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BYD・e6とは? わかりやすく解説

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BYD・e6

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/22 13:30 UTC 版)

e6(イーシックス)は、中華人民共和国比亜迪汽車が製造・販売する電気自動車である。

初代

BYD・e6
初代
フロント
リア
概要
製造国 中国深圳
販売期間 2011年-2021年
ボディ
ボディタイプ ミニバン
駆動方式 前輪駆動
車両寸法
ホイールベース 2,830 mm
全長 4,554 mm
全幅 1,822 mm
全高 1,630 mm
車両重量 2,020 kg
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2010年のデトロイトモーターショーに出品[1]。電池メーカーのBYDが本格的に製造する電気自動車として注目を浴びた。30,000ドル以上という価格のため、本国での売れスジになることはないが、2011年からは深圳市タクシーとして採用が進み、2011年1月には、北米仕様の詳細を発表。北米仕様車では、60 kWhのバッテリーと160 kWの電気モーターを使用している。また2012年には、200台以上が稼働している。最高速度140 km/h、1充電あたり最大走行距離330 km。バッテリーは、最新鋭のリン酸鉄リチウムイオン電池を約7,000本並列で接続している。

2代目

e6
概要
製造国 中国深圳
インド: チェンナイ
販売期間 2021年-
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアミニバン
駆動方式 前輪駆動
プラットフォーム e-Platform 3.0
パワートレイン
モーター 交流同期電動機
最高出力 70 kW
サス前 前:マクファーソンストラット式
後:マルチリンク式
サス後 前:マクファーソンストラット式
後:マルチリンク式
車両寸法
ホイールベース 2,800 mm
全長 4,695 mm
全幅 1,810 mm
全高 1,670 mm
車両重量 1,930 kg
その他
関連車種 BYD・宋MAX
テンプレートを表示

2021年2月に発売され、デザインなどはベースとなるBYD・宋MAXとに基本的には共通だが、ホイールベースを15mm延長し、装備を簡素化したほか、電気自動車特有のグリルレスデザインを採用している[2]。トランスミッションは136馬力を発生できる永久磁石同期モーターが搭載されており、最高速度は130km/hとなっている。また、2022年1月には、法人・自治体向けとして日本国内でも販売が始まった[3]。日本仕様には17インチアルミホイールが標準装備となっている[3]。電動パワーステアリング、アンチロックブレーキシステム、電動パーキングブレーキ、ブレーキオーバーライドシステム、トラクションコントロールシステム、ヒルスタートアシストなどの快適装備も充実[3]。また、内装ではフロントの10.1 インチ手動回転型ディスプレイ、後部座席用USBポート、合皮シートなども装備している[3]。航続可能距離は、522kmとなっている[4]

2022年12月6日、インドのチェンナイ工場で生産が開始された[5]

出典

  1. ^ 【デトロイトモーターショー10】BYDの電気自動車は300km走る!”. Response. (2010年1月13日). 2023年8月9日閲覧。
  2. ^ 「グリルレスでも格好いい」日本初の中国EV乗用車「e6」販売開始! 導入第一号は京都のタクシー会社? BYD「e6」とはどんなクルマ?”. くるまのニュース. p. 2 (2022年3月2日). 2023年8月9日閲覧。
  3. ^ a b c d 博人, 加藤 (2022年5月6日). “BYDの乗用車EV『e6』を京都の都タクシーが2台採用〜法人向け限定で日本導入”. EVsmartブログ. 2022年8月24日閲覧。
  4. ^ e6 製品・サービス ビーワイディージャパン株式会社”. 2023年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月9日閲覧。
  5. ^ 中国BYD、インドで電動SUV「ATTO 3」ラインオフ 23年は1万5000台生産”. 36Kr Japan (2022年12月11日). 2022年12月11日閲覧。

関連項目




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