べえだ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/02 23:36 UTC 版)
べえだ | |
---|---|
基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 | |
所有者 | 東日本フェリー |
運用者 | 東日本フェリー |
建造所 | 内海造船瀬戸田工場 |
姉妹船 | ぼらん、ばにあ |
IMO番号 | 8602074 |
改名 | べえだ 東方明珠II(Oriental Pearl II) KMP ASIA INNOVATOR AMARISA |
経歴 | |
進水 | 1986年 |
竣工 | 1986年8月5日[1] |
就航 | 1986年8月 |
運航終了 | 2000年 |
現況 | |
要目 | |
総トン数 | 5,087 トン[2] |
載貨重量 | 2,917 トン[1] |
全長 | 126.23 m[2] |
垂線間長 | 115.0 m[1] |
全幅 | 20.0 m[1] |
深さ | 6.7 m[1] |
喫水 | 5.4 m[1] |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | NKK-SEMT 12PC2-5V 2基[1] |
推進器 | 2軸 |
出力 | 12,400馬力[1] |
最大速力 | 21.7ノット[1] |
航海速力 | 18.9ノット[1] |
旅客定員 | 520名[1] |
車両搭載数 | 8トントラック77台、乗用車22台[1] |
べえだ(VEDA)は、東日本フェリーが運航していたフェリー。
概要
第十一函館丸の代船として内海造船瀬戸田工場で建造され、1986年8月に青森 - 函館航路に就航した。 2000年に引退した。
その後、海外売船され、韓国の斗宇海運(DOO WOO SHIPPING)の所有となり、丹東国際航運に用船され東方明珠2(Oriental Pearl 2)として仁川~丹東航路に2000年に就航した。東方明珠6(元・クルーズフェリー飛龍)の就航により、2010年にJeju Worldとなり済州島航路に就航した。2015年にKMP ASIA INNOVATORに船名変更されている。
現在はインドネシアに売却され、AMARISAとして就航中。
設計
この節の加筆が望まれています。
|
ぼらん型の3番船である。
船内
船室
- 特等洋室(2名部屋)
- 1等洋室(4名部屋)
- 2等寝台
- 2等和室
- ドライバー室
設備
パブリックスペース
- 案内所
- ロビー
- 多目的ホール
供食・物販設備
- 売店
- 自動販売機
入浴設備
- シャワールーム
娯楽設備
- ゲームコーナー
事故・インシデント
貨物船との衝突
1994年1月29日、8時31分ごろ、室蘭港を出港して青森港へ向かう際、室蘭港の航路東端付近で、入港しようとしていたセメント運搬船芙蓉丸と衝突した。衝突により、本船は左舷中央部の車両甲板の外板に破口を伴う凹損、芙蓉丸は正船首上部が圧壊した。事故原因は、航路外から航路に向かう本船が、航路を航行していた第三芙蓉丸の進路を避けなかったことされたが、第三芙蓉丸が警告信号を行わず、衝突回避措置をとらなかったことも一因とされた[2]。
脚注
外部リンク
- MarineTraffic.com - KMP ASIA INNOVATOR - 自動船舶識別装置(AIS)による現在位置表示
べえだ(VEDA)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 10:29 UTC 版)
「東日本フェリー」の記事における「べえだ(VEDA)」の解説
5,087総トン。全長126 m、幅20.0 m。航海速力20.9ノット。 旅客定員520人。車両積載数:乗用車15台、トラック98台。内海造船瀬戸田工場建造。 函館 - 青森航路に就航。1986年8月就航、2000年韓国へ売却。 船名の由来は、インド神話の天・空・地の三界に配置された神の総称「ヴェーダ」より。
※この「べえだ(VEDA)」の解説は、「東日本フェリー」の解説の一部です。
「べえだ(VEDA)」を含む「東日本フェリー」の記事については、「東日本フェリー」の概要を参照ください。
「べえだ」の例文・使い方・用例・文例
- べえだのページへのリンク