818形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 14:33 UTC 版)
神戸線用として増備された車両で、基本設計や性能は814形と同じである。810形との区別のため818形とも呼ばれる。通風器は中央一列の配置となり、室内灯が蛍光灯に変更された。820以降の4両は屋根が鋼製化され、通風器の数が変更になり、雨樋も設置された。 ← 大阪 神戸 → 竣工Mc Tc 818 868 1952年10月 819 869 820 870 1953年7月 821 871 最終増備車の822-872は、710系の718-768としての製造途中に、神戸線の輸送力増強への対応のため810系に変更された。主電動機は東洋電機製造TDK-536であり、台車も京都線用のFS-103Kを使用、また貫通扉も運転台側に開くなどの違いが見られる。結果的には、その後継子的扱いを受ける要因ともなった。 ← 大阪 神戸 → 竣工Mc Tc 822 872 1954年1月 872のFS-103K台車は京都線1600系の増備用として捻出され、予備台車であったアルストムリンク式FS-305に振り替えられた。
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