NCFTA
NCFTAとは、サイバー空間における脅威への対処を目的として米国で発足した非営利団体である。1997年に設立された。
NCFTAは、FBIをはじめとする法的機関、大学等の学術機関、および民間企業の構成員とする産官学連携の組織であり、連携による迅速な情報収集、情報の分析、分析した情報に基づく迅速な捜査等を執行するトレーニングなどを行っている。設立以来2014年現在までサイバー犯罪への対処に貢献した事例は300を超えるという。
2014年11月には、日本でも産官学連携でサイバー空間上の脅威に対応する「日本版NCFTA」として、「日本サイバー犯罪対策センター」(JC3)が設立された。
参照リンク
The NCFTA - (FBI)
NCFTA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 00:27 UTC 版)
「サイバーセキュリティ」の記事における「NCFTA」の解説
NCFTA(National Cyber-Forensics & Training Alliance、日本語では「米国サイバー鑑識・訓練協定」もしくは「全米サイバー犯罪科学訓練同盟」)は「サイバー犯罪に関する情報共有や捜査支援、被害防止のために設けられた、アメリカの非営利団体」。FBIを中心とする法執行機関、民間企業、大学による産学官連携組織である。サイバー犯罪の手口等をデータベース化して専門家が分析し、捜査員の訓練や捜査の技術支援に役だてる。
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