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Tahiti_80とは? わかりやすく解説

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タヒチ80

(Tahiti_80 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/30 08:03 UTC 版)

タヒチ80
Tahiti 80
One World Partyにて(2009年バンコク
基本情報
出身地 フランス ルーアン
ジャンル インディー・ポップ
インディー・ロック
シンセポップ
ラウンジ・ミュージック
活動期間 1993年 -
レーベル The Militia Group
ビクター
ユニバーサル
公式サイト www.tahiti80.com
メンバー グザヴィエ・ボワイエ
メデリック・ゴンティエ
シルヴァン・マルシャン
ペドロ・ルスンド
ラファエル・レジェ
旧メンバー ジュリアン・バーバガッロ
エイフェックス・ツインゾンビーズ

タヒチ80(タヒチ・エイティ、: Tahiti 80)は、フランスポップ・ミュージックバンド

来歴

1993年、フランスノルマンディー地方、ルーアンの学生であったグザヴィエ・ボワイエを中心に活動し始める。

1998年、フランスのレーベル「アトモスフェリック」よりデビュー。

1999年、ワールド・ツアーをまわっていたCorneliusこと小山田圭吾にデモ・テープを渡したことがきっかけで、小山田が選曲したコンピレーション・アルバム『ラマ・ランチ・コンピレーション』に「ハートビート」のデモ・ヴァージョンが収録される。後に小山田は「ハートビート」のリミックスも手がける。

アルバム『パズル』は、プロデューサーにアイヴィーのアンディ・チェイスを起用。またファウンテインズ・オブ・ウェインのアダム・シュレシンジャー、カーディナルのエリック・マシューズがゲスト参加する。

2000年、アメリカイギリス日本でのデビューが正式に決定。夏にはサマーソニックに初出演。

2002年9月、セカンド・アルバム『ウォールペーパー・フォー・ザ・ソウル』をリリース。

2005年に発売された『フォスベリー』のタイトルは、1968年メキシコ・オリンピックの走り高跳びで金メダルを獲得したアメリカ人選手、ディック・フォスベリーに由来する。

2007年、グザヴィエが「Axe Riverboy」名義で初のソロ・アルバム『チュ・チュ・トゥ・タンゴ』をリリース。「Axe Riverboy」という名前は「Xavier Boyer」をアナグラムにしたもの。またリミックス・アルバム『チュ・チュ・トゥ・タンゴ・リミックス』も同年に発売された。

2008年には約3年半振りのスタジオ・アルバムとなる、4枚目のアルバム『アクティヴィティー・センター』がリリースされる。収録曲の中には「明治神宮に行きたい」という歌詞がある。

2009年、サマーソニック・ビーチステージのヘッドライナーとして再び出演するが、東京公演は荒天のため中止となった。

2010年、3度目のサマーソニック出演。同年、初のベスト・アルバム『シングルス・クラブ』をリリースした。

2011年、メンバー2人を追加して6人編成となり、アルバム『ザ・パスト、ザ・プレゼント&ザ・ポッシブル』をリリース。

2013年、フジロックフェスティバルに初出演。

メンバー

  • グザヴィエ・ボワイエ (Xavier Boyer) - ボーカル、ギター、キーボード、ピアノ、ベース
  • メデリック・ゴンティエ (Médéric Gontier) - ギター、ボーカル、キーボード
  • シルヴァン・マルシャン (Sylvain Marchand) - ドラムス、パーカッション、キーボード、ピアノ
  • ペドロ・ルスンド (Pedro Resende) - ベース、キーボード、プログラミング、パーカッション、ボーカル
  • ラファエル・レジェ (Raphaël Léger) - ドラムス

旧メンバー

  • ジュリアン・バーバガッロ (Julien Barbagallo) - キーボード、パーカッション

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • 『パズル』 - Puzzle (1999年)
  • 『ウォールペーパー・フォー・ザ・ソウル』 - Wallpaper for the Soul (2002年)
  • 『フォスベリー』 - Fosbury (2005年) ※タイトルは走高跳の選手ディック・フォスベリーから
  • 『アクティヴィティー・センター』 - Activity Center (2008年)
  • 『ザ・パスト、ザ・プレゼント&ザ・ポッシブル』 - The Past, the Present & the Possible (2011年)
  • 『ボールルーム』 - Ballroom (2014年)
  • 『ザ・サンシャイン・ビート Vol.1』 - The Sunshine Beat Vol. 1 (2018年)
  • 『ヒア・ウィズ・ユー』- Here With You (2022年)
  • 『ハロー・ハロー』- hello Hello (2024年)

コンピレーション・アルバム

  • A Piece of Gold (2003年)
  • Unusual Sounds (2005年)
  • 『シングルス・クラブ』 - Singles Club (2010年) ※初回限定盤は11曲のミュージック・ビデオを収録したDVD付
  • 『フィア・オブ・アン・アコースティック・プラネット』 - Fear Of An Acoustic Planet (2019年) ※リアレンジ・アルバム

EP

  • 20 Minutes (1996年)
  • 『ハートビート・リミキシーズ』 - Heartbeat Remix (2000年)
  • Extra Pieces (2001年)
  • I.S.A.A.C (2001年)
  • 『ソングス・フロム・アウター・スペース』 - Songs From Outer Space (2001年)
  • 『ア・ピース・オブ・サンシャイン』 - A Piece of Sunshine (2003年)
  • Extra Pieces of Sunshine (2004年)
  • Sotomayor EP (2005年) ※タイトルは走高跳の選手名(ハビエル・ソトマヨル)から
  • 『ヨウルプッキ EP』 - Joulupukki (2008年)
  • Solitary Bizness (2010年)
  • Bang (2013年)
  • ... And the Rest Is Just Crocodile Tears (2016年)
  • Lipstick Stains (2022年)

シングル

  • 「ハートビート」 - "Heartbeat" (1999年)
  • 「メイド・ファースト (ネヴァー・フォーゲット)」 - "Made First" (2000年)
  • "A Love From Outer Space" (2000年)
  • "Yellow Butterfly" (2000年)
  • 「1、000タイムス」 - "1000 Times" (2002年)
  • 「ソウル・ディープ」 - "Soul Deep" (2002年)
  • "Big Day" (2005年) ※ビデオ・ゲーム『FIFA 07』サウンドトラック収録
  • 「チェンジズ」 - "Changes" (2005年)
  • "Here Comes" (2005年)
  • "Chinatown" (2006年) ※Fuguとのスプリット・シングル
  • "All Around" (2008年)
  • "Unpredictable" (2009年)
  • "Darling (Adam & Eve)" (2011年)
  • "Easy" (2011年)
  • "Bang" (2013年)
  • "Crush!" (2014年)
  • "Missing" (2014年)
  • "Let Me Be Your Story" (2018年)
  • "Sound Museum" (2018年)
  • "My Groove" (2018年)
  • "Hurts" (2019年)

参加オムニバス・アルバム等

  • 『ラマ・ランチ・コンピレーション』 - Llama Ranch Compilation (1999年) ※小山田圭吾選曲。「ハートビート」デモ・ヴァージョンを収録
  • 『A Piece Of Gold (Soulful Pop Songs Selected By Tahiti 80)』 (2003年) ※グザヴィエ・ボワイエ選曲。メンバーが影響を受けたという楽曲を集めたコンピレーション・アルバム
  • 『Unusual Sounds For Levi's Selected by Tahiti 80』 (2005年) ※リーバイスとのコラボレーション企画
  • 『“COVERS”FreeTEMPO COVERED ALBUM』 (2009年) ※FreeTEMPOトリビュート・アルバム。タヒチ80は「Harmony」で参加

外部リンク


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