Corda
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/19 16:00 UTC 版)
コンソーシアムの共同の努力により、より複雑な取引を処理し、取引データへのアクセスを制限するため、特に金融界に向けられたCorda と呼ばれるオープンソースの分散型元帳プラットフォームが作成された。ブロックチェーンデータベースに触発され、ブロックチェーンの利点の多くを期待されているが、ブロックチェーンではないとR3は主張する(#論争)。 Cordaの目的は、その上に構築されたいかなるサービスでもネットワーク参加者間で互換性があることを確実にするプラットフォームを提供することである。革新を促進し、市場投入までの時間を短縮し、基盤となるインフラストラクチャが少なくとも投資元企業によって受け入れられ理解されることを目指す。Cordaは銀行間取引の利便性を維持・向上させるように設計されている。 「多くの製品を搭載したプラットフォームが1つあれば、インターネットのようなものが得られます。しかしながらイノベーションが得られ、お互いに通信することができます」 - David Rutter Cordaのコードは2016年11月30日に公開され、将来はHyperledgerプロジェクトに寄与される可能性がある。Hyperledgerは非営利のLinux Foundationが主導した業界を跨ぐプロジェクトであり、共通の基準を策定してブロックチェーン技術を進化させている。
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