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石川鷹彦とは? わかりやすく解説

石川鷹彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/10 15:53 UTC 版)

石川 鷹彦
生誕 (1943-07-16) 1943年7月16日(81歳)
出身地 日本北海道札幌市
学歴 多摩美術大学
ジャンル フォークソング
職業 編曲家
ギタリスト
スタジオ・ミュージシャン
担当楽器 ギター
フラットマンドリン
バンジョー
ブズーキドブロ
共同作業者 六文銭
著名使用楽器
マーティン・D-18
マーティン・D-45
ギブソンドブロ・ギター

石川 鷹彦(いしかわ たかひこ、1943年7月16日 - )は、北海道札幌市生まれの編曲家ギタリストスタジオ・ミュージシャンである。

来歴

北海道札幌市生まれ。小学生のときに東京に移る[1]1968年に同じ多摩美術大学小室等とともに六文銭を結成[1]。その後吉田拓郎かぐや姫イルカアリスらの演奏を担当。1970年代フォークニューミュージックシーンにおいて多くの演奏を残し、編曲家としても数々のヒット曲を生み出した[1]

1992年にさだまさしのアルバム『ほのぼの』をプロデュースして以来、さだのサポートメンバーとしての活動が多かった。『第47回NHK紅白歌合戦』においても、さだのサポートメンバーとして出演した。

1996年9月から10月にかけて、NHK趣味百科「アコースティック・ギター入門」に加藤和彦とともに講師として出演。同年、玉置浩二と「玉置浩二&石川鷹彦アコースティックLIVE」を行った。

2006年にはつま恋での吉田拓郎&かぐや姫のコンサートにもサポートメンバーとして出演。活動後期は森山直太朗の楽曲を多く手掛けた。

2016年に脳梗塞で倒れ、現在は活動を休止・療養している。

2019年にイルカのコンサートを訪れており、その様子がイルカ公式サイトに掲載されている[2]。2021年にはさだまさしのコンサートに観客として来場し、楽屋を訪問した。

人物

アコースティック・ギター以外にも、フラットマンドリン・バンジョーブズーキ・エレキギター・リゾネーターギターなどの弦楽器、さらにはシンセサイザーのプログラミングまでこなすマルチプレイヤーの先駆けである[1]。50本以上のギターを所有している。

アリスのオリコンチャート10位以内に入ったシングルはすべて石川の編曲作品である[3]。前述のようなフォーク系以外に、大瀧詠一ゴダイゴ鈴木茂らロック系ミュージシャンのレコーディングにも参加した。また、の「22才の別れ」、山崎ハコの「呪い」など、ギターイントロの名作も多く生み出している[1]

ディスコグラフィー

ソロアルバム

  • ステンド・グラス(1973年)
  • The Firmament(1993年)
  • WORDS (1994年)
  • WORDSⅡ (1996年)
  • WORDS 3rd (2001年)
  • WORDS 3.5 ~Solo Guitar Style~ (2004年)
  • WORDS 4 (2007年)
  • WORDS BEST 〜KAMUY〜(2008年)
  • WORDS BEST 〜Sirius〜(2008年)
  • PLAY FORK SONGS 〜WORDS 4.5〜(2010年)

オムニバスアルバム

関与した曲

アリス
石原詢子
  • 桜貝のかほり
伊勢正三
かぐや姫
佐々木好
  • ストレート
さだまさし
  • Birthday
  • 吾亦紅
  • 広島の空
  • 落日
  • あなた三昧
  • 好敵手
  • 邂逅
  • MOTTAINAI
  • 山ざくらのうた
  • 神の恵み~A Day of Providence~
  • 本当は泣きたいのに
  • 不器用な花
  • 未来
さとう宗幸
中島みゆき
  • 狼になりたい
  • 裸足で走れ
  • 泥海の中から
  • 信じ難いもの
  • 小石のように
みのや雅彦
  • 片想い
森田童子
森山良子
森山直太朗
  • 花鳥風月
  • うんこ
  • トイレの匂いも変わったね
  • どこもかしこも駐車場
  • そしてイニエスタ
  • 優しさ
  • 四月になれば
  • よく虫が死んでいる
  • 結婚しようよ
  • ひとりぼっちじゃない
  • 言葉にすれば
  • そりゃ生きてればな
  • 知らないことが多すぎる
  • おかえり
  • 愛の比喩
  • 自由の限界
  • 人のことなんて
  • 泣いてもいいよ
  • タカシくん
  • 今ぼくにできること
  • 友達だと思ってたのに
  • 初恋
  • ラクダのラッパ
  • 晩秋
  • 水芭蕉
  • 何処かで誰かが
  • 雨だけど雨だから
  • そのままの殿でいて
  • ここにきてモーツァルト
  • あなたがそうまで言うのなら
  • 夜の公園で渡すつもりのない手紙を書いている
  • 放っておいてくれないか
  • 昨日の君と今日の僕
  • アンジョリーナ
  • Que sera sera
  • 臆病者
  • 青い朝
  • 小鳥
  • グングルパーニャ
  • 名もなき花の向こうに(仮)

脚注

  1. ^ a b c d e 「あの人に迫る 石川鷹彦 ミュージシャン」中日新聞、2011年8月19日夕刊2頁。
  2. ^ 「イルカ with Friends Vol.15」今年もありがとうございました!ご報告その2!石川鷹彦さん・船山基紀さん&古村比呂さん!”. www.iruka-office.co.jp. 2021年5月9日閲覧。
  3. ^ アリス在籍中の堀内孝雄のソロシングル「君のひとみは10000ボルト」「南回帰線」も石川の編曲




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