生殖器官
生殖系
生殖系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/03 10:19 UTC 版)
「ウミヒルガタワムシ科」の記事における「生殖系」の解説
雌では袋状の卵巣が1対あり、その中には胚腺と様々成熟過程の卵が含まれる。成熟した雌では卵巣は胴部の大半を占めるこの群以外のワムシ類の雌性生殖系には付属して存在する卵黄腺が本群では見られない。雄の生殖系は大きなUの字を描く構造で、胴部の内容の大きな部分を占める。それは対をなし、尾部側でくっついた袋状の精巣と、そこから前向きに伸びる容量の大きい器官とからなり、後者は胃の背面側を通って胴部前端の総排出口に繋がる。精巣内部には形成過程の精子があり、その下部の嚢内には成熟した精子が含まれる。それらは向きを揃えて袋に詰められている。
※この「生殖系」の解説は、「ウミヒルガタワムシ科」の解説の一部です。
「生殖系」を含む「ウミヒルガタワムシ科」の記事については、「ウミヒルガタワムシ科」の概要を参照ください。
- 生殖系のページへのリンク