ORiNの特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/30 14:20 UTC 版)
ORiNはハードウェアに関する規定は一切なく、全ての規格がソフトウェアに関するものとなっており、下記の3つの標準規格が柱になっている(ORiN2の場合)。 標準プログラムインターフェイス規格 CAO (Controller Access Object) - アプリケーションソフトウェアの汎用化を容易にする。 標準データスキーマ規格 CRD (Controller Resource Description) - アプリケーションソフトウェア間のデータ交換等を容易にする。 標準通信プロトコル CAP (Controller Access Protocol) - デバイス・アプリ間の通信プロトコルで、CAP(SOAP)、e-CAP(HTTP)、b-CAP(TCP/UDP)の3バージョンがある。新たなプロトコル開発を不要にする。 この3つの標準規格により下記のような特長を提供している。 統一されたアクセス方法とデータ表現 装置内の資源は変数やファイルとしてアクセス可能 工場内の多様な機器に容易に適用可能 ORiN適用のために既存の装置改造は不要 XMLデータを介して他システムとの連携が容易 インターネット経由での装置アクセスが容易
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