Girls Dead Monster
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Girls Dead Monster | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル | |
活動期間 |
2010年 2016年 |
レーベル | Key Sounds Label |
Girls Dead Monster(ガールズ・デッド・モンスター)は、日本の音楽グループ。テレビアニメ『Angel Beats!』に登場する陽動部隊にしてガールズバンド。通称はガルデモ。
概要
活動はアニメ内に留まらず、ボーカリストであるLiSAとmarinaによるイベントやライブツアーも実施されている。
2010年12月27日に行われた「Girls Dead Monster Last Live -Final Operation」をもって活動を終えたが、2016年8月27日に行われた「Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI-」の2日目にLiSAが出演した際にはmarinaがシークレットゲストとして出演し、Girls Dead Monsterとして6年ぶりの復活を果たした。
メンバー
- marina(マリナ、1987年2月7日 - )
- 岩沢雅美のボーカル担当。
- ※ 2013年にソロデビュー。
- LiSA(リサ、1987年6月24日 - )
- ユイのボーカル担当。
- ※ 2011年にソロとして、アニプレックス(現・SACRA MUSIC 所属)より再デビュー。
ディスコグラフィ
シングル
発売日 | タイトル | 規格品番 | 週間 最高位 |
備考 | |
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1st | 2010年4月23日 | Crow Song | KSLA-0051 | 7位 | テレビアニメ『Angel Beats!』劇中歌 |
2nd | 2010年5月12日 | Thousand Enemies | KSLA-0052 | 4位 | テレビアニメ『Angel Beats!』劇中歌 |
3rd | 2010年6月9日 | Little Braver | KSLA-0055 | 2位 | テレビアニメ『Angel Beats!』劇中歌 |
4th | 2010年12月8日 | Last Song | KSLA-0064 | 2位 | テレビアニメ『Angel Beats!』劇中歌アレンジver. |
5th | 2010年12月8日 | 一番の宝物 〜Yui final ver.〜 | KSLA-0065 | 3位 | テレビアニメ『Angel Beats!』劇中歌アレンジver. |
6th | 2022年06月29日 | Awakening Song | KSLA-186 | 「パチスロAngel Beats!」オリジナル書下ろし楽曲 |
アルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | 最高位 | |
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1st | 2010年6月30日 | Keep The Beats! | KSLA-0058 | 6位 |
脚注
Girls Dead Monster
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「Angel Beats!」の記事における「Girls Dead Monster」の解説
「ガールズ・デッド・モンスター」、通称 「Gldemo(ガルデモ)」。一般生徒から絶大な支持を得ているガールズバンドで死んだ世界戦線所属の陽動部隊。オペレーション発動時にライブを行い、一般生徒を安全な場所へ誘導することが主な目的。他にも天使の注意を引き付けたり、ライブを行うこと自体がオペレーション開始の合図となるなど、その役割は多岐にわたる。 当初は戦線とは別に岩沢とひさ子の二人で活動しており、目を付けたゆりから勧誘を受けても戦線に興味を持っていなかったが、ライブのサポートやリズム隊の勧誘を条件に「共同戦線」として以降なし崩し的に加入することになった。その際、ゆりがベース・椎名がドラムで参加しライブを行っているが、音楽性が壮大すぎる珍妙な結果に終わり、ひさ子により二人は即クビとなった。一時期、学園祭のバンド大会でスカウトしたNPCの新木をドラムのサポートメンバーとして迎え三人体制で活動していたが、3年生だった新木はまもなく卒業し二人体制に戻っている。その卒業を送るライブを行った際は、ゆりと椎名が改めて練習を行い再び四人で演奏しており、この時は大盛況を収めている。その後、入江と関根が順に加入し本編時のメンバーとなった。 当初からバンド名が「Girls Dead Monster」だったわけではなく、最初のバンド名は「BEAUTIFUL THE BLOOD」で、新木が参加することになった際、「バンドらしくなってきたからそろそろバンド名を」というゆりからの依頼でひさ子により命名された。これより以前には、岩沢により「ダブルギターウーマンズ」、「マサ&ヒサ」、「Fカップ&Bカップバンド」等が考案されるが、どれもひさ子に即断で却下されている。入江と関根の加入後、厳しいひさ子を「モンスター」と形容したことで詰め寄られた関根が誤魔化す形でバンド名の話になり、ひさ子は「BEAUTIFUL THE BLOOD」は個人的な命名だったとして撤回。関根が提案した「ガールズアンドモンスター」は先の問答からひさ子に却下されるも、語呂は悪くないとして、岩沢によりアンドの代わりに、自身らが既に死んでいることからデッドで区切る「ガールズデッドモンスター」と命名された(『Angel Beats! Heaven's Door』より)。 第3話で岩沢、第10話でユイが「消滅」した後、ひさ子、入江、関根も第12話にて音無にバンドの活動終了を伝えて「消滅」し、「解散」した。 岩沢 雅美(いわさわ まさみ) 声 - 沢城みゆき(歌 - marina) ガルデモのバンドリーダー。ボーカル & リズムギター担当。ガルデモで演奏する曲の作詞・作曲も行っている。クールでもの静かだが、音楽に対する熱い想いを秘めた天才肌のミュージシャンであり、ユイの憧れの人物。いつも音楽のことばかり考えており、それ以外には無頓着でBlu-Ray BOX特典のSP2での音楽の事を弁談しながらも何度落とし穴に嵌っても復活しその話を平然と継続するほどである。『Angel Beats! Heaven's Door』では、変なバンド名を考えてきたりと音楽以外については感性のズレた天然な面も濃く描かれている。新木と親睦を深めようと一緒に遊んでいた際は、天然な面も含め普段見せない様々な顔を見せていた。名前の漢字表記は『Angel Beats! 1st Beat』で記述されている。 自分の生きる道が見つかり、満足感と期待感を得て過去の自分から解き放たれたことで、作中での死んだ世界戦線の主要メンバーとしては、最も早く「消滅」を迎えた。彼女が最後に作った楽曲、「My Song」は、かなでのお気に入りの曲である。 使用ギターはFENDER American Deluxe Ash Stratocaster(エイジドチェリーバースト)。 『Angel Beats! The4コマ 僕らの戦線行進曲♪』では、基本的に口下手で自分の想いは言葉ではなく音で伝えようとするなど天然ボケな面が強いが、音楽の話題になると途端に饒舌でハイテンションになるというアニメ版とはやや異なったキャラ設定になっている。 麻枝曰く彼女は人気キャラになるとは思っておらず、天使のいいなりで学園生活を送る以外で、この世界から消える方法を示すためだけに用意した道具的なキャラだったと語っている。 DVD/BD特典のキャラクターコメンタリーでは、第3、12話に出演。 12話コメンタリーでは、音楽以外にうどんにも熱い、うどんキチであることが発覚した。 『1st beat』で消滅しなかったルートでは、音無と愛し合った翌日に妊娠七ヵ月の胎児を授かり「初音」と名付けている。しかしこの世界では生あるものは生まれることはできずその子を産むことなく「消滅」した。 【生前】 両親の喧嘩が絶えない家庭環境で育った。CDショップで聞いたSAD MACHINEの歌に救われたことがきっかけで音楽の道に目覚め、雨の日にゴミ捨て場に捨てられていたアコースティックギターを拾い、インディーズでの音楽活動を始める。成績は非常に優秀だったが、アルバイトをしながらオーディションを受ける日々を過ごすようになった。そうしながら上京して音楽で生活することを目指していたものの、両親の喧嘩に巻き込まれ、父親にビール瓶で頭部を殴られ脳梗塞を起こしたが気付かず、バイト先で突如意識を失い転倒。入院し、倒れた際の打ち所が悪く失語症となりそのまま18歳で亡くなり、死後の世界にやって来た。 ユイ 声 - 喜多村英梨(歌 - LiSA) 元ガルデモのアシスタントで、大ファンでもある少女。八重歯が特徴的。ストリートライブでガルデモの曲を演奏したりしており、独自のファンも持っていた。岩沢の「消滅」後は彼女に代わり、ボーカル & ギターを担当。「Thousand Enemies」の作詞(と曲のネーミング)も担当。『Angel Beats! 1st Beat』によるとガルデモ加入前は陽動部隊の支援要員として、ガルデモのライブを盛り上げるため観客とともに声援を送ったり、楽器の設置や後片付けなどを手伝ったりしている。また、岩沢は時々初心に戻るため、ユイのストリートライブを見に行っていた(だがユイの邪魔にならないよう声をかけるようなことはしなかったため、ユイは気付いていなかった)。 その可愛らしい見た目とは裏腹に、手錠や悪魔の尻尾のようなパンクなアクセサリーを身に着けており、性格も外見に似合わず短気かつ毒舌。口ぐせは「アホ」(アホですね、アホの集まりですね etc.)。特に日向とは下らないことですぐに喧嘩する「ケンカするほど仲がいい」ともとれる関係の「凸凹コンビ」である。 気性は激しいが、本来は純粋かつ寂しがり屋である。 当初は彼女をガルデモのメンバーに加えることに対して、ゆりを初め一部の戦線メンバーは懐疑的な考えを示していたが、ガルデモのメンバーからは新メンバーとして受け入れられており、ひさ子から岩沢が残した最後の楽曲「Thousand Enemies」を託された。 その後、メンバーが満足して消えることを目的とした音無の計らいから、生前から抱えていた夢を次々と叶えてもらい、最後に自身が女性の究極の夢であると思っている「結婚がしたい」という望みに日向が応えたことにより、満足して「消滅」した。野球大会では、打順は不明だが、ファーストを守っている。 使用ギターはGibson SG Special Faded(ウォーンチェリー)。 特典ドラマCDのNG大賞では女性の尊厳にかかわる行為をさせられるはめになった。また、作中での会話から音無とは同時代の人物と思われる。『Angel Beats! The4コマ』では結婚後も消滅せずに日向共々、バカップルになっている。 DVD/BD特典のキャラクターコメンタリーでは、第4話に出演。 【生前】 幼少時に交通事故に遭い、後遺症で寝たきりとなり、母の介護を受けていた。そのため、唯一の娯楽であったテレビで見たプロレスやサッカーや野球、そしてボーカルバンドに思いを馳せるようになった。死因については描写されていない。 ひさ子(ひさこ) 声 - 松浦チエ ガルデモのサブリーダー。シャキシャキした姉御肌で、音楽一辺倒な岩沢に代わりメンバーをまとめ上げる影のリーダーでもある。バンドではリードギター担当で、ユイに「殺人的なリフさばき」と評されるほど、高い演奏技術を持つ。趣味は麻雀。さばけた性格から戦線の男メンバーとも仲が良く、彼らとよく卓を囲んでいる。豪運の持ち主でもあり、負け知らず。また、日向がいうには運動神経が抜群であるらしい。本作に登場する女性キャラでは胸が一番大きく、岩沢曰くFカップであるらしい(本人は否定している)。後述にある通り常識人であり、特別編でのオペレーション「ハイテンションシンドローム」でも音無と同じであまり乗り気ではなかった。 前日譚『Angel Beats! Heaven's Door』では、彼女が岩沢を誘いガルデモの原型となる二人組バンドを結成する経緯が描かれている。ずっと一人でやっていた岩沢を引っ張っていく形でサポートし、岩沢が作った楽曲のアレンジも担当していた。また、戦線と協力するにあたってのゆりとの交渉も全面的にひさ子が行っていた。ギター以外の楽器にも精通しているようで、入江や関根が加入した際に経験の少ない二人の指導に当たっている。ただし、容赦のないスパルタであり、入江からは「悪魔的」、関根からは「モンスター」と称された。一方で自信喪失した入江を諭すなどメンバー思いの優しい一面も見せている。 Blu-Ray BOX特典のSP2では中心人物の一人で関根達が仕掛けたトラップに引っ掛かり、怒り心頭、不穏なオーラを纏い雄叫びをあげながら頭に被ったトラップの生レバーを食わせ関根を粛清した。また、止めに入った天使の攻撃を避け、逆に彼方へ放り投げるなど並々ならぬ身体能力を発揮していた。ゆりは「悪魔」と評し、最終的には暴走し過ぎてその場にいた無関係者までにも被害が及んだため、音無から「悪魔と言うよりただの化け物(モンスター)じゃないか」と評された。 なお、BD/DVD第5巻・第9話のキャラクターコメンタリーで、ひさ子自身が「高橋」と名乗るシーンがあるが、これは同シーンにおいて、ひさ子が本作の宣伝プロデューサー・高橋祐馬をパロディで演じているからであり、彼女自身の苗字が高橋だというわけではない。 使用ギターはFender USA '62 JazzMaster(blue)。 DVD/BD特典のキャラクターコメンタリーでは、第3、7、9、12話に出演。 作品中屈指の常識人であり、キャラクターコメンタリーでは日向に次ぐツッコミ担当。 【生前】 父親の影響で音楽を始め、様々なバンドを転々とし自身の求めるバンドを探していた中、知り合いから紹介され、カリスマ性を持った男・斬崎がボーカルを務めるバンド「汚れた血」に加入した。その後メジャーデビューすると斬崎のカリスマ性により瞬く間にバンドは人気を博していった。しかし、斬崎には自傷癖があり、さらにはその世話をしていた人物が斬崎の元を去ったため、その役目を担うことになってしまう。親密な関係であることがファンの間に知れると、熱狂的なファンからは罵倒されるようになり、果ては実家が放火されるという事態に発展。精神的に限界が来て家族の元へ戻るが、ある日斬崎が生放送の番組出演中にカメラの前で拳銃自殺をし、それを目の当たりにしたことで、斬崎から目を離してしまった罪悪感に苛まれ精神疾患に陥ったということがゲーム版「1st beat」およびコミック版「The Last Operation」3巻で明かされた。ゲームでは死因にまでは触れられていなかったが、コミックによると、そのまま衰弱死したとされる。 入江 みゆき(いりえ みゆき) 声 - 阿澄佳奈 おどおどした小動物キャラ。ドラム担当。愛称は「みゆきち」。死人ではあるが、幽霊が苦手。普段の性格とは裏腹にパワフルなドラム演奏を行う。関根とは親友同士であるがいつも関根の行動に振り回されている。お互いを「みゆきち」、「しおりん」と呼び合っている。 『Angel Beats! Heaven's Door』にて生前は音楽の授業以外では楽器の経験がないド素人であったことが語られた。「小動物系の入江が加わればますます人気アップ」というゆりの考えに加え、本人も天使(かなで)とはとても戦えないと主張したためビューブラに加入させられた。ひさ子の厳しい特訓を根性でこなしていくも中々上達できず、生前の経験も相まって自信を喪失してしまう。ひさ子に詰め寄られ自棄になって気持ちを打ち明けるが、ひさ子が本心を交え優しく諭したことで自信を回復。以降前向きに練習に打ち込むようになり、6年ほどの自己練の果てに現在の腕前をものにした。生前については性格柄からかわれやすく笑いものにされていたことを独白しており、またその死について「本当にあんなことで死んでしまったのでしょうか」「きっとみんなに迷惑かけたまんま」と述べている。 使用ドラムはPearl Forum FZ(カーボンブラック)。 DVD/BD特典のキャラクターコメンタリーでは、第3、12話に出演。 Blu-Ray BOX特典のSP2では中心人物の一人。 キャラクターコメンタリーにおいて、ドラムに関する時はキャラが変わる重度のドラムキチだということになっているが、作中ではそのようなシーンがないため、公式設定なのかキャラコメネタなのか真相は不明である。 関根 しおり(せきね しおり) 声 - 加藤英美里 イタズラ好きの問題児。ベース担当。愛称は「しおりん」。腕は確かだが、いきなりアドリブを入れだしたりして暴走し、ライブをめちゃくちゃにしてしまうことも。その罰として活動日誌を書かされたりもしているが、反省の色はないようで、ひどい内容からひさ子と入江をさらに怒らせており彼女が主要人物であるBlu-Ray BOX特典のSP2ではひさ子を怒らせ過ぎたため、きつい粛清で傷んだ生レバーを無理やり食わされ、ひどい腹痛に陥っていた。 『Angel Beats! Heaven's Door』にて戦線と天使(かなで)の抗争のど真ん中で目覚め、そのまま保護される形で加入。戦線メンバーからは初対面から散々ないじりを受け、ツッコミのみ評価されていた。ベースの経験があったことからビューブラメンバーとなる。しかし学祭レベルのものであり、プロレベルの腕前である他のメンバーについていけず、入江同様ひさ子のスパルタ特訓を味わう事になる。この時同じ道を通った入江に親身にされ、意気投合した。その性格故かひさ子に暴力をふるわれたことはないという入江と違い、暴力的な折檻もされていた。 使用ベースはG&L L-2000(White blonde/Maple)。 DVD/BD特典のキャラクターコメンタリーでは、第3、12話に出演。 入江とともに本編では10話までセリフがなく、キャラクターコメンタリーでは自虐的に出番の少なさをネタにしている。
※この「Girls Dead Monster」の解説は、「Angel Beats!」の解説の一部です。
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