月22日 [1]
業種 卸売業
法人番号 9140001094093
事業内容 航空機の輸出入及び売買
航空機整備及び改造
航空機の空輸
航空保険代理店
パイロット用品、航空機グッズの販売
代表者 鼓呂雲 健造[2](CEO)
売上高 2,935,000,000円
従業員数 30名 [1]
支店舗数 6
決算期 3月
主要子会社 株式会社 aero lab NiCad Service
外部リンク aerolab.jp
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株式会社aero lab international (エアロラボインターナショナル、aero lab international Inc.) は、大阪府八尾市八尾空港)にある航空機販売、航空機整備会社である。自社でYS-11を保有し、動態保存活動を行っていることでも知られる。

概要

主に航空機の販売[3]、整備、改造(修繕)、輸出入を行っている。創業者はかつて日本やアメリカ合衆国で航空機の整備に携わっており、整備士パイロットとともにこの会社を設立した。海外航空部品の輸入販売やパイロット用品・グッズの販売もおこなっている。

2025年3月3日にTOKYO PRO Marketに上場[4]

航空機改造業務

主要業務に航空機の仕様改造がある。改造内容は多岐に渡るが、アビオニクス(航空機電気装備品)や外装及び内装の改造の実績が多い。従来のスチームゲージより現在主流になっているグラスコクピットへの換装など高度な技術が必要とされる改造も多数実施しており、航空局の認可を取得している。

YS-11再起プロジェクト

エアロラボインターナショナルに落札されたYS-11(JA8709)

2014年平成26年)12月の一般競争入札にて、国土交通省航空局が所有していた最後のYS-11(JA8709)を223万200円で落札し、整備を行った上で再び飛行させることを目的としたプロジェクトを発足させた[3][5][6]

日本では航空法などの規制に適合しないおそれがあるため、機体記号を「JA8709」の日本国籍から米国籍の「N462AL」へ変更する形で登録している。2015年(平成27年)3月にはエンジンの始動に成功し、塗装の変更を含む整備はほぼ完了した[7]

同年5月24日に連邦航空局(FAA)からYS-11の飛行を許可されたことを発表し[8]、5月27日に東京国際空港を離陸、同日中に高松空港へ到着した。その後しばらく高松空港で保管されていたが、高松空港の民営化に伴い駐機場所について折り合いがつかなくなったことから、2018年(平成30年)5月11日に能登空港へ飛行し[9][10]、同空港に隣接している日本航空学園(能登空港キャンパス)にて保管されている。

高松空港 Rwy26 離陸滑走中のYS-11・N462AL の操縦室内


飛行中のN462AL

保有機材

  • 日本航空機製造 YS-11A N462AL 元:JA8709 国土交通省航空局

出典

  1. ^ a b 会社概要”. 2015年1月14日閲覧。
  2. ^ エリック・コロンの息子
  3. ^ a b YS-11 スクラップの危機 回避”. NHKONLINE ニュースウォッチ9 特集まるごと. 2015年1月13日閲覧。
  4. ^ 東京証券取引所 TOKYO PRO Marketへの上場申請のお知らせaero lab international 2025年1月31日
  5. ^ スクラップ危機の「YS-11」、大阪の航空機販売会社が落札”. FNNNEWS JAPAN. 2015年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月13日閲覧。
  6. ^ “国交省のYS-11、223万円で落札 「来年飛ばしたい」”. aviation wire. (2013年12月18日). http://www.aviationwire.jp/archives/51899 2013年12月18日閲覧。 
  7. ^ YS11、整備完了=4月中の再飛行目指す”. 時事ドットコム (2015年3月30日). 2015年3月31日閲覧。
  8. ^ “エアロラボYS-11、5月27日羽田ローカルフライト、28日に高松へ”. FlyTeam. (2015年5月24日). http://flyteam.jp/news/article/50307 
  9. ^ 石津祐介 (2018年6月1日). “YS-11のたどった航跡といま 戦後初の国産旅客機、残る自衛隊機も退役すすむ”. 乗りものニュース. https://trafficnews.jp/post/80442 
  10. ^ “YS11、能登へようこそ 高松空港から移動”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(北國新聞). (2018年5月12日). https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000014655 2019年9月11日閲覧。 

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