ろくにん‐ぐみ【六人組】
6人組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 16:35 UTC 版)
「パワプロクンポケット12」の記事における「6人組」の解説
ミスターK(ミスターケイ) 未来の世界の人間であり、ツナミを創設した6人組の1人で6人組のボス。本作では名前だけ登場。当面の目的は「歴史の流れの観察」らしい。『11』では6人組から「彼」と呼ばれていたが、本作から「ミスターK」という名が定着。 犬井 灰根(いぬい はいね) 『11』より登場のツナミ日本支社の専務。追加イベントでのみ登場。 ツナミを作り上げた6人組の1人。最強のサイボーグで大神博之の護衛をしている。 自身の携帯電話に侵入してきたデウエスを感知したり、ネットの中に存在するデウエスを一時的に「殺す」ことができたりと、異常な能力を持つが、詳細は不明。 未熟ではあるが優秀な博之の手腕を高く評価しており、彼がツナミの会長に就任することを望んでいる。また仲間意識が希薄で強い野心を抱くデウエスを快く思っておらず、デンノーズと彼女の最後の戦いでは影からデンノーズの手助けをする。 上守 甲斐(かみもり かい) 『11』より登場の元ジャジメント日本支社長であった神条紫杏(6人組の1人)の元秘書であり、第4世代のアンドロイド。 ツナミを作り上げた6人組の1人で白瀬の発展系。前社長である神条紫杏への崇拝心からグループ会長の座に就こうとしない。代わりに大神博之が会長職に就くことを望んでいる。ツナミの中でもトップ30に入る戦闘力と最上級の情報処理能力を持ち、潜入用の第3世代である白瀬よりも戦闘力は高く、クモ型の爆弾が移動するように進化しているが、起爆の仕組みはそのままであるため、白瀬も彼女の爆弾を起爆させることが可能。与えられた任務に対しては冷徹そのものであるが、6人組の中では良識派であり、「彼女がツナミの最高経営者になっていれば、人類にとって良い企業になっていた可能性は高い」とプロフィールに記述されている。 追加イベントを見ない場合、和桐製作所に寺岡薫の情報を聞きに来た主人公と渦木を襲撃する場面でのみ登場するが、追加イベントでは最終的に白瀬と対決する。白瀬との戦いではお互いに武器を封じられた状況で銃撃戦に突入するも、「人生経験の差」で敗北し死亡。本来なら犬井のように敵を作らず長生きできた人物なのだろうが、紫杏への強い想いこそが彼女自身を殺す結果となった。 デウエス 本作の黒幕。ツナミを創設した6人組の1人で『11』で登場した6人組の「私」の正体。電子生命体で、その正体は科学者寺岡薫の死後、カオルと分離した深層意識(エス)が電子生命体になった存在。AIを越えた電子生命であることからオオガミの研究所に送られ、そこでオカルトの能力を付加された。この「オカルトテクノロジー」という技術により、電脳空間のみにしか存在できないデータであるにも関わらず、モニターなどを介して現実世界に直接干渉できる。電子生命としての元からの能力である電子機器を自由自在に移動し操る力に加え、オカルトテクノロジーにより、あらかじめ定めておいた特定の条件を満たした現実の人間を「喰う」ことや、電脳世界にデータ化して引き込むことも可能。ほぼ無敵の存在であるため、携帯電話に移動してきたことを察知した犬井に一時的に「殺された」としても、世界中に配置したバックアップにより記憶の欠損無しで30分ほどで復活してしまう。 また、各国の防衛システムに介入し、核戦争を人為的に引き起こすほどの能力まであることから実質的にツナミ最強の存在でもあった。しかし、オオガミの研究者により作為のもとで性格を捻じ曲げられ、さらに「喰う」ことで取り込んだ人間達の人格を取り込んでいるため、原型であった寺岡とは似ても似つかない怪物となっている。 ハッピースタジアムの主催者であり、ツナミネットでは顔の無いアバターを使用していることから利用者たちには「顔の無い女」と恐れられている。 その行動は6人組にも制御出来なくなってきており、自らツナミの会長になることも考えていた。また、上守甲斐が死亡した際に嘲笑していたり犬井灰根とミスターKを喰おうとしたり、更には他の仲間を「連中」呼ばわりしたりと、仲間意識がほとんど無かった。いわゆるミスターK同様6人組とツナミの裏切り者。本作の物語の目的は彼女の率いる「ナイトメアーズ」を倒しデウエスを消滅させ、消えた人々を現実に戻すことがメインであるため、事実上の本作のラストボス。ハッピースタジアム決勝戦ではナイトメアーズを生み出し、圧倒的性能差で主人公達を一度は戦意喪失させるが、犬井とカオルの策でまともに戦える程度なまでにパワーダウンさせられ、敗北後は決戦前にカオルから掛けられた「デンノーズに敗れると消滅する」呪いが発動し、消滅寸前になる。それでも、主人公達を喰らって生き延びようと襲い掛かるが、それも失敗に終わり、最期は自らが幸福になれないことを嘆きつつ、消滅した。 なお、リセット座談会ではボツになったアバターが登場する。
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