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ORION (DAW)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ORION (DAW)の意味・解説 

ORION (DAW)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/23 20:07 UTC 版)

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ORION
開発元 Synapse Audio Software
最新版 8.6 / 2015年10月26日(3年前) (2015-10-26
対応OS Windows 98Windows MeWindows 2000Windows XPWindows Vista
プラットフォーム PC
対応言語 英語
種別 DAW
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.synapse-audio.com/orionplatinum.php
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ORIONとは、Synapse Audio Software社のDAWである。

このソフトウェアは、作曲/編曲からミキシング/マスタリングまでの、音楽制作に於けるあらゆるステージに対応する。 マルチトラック・レコーディング、ジェネレーター、エフェクト、そしてサブ・バスを含むミキシング・コンソールを含み、伝統的なリニア・シーケンス、そしてパターン・ベースのシーケンスの両方をサポートする。 VSTDirectX、そしてReWire等の外部インターフェースに対応し、オーディオ出力の解像度は16bit/44.1kHzから32bit/192kHzステレオまでを扱える。

機能

ジェネレータ

ORIONは以下の様なジェネレータを内蔵しています(バージョン7における例):

Toxic III

Toxic synthの後継版。モジュレーション・マトリクス及びマルチ・エフェクト、そしてパワフルなステップ・シーケンサを内蔵した6オペレータのFMシンセサイザー。

現在Image-Line社の外部開発者として働くMaxx Clasterによってライセンスされている。Synapse Audio社にToxic IIIをライセンスした時点では、彼はまだImage-Line社に雇用されていない。

Toxic II

バージョン7にToxic IIIが含まれてからも、未だToxic IIも含まれている。

高度に洗練されたFMシンセサイザで、素晴らしいアトモスフィア系Pad、ストリングス及びリード・サウンドを作れる。

現在Image-Line社の外部開発者として働くMaxx Clasterによってライセンスされている。Synapse Audio社にToxic IIをライセンスした時点では、彼はまだImage-Line社に雇用されていない。

Tomcat

汎用的なドラム・シンセサイザ――XR-909と違い、Tomcatは具体的なドラム・サウンドよりも、汎用的なパーカッシヴ・サウンドの為に設計された。

Sampler

ポピュラーなフォーマットによる、プロフェッショナルなマルチサンプル・パッチを使って作曲する。 WAVファイルをロードしてフィルターやモジュレータで加工する。

Ultran

高度なサンプル・ベースのモーフィング・シンセサイザで、完璧なアトモスフィア系Pad、ストリングス・サウンドを作れる。

Wasp XT

歴史
Waspのルーツは、フリーのスタンドアロンなソフトシンセ、TS-404に由来する。それはリチャード・ホフマン(今ではSynapse Audio社を支える主な原動力である)によって作られ、その後Image-Line社のFL Studioへとライセンスされた。後にTS-404はWaspの最初のバージョンへと発展した。WaspはORIONの初期バージョンに含まれ、そしてまた、Fruity Loopsのアドオン、そしてVSTiプラグインとして販売するImage-Line社へもライセンス供与された。
WaspはSynapse Audio社とSonic Syndicateにより、ORIONの一部として開発が続けられた。Wasp、Wasp XTのメジャー・アップデートは、ORION PLATINUMの最初のバージョンと共に2002年にリリースされた。Image-Line社バージョンのWaspは、2006年にリリースされたFL Studioのバージョン6までアップデートされなかった(その際Wasp XTへと名称変更された)。その後のImage-Line版とSynapse Audio版が同じコードを使用しているかは定かではない。

Drums

サンプルを使って洗練されたドラム・パターンを簡単に編集する。 作成して保存したドラムキットは簡単に再利用出来る。

Monobass

ヴィンテージなアナログ・ベース・シンセサイザのクラシックな音色を再生――ディープでパワフルなベース音から、甲高くうねるアシッド・ラインまで。

ローランド・TB-303のエミュレーション

XR-909

ヴィンテージなアナログ機器から選ばれた、クラシックな音色を再生する、ヴァーチャル・ドラム・ボックス。

ローランド・TR-909のエミュレーション

Wavefusion

デジタル・ウェーブテーブル・トランスフォーメーションを基礎に、このシンセサイザは、多くのモジュレーションの可能性を持つ、豊富なPadやリードを提供する。

Screamer

オーバードライヴ及び特別なアクセント+スライド回路を備えた、2オシレータのバーチャルアナログ音源モノシンセ

Plucked String

撥弦楽器をエミュレートするフィジカル・モデリング・シンセサイザ

MIDI Out

外部MIDI機器、またはループバック・デバイスを通じて内部MIDIシンセを演奏、制御する。

関連項目

外部リンク





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