火器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/15 14:57 UTC 版)
火器(かき、英語: Firearm)とは、火薬などのエネルギーを利用して飛翔体(弾丸など)を射出する装置。なお防衛省規格の「火器」には射撃統制器材に加え、器材ではないものの射撃及び弾道を含むが、本項ではそれらについては記載しない。
概要
火薬そのものの破壊力ではなく、その燃焼ガスの圧力を利用して飛ばした弾丸により、人員の殺傷、建造物・車両などの破壊、航空機の撃墜などの目的を果たす。
防衛省規格では口径20 mm未満の火器を小火器、20 mm以上の火器を火砲と分類している。小火器(銃、銃器)[1]の定義は「火薬類の燃焼ガスの圧力によって、飛翔体(弾丸など)を射出する装置のうち小形なもの。通常,口径 20 mm 未満の火器をいうが、最近では,口径が大きい擲弾発射器などの個人携行火器を含める場合が多い」であり、火砲(砲、砲熕武器:ほうこうぶき)の定義は「口径が 20 mm以上の火器」である。
軍事用語としての重火器については当該項目を参照のこと。
火器を用いた戦闘を火戦と言い、刀・槍・ナイフ、銃剣などによる白兵戦と区別する。
脚注
- ^ 「銃」または「銃器」は小火器の別名である
参考文献
関連項目
外部リンク
火器(手榴弾・爆弾類・火矢など)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 14:12 UTC 版)
「落第忍者乱太郎」の記事における「火器(手榴弾・爆弾類・火矢など)」の解説
宝録火矢(焙烙火矢) 第1巻から登場。いわゆる手榴弾の一種。ほうろくという素焼きの土器に火薬を詰めた物。 投げ焙烙 第23巻から登場。宝禄火矢よりひと回り大きく、土器、銅またははり子などでできた球形の入れ物の中に生薬の入った小さな球を詰め球同士の隙間に火薬を詰めている。手で持って振り回せるように導火線とは別に縄が付いておりハンマー投げの容量で遠方へと投げ飛ばす。 曲佃珠 第6巻及び劇場版第1作で登場。火薬を詰めた筒を針金で結んで丸くしてさらに張り子の大きな球を作って中にいれる。それに火をつけて勾配のある高い斜面の上から転がして下にいる敵を火攻めにする。海賊が得意とする武器の一つ。 桶火 第20巻で登場。桶や樽に火薬を詰めたもの。 火鞠 第20巻で登場。火薬、ヨモギ、樟脳、松ヤニなどを固めて薄い紙を貼って串に刺して干したもの水上戦で海賊敵の船を火攻めにするときに使用する。 飛爛珠 第26巻から登場。先は丸くして厚紙を筒の形にしてのりで張り合わせ張り子を作るその中に火薬を詰めヒノキ薄板で作った羽根をはる。導火線に火をつけて敵陣に投げつけると先の方から落ちて割れると燃え上がる主に船を襲撃する水上戦で効果がある。 大国火矢 火矢の一種第1巻から登場。矢に二つ筒が付いており前の筒にに爆発用の炸薬、後ろの筒にに推進用の火薬詰め込み導火線に転嫁して発射する。後ろの推進用型の火薬が尽きると前の炸薬に引火して爆発し燃え上がる火責めなどに使用される。 万人敵 第5巻から登場。中国で開発された武器。中がカラでよく乾かした土の塊に火薬を詰め導火線を仕掛ける塊が砕けないよう木枠で囲むまたは桶を使うこともありそれを城を守る時城壁の上から投げ落とす。本作では乱太郎たちは豚の蚊やり器を代用して作っている。 煙玉 通称鳥の子第1巻から登場。鳥の子紙で張り子を作り中に焔硝と発煙剤を詰め導火線火をつけて投げつける。 うずめ火 いわゆる地雷。第1巻から登場 神火飛鴉 第23巻で登場。鴉とはカラスを意味する。外賀の筒の火薬で敵に向かって噴射しうちがに仕掛けた火薬で攻撃する。 モッパン 催涙弾の一種。中に発煙剤とコショウ、トウガラシ、山椒、煙草、砒霜、煤、石灰などが混ぜ合わせ仕込まれている。アニメ第2期、第24巻、第31巻、第44巻で登場。 一窩蜂 火箭(火矢)の一種で明で開発された『集団式火矢発射器』、第20巻で登場。30本以上火矢を内蔵し火薬を推進力とする。 虎頭牌 明で開発された武器で盾の中に火矢を内蔵し攻撃と防御を兼ね備えている。第28巻で登場。 百雷筒 爆竹同様導火線に火をつけるとたちまち射撃音が連発する。第1巻登場。 ふようの扇 第64巻登場。モッパンにある物質を混ぜて改良したもので催涙効果のほかに窒息させる効果もある。
※この「火器(手榴弾・爆弾類・火矢など)」の解説は、「落第忍者乱太郎」の解説の一部です。
「火器(手榴弾・爆弾類・火矢など)」を含む「落第忍者乱太郎」の記事については、「落第忍者乱太郎」の概要を参照ください。
火器
出典:『Wiktionary』 (2021/06/16 14:26 UTC 版)
名詞
発音(?)
- か↘き
翻訳
- アイスランド語: skotvopn (is) 中性
- アラビア語: سلاح ناري (ar) (silaaH naariy) 男性
- イタリア語: arma da fuoco (it) 女性
- イド語: pafarmo
- 英語: firearm (en)
- エスペラント: pafilo (eo)
- オランダ語: skytevåpen (nn) 中性, skjotevåpen (nn) 中性
- カタルーニャ語: arma de foc (ca) 女性
- ギリシア語: πυροβόλο όπλο (el) (pyrovólo óplo) 中性
- グアラニ語: mboka (firearm)
- スウェーデン語: skjutvapen (sv) 中性, eldvapen (sv) 中性
- スペイン語: arma de fuego (es) 女性
- チェコ語: střelná zbraň (cs) 女性
- デンマーク語: ildvåben (da) 中性, skydevåben (da) 中性
- ドイツ語: Schusswaffe (de) 女性, Feuerwaffe (de) 女性
- ノルウェー語(ブークモール) Norwegian Bokmål: skytevåpen (nb) 中性
- ハンガリー語: tűzfegyver (hu), lőfegyver (hu)
- フィンランド語: tuliase (fi)
- フランス語: engin (fr) 男性, arme à feu (fr) 女性
- ブルガリア語: огнестрелно оръжие (bg) 中性
- ペルシア語: تفنگ (fa) (tofang), اسلحه گرم (fa) (aslahe garm)
- ポーランド語: broń palna (pl) 女性
- ポルトガル語: arma de fogo (pt) 女性
- ルーマニア語: armă de foc (ro) 女性
- ロシア語: огнестрельное оружие (ru) (ognestrél'noje orúžije) 中性
「火器」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女はためらうことなく消火器からピンを抜いた。
- あなたの家に消火器は設置されていますか?
- 「状況報告を」「現在目標は目視4。最大7か。小口径火器を所有」
- 銃器メーカーは小火器による暴力事件に対する責任を逃れてきた。
- 合衆国には小火器の販売に関する法律上の制約はほとんどない。
- 1920年代初期のメキシコの無法者たちは盗んだ小火器や爆薬で十分に武装していた。
- 合衆国には小火器の販売に関する法律上の制約はほとんどない.
- 消火器を持ってきなさい.
- 彼はうまく頭を働かせて消火器で火を消した.
- 彼は消防署の職員に化けて消火器を主婦たちに売りつけた.
- 火器はポルトガル人の手を経て初めて日本へ来た
- 消火器
- 殺したり脅したりする意図で小火器を撃つことを伴う戦い
- 軽火器からの発砲に対する防御に十分な装甲をした
- (火器について)絶えず自動ローディングおよび発砲が可能な
- 消火器をいつでも利用できるようにしておく
- 火器の銃身の内側に螺旋状の溝を掘ること
- 小火器を急に一斉発射すること
- 敵の火器を破壊もしくは無力化することが目的の射撃
- 炎の直接上で消火器を持ってください
- >> 「火器」を含む用語の索引
- 火器のページへのリンク