Ninja 250(2代目)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 22:43 UTC 版)
「カワサキ・ニンジャ250」の記事における「Ninja 250(2代目)」の解説
2012年8月1日にNinja 250としてフルモデルチェンジされた2013年モデルが川崎重工業より発表された。車名末尾の“R”はなくなり、車体デザインはZX-10Rをモチーフとした形状に刷新され、のちのZX-6Rとともにイメージをそろえるモデルとなった。エンジンも内部構造を全面的に見直し、足回りはホイールが変更され、ABS仕様も追加された。アメリカやヨーロッパ・オーストラリアならびにブラジル向けには、296cc並列2気筒エンジンとアシスト&スリッパークラッチを載せたNinja 300も発表された。 日本国内では Ninja 250が2013年2月1日より正式に発売されたものの、予告段階で注文数が殺到し、わずか3日で日本向けの年間販売計画台数(6000台)を超えてしまい、追って販売するはずだった兄弟車であるZ250を海外に先駆けて、前倒しして導入する事態となった。 主な変更点 クランクケース、シリンダー、ピストンなどエンジン主要部品の刷新 高張力鋼を使用した新型ダイヤモンドフレームの採用 デュアルスロットルバルブの採用 独立2灯式ヘッドライトの採用 パッシングスイッチを新採用 フェアリング埋め込みウインカーの採用 アナログタコメータとデジタル速度計からなる新型インストゥルメントパネルの採用 リアタイヤのワイド化(130mmから140mmへ) 250ccクラスではカワサキ初となるABSモデルの設定 2013年モデル 2013年2月1日発売。以下のカラーバリエーションで発売された。 通常モデル - 512,381円(税抜)█エボニー █パールスターダストホワイト Special Edition - 526,667円(税抜)██ライムグリーン×エボニー ABS Special Edition - 574,286円(税抜)██メタリックムーンダストグレー×エボニー ██パッションレッド×パールスターダストホワイト 2014年モデル以降 2014年モデルは2013年9月1日発売。次の2015年モデルより全仕様でNinja 300同様にアシスト&スリッパークラッチが追加され、 Special Edition/ABS Special Editionにはタンクパッドを新たに追加した。KMETの生産能力に限界が来ていること、第2次安倍内閣が掲げる経済政策「アベノミクス」の影響によって円相場が円安基調となり、タイからの輸入コストが高くなってしまう懸念から、このモデルより日本及び北米・ブラジル仕様車の生産を順次日本へ移管する。日本に生産移管した分の生産余力は、ヨーロッパ向けやブラジル以外の新興国向けに振り分けられる事となっている。 この年以降のカラーバリエーションは以下の通り。いずれも前年の9月1日に発売されている。 通常モデル - 512,500円(税抜)█ライムグリーン(2014年-2015年) █エボニー(2014年) █パールスターダストホワイト(2015年) █メタリックカーボングレー(2016年) █キャンディバーントオレンジ(2016年) █メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー(2017年) █キャンディプラズマブルー(2017年) Special Edition - 527,000円(税抜)██キャンディバーントオレンジ×エボニー(2014年) ██キャンディプラズマブルー×エボニー(2015年) ██ライムグリーン×パールスターダストホワイト(2016年) ABS Special Edition - 574,500円(税抜)██ライムグリーン×エボニー(2014年) ██パールスターダストホワイト×エボニー(2014年) ██メタリックムーンダストグレー×エボニー(2015年) ██ライムグリーン×パールスターダストホワイト(2015年) ██キャンディプラズマブルー×メタリックグラファイトグレー(2016年) ██キャンディパーシモンレッド×メタリックスパークブラック(2017年) ABS KRT Edition - 574,500円(税抜)██ライムグリーン×エボニー(2016年-) KRT Winter Test Edition Ninja 250 ABS KRT Winter Test Edition(ケーアールティー ウィンターテストエデイション)は、2017年モデルの限定仕様として2016年11月1日に発売された。 2016年モデルから発売されているKRT(カワサキ・レーシング・チーム)Edition のホイールを幅広のものに換装し、前後輪ともラジアルタイヤ (前110/70R17 54H・後150/60R17 66H)を装備させた仕様である。価格は594,000円(税抜)で車体カラーは█フラットエボニー。
※この「Ninja 250(2代目)」の解説は、「カワサキ・ニンジャ250」の解説の一部です。
「Ninja 250(2代目)」を含む「カワサキ・ニンジャ250」の記事については、「カワサキ・ニンジャ250」の概要を参照ください。
Ninja 250(3代目)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 22:43 UTC 版)
「カワサキ・ニンジャ250」の記事における「Ninja 250(3代目)」の解説
2017年の東京モーターショーで新型のNinja 250がNinja 400ともに発表され、2018年2月に発売された。エンジンが完全新設計され出力が向上された。ヘッドライトはLED化されロー・ハイビーム共に両目点灯となった。ABSの標準装備化フレームの刷新およびNinja400との共通化。フロントブレーキが前モデルの290mmから310mmへと大径化されている。タイヤはバイアスタイヤである。 モデルカラー 通常モデル██パッションレッド×エボニー(2018年) ██キャンディプラズマブルー(2018年) KRT Edition -██ライムグリーン×エボニー(2018年)
※この「Ninja 250(3代目)」の解説は、「カワサキ・ニンジャ250」の解説の一部です。
「Ninja 250(3代目)」を含む「カワサキ・ニンジャ250」の記事については、「カワサキ・ニンジャ250」の概要を参照ください。
- Ninja 250のページへのリンク