フォーム・テンケー〈Form10-K〉
日本の有価証券報告書に当たるもので、事業内容の説明から主要財務諸表、経営者の報酬などまで細かく明記されています。アメリカでは、これをSEC向けに作成するとともに、一般の株主に対してはアニュアル・レポートが作成されています。アニュアル・レポートと比べると、フォーム・テンケーのほうが詳細な記述がなされていますが、企業動向などをチェックするうえで必要な基本項目については、両者ともほぼ同じ内容のものが掲載されています。アメリカは一般的に、企業のディスクロージャーに対して厳しい開示規則が設けられており、日本に比べてより細かい内容まで開示する必要があります。最近では日本の企業のなかにも、SEC基準のディスクロージャーを実行するところもあり、それが企業の評価につながる側面もあります。
Form 10-K
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 07:57 UTC 版)
「有価証券報告書」の記事における「Form 10-K」の解説
アメリカ合衆国において、有価証券報告書に相当する書類をForm 10-K(英語)という。これは、事業年度ごとに証券取引委員会に提出される。また、四半期報告書に相当する書類はForm 10-Q(英語)という。
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