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パワポとは? わかりやすく解説

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Microsoft PowerPoint

(パワポ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/28 07:10 UTC 版)

Microsoft PowerPoint
開発元 マイクロソフト
最新版
2024 / 2024年10月1日 (3か月前) (2024-10-01)
プログラミング
言語
C++ (バック・エンド)[1]
対応OS Windows 10以降
macOS最新3世代[2]
対応言語 日本語・英語など
サポート状況 サポート中(開発中)
種別 プレゼンテーションソフトウェア
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/powerpoint
テンプレートを表示
Microsoft PowerPoint
(モバイル版)
開発元 マイクロソフト
対応OS iOS 17以降、iPadOS 17以降、Android
種別 プレゼンテーションソフトウェア
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト App Store
Google Play
テンプレートを表示
Microsoft PowerPoint
(Web版)
提供元 マイクロソフト
種別 プレゼンテーションソフトウェア
ウェブサイト powerpoint.cloud.microsoft
Microsoft PowerPoint
(ChromeOS版)
開発元 マイクロソフト
対応OS ChromeOS
種別 プレゼンテーションソフトウェア
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト Chromeウェブストア
テンプレートを表示

Microsoft PowerPoint (マイクロソフト パワーポイント)は、マイクロソフトWindowsmacOSAndroidiOSChromeOSウェブブラウザ向けに開発・販売しているMicrosoft Officeに含まれるプレゼンテーションソフトウェアである。

概要

もともとアメリカ合衆国Forethought社によってMacintosh用のアプリケーションソフトウェア "Presenter" として開発されたものであるが、1987年にPowerPoint 1.0 がリリースされた後、会社ごとマイクロソフトによって買収された[3]

2016年現在、Windows版、macOS版の基本的インターフェイスは統一されているが、互換性のあるバージョンであっても、いくらかの違いがあり、同じファイルを開いても、特にアニメーションなど含む複雑なスライドほど、異なる挙動結果になることがある。

PowerPointはOffice 2021までのPersonal Editionには含まれないため、市販のPCにプリインストールされていることは稀であったが、プレゼンテーション用ソフトウェアとして普及している。またOffice 2007ではOEM版にPersonal with PowerPointというエディションも登場し、Office 2010以降は代替としてHome and Business(OneNoteも含まれている)のOEMも増えたため、プリインストールされている機種も増えつつはある。Office上位パッケージに含まれているほか単体販売では、使用期限がない代わりにバーションアップがない買い切り版と、使用期限を設けて価格を抑えたパッケージ版がある。

macOS版Microsoft Officeでは、単体での販売はされていないが、すべてのエディションにPowerPointが含まれている。

本来の使い方とは異なるが、大量の図形を組み合わせることで絵を描くことも可能である[4]

バージョン

バージョン 1
Forethougt が1987年にMacintosh向けにリリースしたもの。
バージョン 2
Macintosh版は1988年にリリースされ、Windows版はWindows 3.0用で1990年にリリースされた。
バージョン 3
Macintosh版は1992年にリリースされ、Windows版はWindows 3.1用にMacintosh版と同じ年にリリースされた。
バージョン 4
Windows版の PowerPoint 4.0 は1993年にリリースされ、Macintosh版のPowerPoint 4.0は1994年にリリースされた。
バージョン 7
他のOfficeソフトウェアとバージョン番号が統一されたため、バージョン番号が3繰り上がった。このバージョンはPowerPoint 95としてWindows版のみリリースした。日本語版はこのバージョンから用意された。
バージョン 8
Windows版のPowerPoint 97が1997年にリリースされ、Macintosh版のPowerPoint 98は1998年にリリースされた。
バージョン 9
Windows版のPowerPoint 2000が1999年にリリースされ、最後のMac OS 9版PowerPoint 2001は2000年にリリースされた。
PowerPoint 2000では従来アウトライン画面・スライド画面・ノート画面を別々の画面で操作していたものを、一つの画面で操作できるようになったことで、プレゼンテーション制作の生産性を大幅に向上させた。
バージョン 10
Windows版のPowerPoint 2002が2001年にリリースされ、初のMac OS X版のPowerPoint Xも同年にリリースされた。
バージョン 11
Windows版のPowerPoint 2003が2003年にリリースされ、Mac OS X版のPowerPoint 2004は2004年にリリースされた。
バージョン 12
Windows版のPowerPoint 2007が2007年にリリースされ、Mac OS X版のPowerPoint 2008は2008年にリリースされた。
ファイルフォーマットOffice Open XML移行によってPowerPointの標準のファイル保存形式が変更され、PowerPoint 97から2003まで使用していた形式からOpenXML Presentation形式に変更された。後にOpenDocument Presentation形式にも対応した。
図形や書式に対する基本機能の強化が行われ、以前に比べより多彩で、魅力的なプレゼンテーション作成が可能となった。
バージョン 14
Windows版のPowerPoint 2010が2010年にリリースされ、Mac OS X版のPowerPoint 2011も同年にリリースされた。
写真やビデオの編集が可能で、背景の削除などの効果を行えるようになった。PowerPoint 2010ではDirectX 9[注釈 1]経由でGPUを用い、ページの切り替えやアニメーション機能などにハードウェアアクセラレーションを利用するようになった[5]。また、ファイルを動画ファイルとして保存することが可能になった。
バージョン 15
Windows版のPowerPoint 2013が2013年にリリースされた。
バージョン 16
Windows版、OS X版、iOS版のPowerPoint 2016が2015年にリリースされた。
バージョン2019
2018年に法人用、2019年に一般用が販売された。
バージョン2021
2021年に販売された[6]
バージョン2024
2024年に販売された。

閲覧方法

以前はActiveXを利用したMicrosoft PowerPoint Animationと言う閲覧専用ソフトウェアもあったが、現在は配布を終了している。このソフトウェアは拡張子.ppz のファイルの再生専用であり、このファイル自体はPowerPoint本体、OpenOffice.org Impress、PowerPoint Viewerで開くことができない。

そのほか、Internet ExplorerでPowerPoint 2002/2003のWebプレゼンテーションを閲覧するためのアドインとして、「Office アニメーション ランタイム」が提供されている[7]

Windows版のみであるが閲覧用の単独アプリケーションとしてPowerPoint Viewerがマイクロソフトから無償で提供されていた。Microsoft PowerPointで作成されたプレゼンテーションの表示・印刷などに限られる。2018年4月に更新およびダウンロード提供が終了し、Office MobileOffice Onlineなどへの移行が案内されている[8]

脚注

注釈

  1. ^ Mac版ではOpenGLが利用される。

出典

関連項目

外部リンク



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