SICK(S)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 04:07 UTC 版)
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「SICK(S)」 | |
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BLUE ENCOUNT の シングル | |
リリース | |
規格 | ミニアルバム |
ジャンル | J-POP |
時間 | |
作詞・作曲 | 田邊駿一 |
チャート最高順位 | |
13位(オリコン | |
『SICK(S)』は、日本のロックバンドであるBLUE ENCOUNTのミニアルバム。2019年6月5日にKi/oon Musicから発売された。
概要
BLUE ENCOUNT初のミニアルバムとして発売された。
CDのみの通常盤に加えて、完全限定プレミアム「SICK(S)」Tシャツ付きの完全生産限定盤の2形態にて発売された。
収録曲の「ハウリングダイバー」は、5月3日にさいたまスーパーアリーナで行われた、VIVA LA ROCKにてMVの一部が撮影されている。
収録曲
期間生産限定盤
全作詞・作曲: 田邉駿一。 | |||
# | タイトル | 編曲 | |
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1. | 「PREDATOR」 | ||
2. | 「ワンダーラスト」(格闘ゲーム大会「EVO Japan 2020」テーマソング) | ||
3. | 「ハウリングダイバー」(アプリゲーム『実況パワフルプロ野球』テーマソング、KKT『てれビタ』2019年6月度エンディングテーマ) | ||
4. | 「#YOLO」 | ||
5. | 「幻聴」 | ||
6. | 「アンコール」 |
完全生産限定盤
通常盤と同一の収録内容。
脚注
外部リンク
https://blueencount.jp/discography/detail/23/
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SICK'S
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/09 07:30 UTC 版)
「SICK'S」 | ||||||||||
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SuG の シングル | ||||||||||
収録アルバム | VIRGIN(#1) | |||||||||
B面 | JUICY ゆりかご |
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リリース | ||||||||||
規格 | マキシシングル | |||||||||
ジャンル | J-POP | |||||||||
レーベル | ポニーキャニオン | |||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||
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SuG シングル 年表 | ||||||||||
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「SICK'S」(シックス)は、SuGのメジャー13枚目のシングル。2015年12月16日にポニーキャニオンから発売された。
概要
テーマは’’現代病’’。社会風刺のようでいて、恋や夢といった抑えきれない衝動を力強く肯定し、すべてのリスナーを鼓舞激励する想いが込められた楽曲。 SuG初の試みとなるGIFアニメによるアニメーションアーティスト写真が公開され話題となった。[1]
販売形態はSuGショップ限定盤、初回限定盤、通常盤の3形態。SuGショップ限定盤は写真集付き仕様。(販売終了)初回限定盤にはDVDが付属している。また通常盤にのみ「JUICY」が収録されている。
SuGショップ限定盤
CD
- SICK'S
- 作詞:武瑠 作曲:yuji 編曲:HearTribe
- ゆりかご
- 作詞/作曲:武瑠 編曲:Tom-H@ck
特典
- CDトレイ一体型48ページ写真集
初回限定盤
CD
- SICK'S
- ゆりかご
DVD
- 「SICK'S」Music Video
- 「SICK'S」Music Video Shooting OFFSHOT
通常盤
CD
- SICK'S
- JUICY
- 作詞:武瑠 作曲:masato
- ゆりかご
品番
- SuGショップ限定盤:PCCA-00034
- 初回限定盤:PCCA-04309
- 通常盤:PCCA-04310
関連項目
脚注
- ^ “SuG、新アーティストビジュアルをGIFアニメで公開。ニューシングル「SICK’S」決定”. BARKS音楽ニュース (2015年10月24日). 2016年11月9日閲覧。
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SICKS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/24 08:04 UTC 版)
『SICKS』 | ||||
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THE YELLOW MONKEY の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1996年8月 - 11月
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ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
ファンハウス (SICKS) Ariola Japan (COMPLETE SICKS・リマスター盤) | |||
プロデュース | 吉井和哉 | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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THE YELLOW MONKEY アルバム 年表 | ||||
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『SICKS』収録のシングル | ||||
『SICKS』(シックス)は日本のロックバンド、THE YELLOW MONKEYの6枚目のオリジナル・アルバム。1997年1月22日にファンハウスよりリリースされた。
『COMPLETE SICKS』(コンプリート シックス)についても本項にて併記する。
解説
レコード会社を日本コロムビア・TRIADレーベルからファンハウスへの移籍後、第1弾となったアルバム。本作品以降は吉井和哉の単独プロデュースとなった。タイトルの『SICKS』は、6枚目のアルバムであることを表す「SIX」と「ロック(6)」、病気の「SICK」の3つを組み合わせた造語で、大阪にて「JAM」のキャンペーン中に吉井が思いついたものである[1]。完成度の高さから「日本のロックのマスターピース」と称されている[2]。
前作に次いでオリコンチャート初登場1位を獲得。また、これがオリコンアルバムチャートで通算600回目の1位獲得作品であった[3]。累計売上は63万枚(オリコン調べ)[* 1]を売り上げ、オリジナル・アルバムでは自身最大のヒットを記録した。吉井は「JAM」「SPARK」などのヒット曲を含むベスト・アルバム『TRIAD YEARS actI〜THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY』がミリオンを達成したことを踏まえ、「ヒット曲が1曲しか入っていないアルバムは100万人買わないんだなということもよくわかった。『この次覚えてろよ』という気持ち」と語っている[6]ほか、後年のインタビューでは「『SICKS』の実際のセールスは妥当だったと思う。100万枚を目指していたが、近いところまで行ったし、凄い納得した1年だった」と振り返っている[7]。同じくギターの菊地英昭は「望んでいた枚数より下回ったが、大衆向けではないアルバムがこれだけ売れたことは自信になった」と語っている[7]。
レコーディングは前作に続きロンドンで行われた。吉井は本作の制作にあたり「1日3曲録音をノルマ」とし、300曲作成したものからさらに80曲に絞ったのち、その曲の中から厳選したものが本作に収録された楽曲となった[1]。ジャケット写真もロンドンのバタシー発電所にて撮影されている[8]。吉井は当時の状況を「好きなようにやった。楽曲の構成も従来の型を破れた」「自分の中で、音楽がものすごく噴出してるのがわかった」と振り返った[9]。また、本作がリリースされる約1か月半前に、自身初の非公認ベスト・アルバム『TRIAD YEARS actI〜THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY』のリリースが決定したこともあり、吉井は「ベストに負けないアルバムを作ろうという話を毎晩メンバーとしていた」と語っている[10]。
初回生産分のみ、バンド名を印字したステッカーが封入された。
1997年8月8日、イギリスでもリリースされ、イギリス盤にはボーナス・トラックとして「LOVE LOVE SHOW」の英詞バージョンが収録された[* 2]。
反応と評価
吉井本人が最高傑作と自負する作品であり、「『SICKS』は他のバンドにはない音であり、他の邦楽にもない音である」と語る[9]。また、他メンバーが作曲をした「TVのシンガー」「創生児」「HOTEL宇宙船」を絶賛しており、「どの曲も『SICKS』の匂いがする曲」と評価している[10]。メンバー選曲のベスト盤『MOTHER OF ALL THE BEST』にも本作から最多の7曲が収録されており[* 3]、他メンバー作曲の3曲もすべて収録された。
移籍前に所属していた日本コロムビアのディレクターである宗清裕之は、「『SICKS』がなかったらただのポップなバンドとして消費されてたかもしれない。あの時期があったからこそ、THE YELLOW MONKEYは長く愛されるバンドになったんだと思う」「当初はダークな雰囲気、不健康な感じも含めて『今まで押さえつけられてたけど、俺たちの魅力はここなんだ』っていうか。しっぺ返しを食らった感じがあった」とし、「このアルバムは売れないと思っていたが、実際に売れて驚いた」旨を語っている[11]。また、当時THE YELLOW MONKEYのカメラマン(ビデオシューティング)を務めていた高橋栄樹は、「初期のダークな感じがスケールアップして戻ってきた、っていうイメージだったというか。本来はこういう人たちなんだなと思う」とした[11]。
収録曲
全作詞: 吉井和哉(except 6)、全編曲: THE YELLOW MONKEY。 | |||
# | タイトル | 作曲 | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「RAINBOW MAN」 | 吉井和哉 | |
2. | 「I CAN BE SHIT, MAMA」 | 吉井和哉 | |
3. | 「楽園」 | 吉井和哉 | |
4. | 「TVのシンガー」 | 菊地英昭 | |
5. | 「紫の空」 | 吉井和哉 | |
6. | 「薬局へ行こうよ」(Instrumental) | 吉井和哉 | |
7. | 「天国旅行」 | 吉井和哉 | |
8. | 「創生児」 | 吉井和哉・菊地英昭 | |
9. | 「HOTEL宇宙船」 | 吉井和哉・廣瀬洋一 | |
10. | 「花吹雪」 | 吉井和哉 | |
11. | 「淡い心だって言ってたよ」 | 吉井和哉 | |
12. | 「見てないようで見てる」 | 吉井和哉 | |
13. | 「人生の終わり (FOR GRANDMOTHER)」 | 吉井和哉 | |
合計時間: |
RAINBOW MAN
I CAN BE SHIT, MAMA
- タイトルは「アッカンベーしたまま」を捩ったもの。
- 1999年12月28日に行われた「メカラウロコ10」以降披露されることはなかったが2018年12月28日の「メカラウロコ29-FINAL-」にて19年ぶりに披露された。
楽園
- 先行シングル曲。
TVのシンガー
- 菊地が作曲したハードロック・ギターリフに吉井が特異な歌詞を綴った。歌詞の内容はアーティストである自らを皮肉ったものであり、3rdアルバム『jaguar hard pain』収録の「ROCK STAR」とは対称的なものとなっている。『THIS IS FOR YOU〜THE YELLOW MONKEY TRIBUTE ALBUM』で9mm Parabellum Bullet がカバーした。
紫の空
- 台風直撃で初日のみ実施された「第1回フジロックフェスティバル」(1997年7月26日)に登場したTHE YELLOW MONKEYは、この曲と更に本作から「TVのシンガー」「天国旅行」を披露した[* 6]。
- 「TOUR '97 〜紫の炎〜」では途中曲調が変化して吉井が白い仮面を着用してダンスパフォーマンスをする。
薬局へ行こうよ
天国旅行
- 「FOR SEASON-野生の証明」のツアー中に初披露され、アルバム発売前の「メカラ ウロコ・7」でも披露された。吉井にとって「JAM」と並ぶほど特別な強い思い入れがあると語り、「裏JAM」と呼んでいるという[9]。1番ではドラムを止めてサビに入るなど、過去にはやらなかったアレンジを試み、吉井自身「すごい自信になった曲ができた」と自負する[9]。2010年3月に出版された三浦しをんの短編集『天国旅行』はこの曲のタイトルからつけられ、本書の巻頭には歌詞が引用されている。2013年に行われた『イエモン-FAN'S BEST SELECTION-』のファン投票で5位を獲得した。
- イントロは吉井が弾いている。初披露時は音源には収録されなかったアルペジオのギターソロが追加されていた。
創生児
- 作曲者である菊地の「精神分裂症の歌にしてほしい」という要望から歌詞が作られ、吉井(及び人)の二面性について歌っている[6]。吉井が1人2役を演じて歌っており、後半は左右にボーカルが分かれる。曲中には2つのヴォーカルが同時に別々の歌詞を歌っている箇所がある。
HOTEL宇宙船
花吹雪
- 前曲からシームレスで繋がる構成。非常に音が小さいが、イントロで吉井の台詞が入っている。初レコーディングの際に一度ボツになっており、仮タイトルは「首の皮一枚」だった[6]。2013年に行われた『イエモン-FAN'S BEST SELECTION-』のファン投票で、アルバム曲の中では最高となる3位を獲得した。
淡い心だって言ってたよ
- アコースティック・ギターを使用したナンバー。
見てないようで見てる
- 11thシングル「楽園」のカップリング曲。吉井曰く「渋谷駅周辺の喫茶店で、斜め向かいに座った女性をチラ見しながら作った」[12]。
人生の終わり (FOR GRANDMOTHER)
DVD (COMPLETE SICKS)
- fragments of the SICKS
- 日本でのデモ・レコーディング、ロンドンレコーディングドキュメント。
- Interviews (with KAZUYA YOSHII/RICHARD DIGBY SMITH/SHUJI YAMAGUCHI/MIKIO ARIGA)
参加ミュージシャン
- 三国義貴 - キーボード
脚注
注釈
- ^ 累計売上を約80万枚とする資料もある[4][5]。
- ^ イングリッシュ・バージョンは、日本国内盤では「BURN」B面が初出。
- ^ 『SICKS』イギリス盤ボーナストラックの「LOVE LOVE SHOW」イングリッシュ・バージョンを加算すると8曲。
- ^ 特撮番組『愛の戦士レインボーマン』(1972年-1973年放映)は、『月光仮面』(1958年-1959年放映)が有名な川内康範の作品。『月光仮面』に比べればマイナー番組であるものの、主題歌「行けレインボーマン」の替え歌遊びが日本中の子供たちの間で流行った。歌の始まり「インドの山奥」の後、「でんでん虫かたつむり」など色々な言葉をつないで行き、日本各地でつなぐ言葉が違っていた。替え歌は1982年-1983年放映のアニメ版(特撮版と主題歌は同じ)の後も歌い継がれ、1987年に靴メーカーのアキレスが運動靴「サザンサザン」のTVCMで明石家さんまを起用して替え歌に参入した。主題歌「行けレインボーマン」は、肌や言葉の違いによる人間同士の争いを打ち砕こうと歌うものであり、バンド名THE YELLOW MONKEYの意味するところと関わりを持つ。
- ^ 「死ね死ね団のテーマ」は、主題歌「行けレインボーマン」よりも露骨にこのバンド名と直結する「黄色い猿め」など、日本人への呪詛で埋め尽くされる。どちらも川内康範の作詞。
- ^ フジロックにおける全10曲からなる欧米ロックへの果たし状は、欧米第一線で活躍する共演バンドのフー・ファイターズやレッド・ホット・チリ・ペッパーズを魅了した。しかし吉井はオーディエンスの反応に感触が得られなかったことからフジロックは暗鬱な記憶となった。
- ^ a b CDジャーナルによる解説から。
出典注
- ^ a b 『ROCKIN'ON JAPAN 1997年2月号』
- ^ “あれから13年…、イエモン不朽の名盤『SICKS』が完全盤でよみがえった!”. TOWER RECORDS ONLINE. (2010年1月26日)
- ^ “オリコン史上1000作目のアルバム1位はV6!”. ORICON NEWS. (2007年9月18日)
- ^ 『THE YELLOW MONKEY/BURN』 (ロッキング・オン、2000年)、389頁。
- ^ 『COMPLETE BURN』 (ロッキング・オン、2005年)
- ^ a b c d e f 『ROCKIN'ON JAPAN 1997年11月号』
- ^ a b 『ROCKIN'ON JAPAN 1998年4月号』
- ^ 『SWITCH 2019 VOL.37』 (スイッチ・パブリッシング)
- ^ a b c d e f g 『吉井和哉自伝 失われた愛を求めて』 (ロッキング・オン、2007年)
- ^ a b 『COMPLETE SICKS』DVD Interviews
- ^ a b 森朋之 (2013年7月31日). “徹底座談会で明かされる真実とそれぞれの1曲”. ナタリー
- ^ 『COMPLETE SICKS』ライナーノーツ
外部リンク
SICKs
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 13:54 UTC 版)
「救済団体」を標榜する、罹人で構成されている集団。自身の欲望を解放した状態こそが人間の幸福の在り方だと主張し、常伏町に病魔を氾濫させようと暗躍している。メンバーは、カナダの学者ジョン・アラン・リーが提唱する「6つの愛」を名乗っている。 元々は、普通の枠に収まらないために孤独を感じていた明羅のために、「普通でないために苦しんでいる人たちと友人になる」ことを目的に、真理也が結成を発案した。事件解決後、解散したかどうかは明らかになっていない。 狂愛(マニア) / 荊 明羅(いばら あきら) SICKsのリーダー格である、長髪の男。宿している病魔は「忘失」。人間に病魔を宿すことで救おうと考えている。 当初は「真理也の偽者」として登場。プライドが高く、独り善がりな性格。SICKsのメンバーを道具同然に扱うことは勿論、唯一の理解者である兄・真理也に対する非道な行いも躊躇なくできる。 中学時代、多方面で活躍する天才として持て囃されていたが、天才ゆえの孤独感から生じたストレスを兄への虐待で解消していた。「明羅」としての人生から逃れるため、「忘失」で他人の記憶を消し、「真理也」としての人生を送っていた。真理也の発案で結成されたSICKsを、「普通」の排斥のために利用するが、逸人らによって失敗、「忘失」を喰われ廃人同然となる。 友愛(ストーゲ) / 王 宇宙(ウォン ユジュウ) SICKsの一員である、黒人系中国人の易者。宿している病魔は「隣人愛」。無用な争いを好まず、卑劣な者は仲間であっても許さない。 真理也の考えに共感してSICKsに入団。しかし明羅やルダスの行いを見た結果、ルダスと戦う経一に協力する。第85診では「隣人愛」の異空間にルダスを幽閉するため、同じく異空間にいるが、その後の消息は描写されていない。 美愛(エロス) / 美咲 ひかる(よしざき - ) SICKsの一員である、美少女のような外見をした美少年。宿している病魔は「美意識」。明るくフランクな性格だが、他人に対して好き嫌いをハッキリ言う面がある。美愛を「ミーア」と読ませた形でネットアイドルをやっている。 美しいものと可愛いものを好み、自身も少女のような格好をするようになった。そんな自分を疎外する「普通」という考えを強く嫌っており、特に性別を間違えた者に対しては凄まじい怒りを見せる。自分を「普通の男の子」と言い切る真哉に心を強く動かされ改心、真哉たちが「抽出銃」を奪い返したことを仲間に報告しなかった。 事件解決後はSICKsから離脱し、真哉と友達になり常伏中の生徒となった。 遊愛(ルダス) / 艶堂 瞬(えんどう しゅん) SICKsの一員である、常伏町のネオン街にあるクラブのホスト。誕生日は3月16日。宿している病魔は「刹那主義」。女好きでノリが軽いが、性格は刹那的で、他人を徹底的に利用し犠牲にすることも厭わない卑劣漢でもある。また、自身に逆らう者のプライドをへし折り、媚びへつらわせる事を喜びとしている。SICKsに入団したのも「楽しそうだから」という理由である。 「刹那主義」を駆使した卑劣な戦法で経一を圧倒するが、ストーゲに見限られたことで形勢が逆転し、経一に叩きのめされ敗北。その後「隣人愛」の異空間に幽閉される。 利愛(プラグマ) / 豪徳寺 利貨子(ごうとくじ りかこ) SICKsの一員である修道女。宿している病魔は「損得勘定」。短気かつ好戦的な性格で口は悪く、お金に対してかなり貪欲である。弱い相手には徹底的に残忍・冷酷だが、自分より強いと見ると一変して卑屈な態度をとる。 ストーゲと共に逸人を狙い、経一と戦闘になる。「損得勘定」の能力で経一を苦戦させるも、「魔煙草」を使用した彼に敗北、戦闘不能に陥った上、常に不幸に見舞われる身になってしまう。その後、不幸から逃れるために逸人に懇願し、自ら「損得勘定」を手放した。 神愛(アガペ) / 荊 真理也(いばら まりや) SICKsの一員である、長髪の少年。宿している病魔は「自己犠牲」。自己犠牲の精神を持つ、温和な性格の持ち主。 中学時代は、弟・明羅や不良などに暴行される日々を送っており、その際に逸人と出会い、友人となった。他人のストレスを暴力で解消させることができる強い肉体を望み、「自己犠牲」に罹る。明羅のためにSICKsを結成したが、暴走する彼を見て口を閉ざすようになった。「自己犠牲」の影響で成長が止まり、現在では幼児のような姿となっている。事件解決後「自己犠牲」は手放したと思われるが、最終診でも子供の姿のままだった。 五年後の最終診では常伏中学校で療治の助手を務めており、生徒からの人気は高く、「カウンセリング室の天使」と呼ばれている。逸人とは今でも友人として接しており、尊敬している。
※この「SICKs」の解説は、「保健室の死神」の解説の一部です。
「SICKs」を含む「保健室の死神」の記事については、「保健室の死神」の概要を参照ください。
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