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ホウ酸塩とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 化学 > 分子化学 > 酸塩 > ホウ酸塩の意味・解説 

ほうさん‐えん〔ハウサン‐〕【×硼酸塩】

読み方:ほうさんえん

硼酸イオンBO33−およびBO45−)の塩の総称天然自然ともに、水素結合連なって縮合したものが多い。


ホウ酸塩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/27 08:55 UTC 版)

ホウ酸塩(ホウさんえん、英語: borate)とは、ホウ酸 (B(OH)3) の、もしくは、ホウ酸が脱水縮合したメタホウ酸やポリホウ酸などの塩を含む総称である。

性質

ホウ酸イオンの空間充填モデル。

ホウ酸塩は、多くの組成で存在する。酸性と中性に近いpHにおいては、ホウ酸になり、簡易的には H3BO3 と表される。しかし、より実際の構造に近いホウ酸の示性式は B(OH)3 である。ホウ酸の pKa は25 °Cにおいて、9.14である。ホウ酸は水中では解離しないものの、そのルイス酸としての性質から、水との作用でテトラヒドロキシホウ酸アニオンを形成する。


ウィキペディアウィキペディア

ホウ酸塩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/10 07:43 UTC 版)

有機ホウ素化合物」の記事における「ホウ酸塩」の解説

トリアルキルボランBR3は対応するホウ酸エステルB(OR)3に酸化される。化合物中のC-B結合の数を決定する方法としてR3BをトリメチルアミンN-オキシド英語版) (Me3NO) で酸化してB(OR)3に変換する方法がある。トリメチルアミンN-オキシド還元されてできたトリメチルアミン (Me3N) は滴定によって濃度決定することができる。 ボロン酸 (RB(OH)2) はフッ化水素カリウム (K[HF2]) と反応し三フッ化ホウ素塩(英語版) (K[RBF3]) となる。これは求核性の高い二フッ化アルキルボロンもしくはフッ化アリールボロン (ArBF2) の前駆体となる。この塩はボロン酸よりも安定で、アルデヒドアルキル化などに用いられる

※この「ホウ酸塩」の解説は、「有機ホウ素化合物」の解説の一部です。
「ホウ酸塩」を含む「有機ホウ素化合物」の記事については、「有機ホウ素化合物」の概要を参照ください。

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