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Inter-IC Soundとは? わかりやすく解説

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Inter-IC Sound

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 04:15 UTC 版)

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Inter-IC Sound(IC間サウンド)とは、IC間でデジタル音声データをシリアル転送するための規格である。一般的にはI²SI2Sと表記される。

規格

I²Sは、3本の信号線から構成される。これらは同期で転送される。信号線の名称はメーカーやデータシートなどにより若干異なる場合があるが、代表的な名称をあげる。

LRCLK
LR Clock(エルアールクロック)。2チャンネルステレオにおいて、音声信号のLチャネルとRチャネルを区別するための信号。WDCLK(Word Clock - ワードクロック)とも記述される。
BCLK
Bit Clock(ビットクロック)。SDATAの信号のタイミングに合わせてラッチする。これによりSDATAが若干ぶれてもビット列を正確に伝送することが出来る。SCLK(Serial Clock - シリアルクロック)とも記述される。
SDATA
Serial Data(シリアルデータ)。デジタル化された音声データのビット列である。

ICの規格によっては、この他に基準クロック用の信号(MCLK)を必要とする場合がある。

MCLK
Master Clock(マスタークロック)。デジタル信号の動作基準となるクロック信号。ICによっては、外部からクロックを供給せずに、上記3信号と同期するようにしてMCLKの供給が必要になることがある。SYSCLK(System Clock - システムクロック)とも記述される。

用途

主に、音声用のD/Aコンバータ (DAC) の入力やA/Dコンバータ (ADC) の出力、S/PDIFUSBからの入力データを転送するためのDAI (Digital Audio Interface) の出力などに用いられている。

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