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桂文鹿とは? わかりやすく解説

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桂文鹿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/24 11:25 UTC 版)

かつら 文鹿ぶんろく

結三柏は、桂文枝一門の定紋である。
本名 大倉おおくら 有展ありのぶ
生年月日 (1969-11-17) 1969年11月17日(55歳)
出身地 日本奈良県奈良市
師匠 桂文福
弟子 桂白鹿
桂雪鹿
名跡 1. 桂ちゃん好
(1994年 - 2004年)
2. 桂文鹿
(2004年 - 2024年)
出囃子 キューピー
活動期間 1994年 - 2024年
活動内容 上方落語
所属 フリー
公式サイト 桂文鹿ホームページ
受賞歴
第9回繁昌亭大賞創作賞(2014年)
第14回繁昌亭大賞奨励賞(2019年)
備考
上方落語協会会員(1994年 - 2022年)

桂 文鹿(かつら ぶんろく、1969年11月17日 - )は奈良県奈良市出身の元落語家。 本名∶大倉 有展。 所属はフリー。出囃子は「キューピー」

来歴

大谷大学卒業後、1994年5月に桂文福に入門し「桂ちゃん好」を名乗る[1]落語家としての内弟子修行が満了するや、ボクシングの練習に励み、陽光アダチジム所属のプロボクシング選手となる。大阪府立体育会館にて二度の試合に臨んだが辛酸をなめる結果となりボクシング選手を引退。以後落語に専念する。[要出典]

2004年9月に「桂文鹿」へ改名[1][2]

2014年に所属を解消し松竹芸能より独立。

2014年 第9回繁昌亭大賞創作賞を受賞[1]

2019年に第14回繁昌亭大賞奨励賞を受賞。

2022年1月、上方落語協会を退会。

2022年1月7日、文鹿一門とファンの交流サイト「ぶんろくらぶ」開設。会員限定 文鹿一門トーク番組【ぶんろくらぶチャンネル】開設。

2022年1月~12月、東京・らくごカフェで「プチ独演会」、名古屋・円頓寺レピリエで「リトル独演会」を毎月開催[3]

2024年11月17日、奈良県葛城市「相撲館けはや座」において芸歴三十周年「記念落語会」と「噺家相撲大会」を開催した[4]

同年12月28日、この日行われた「門戸寄席」をもって、落語家としての活動を終了し、引退を宣言した[5]。一般人に戻るが、弟子には引き続き新作落語の台本を提供し続けるとコメントしている[6]

人物

  • 郷土芸能竹春座(たけはるざ)の塩路鐵砲水に師事し「河内にわか」の継承にも努める。
  • 2018年、当時上方落語協会会長で同じ一門の桂文枝(6代目)を批判する文章をfacebookにアップした[7]

芸風

毎年、インド、オリッサ州に1ヶ月間滞在し[8]、缶詰状態で1年分の新作を書き上げる[要出典]。新作落語は「さわやかシリーズ」と呼ばれ「人間の卑屈」をテーマとする[1]

「さわやか健康ランド」 「さわやか航空652便」 「紙相撲風景」 「住之江第8埠頭」「天覧文福一門会」「さわやか勝負パンツ」「さわやか警備保障」「提灯と唐傘の恋物語」「さわやか回転寿司」「ルンペン」「さわやかプロレス」「おみくじ製作所」「くろしお1号」「さわやか路線バス」「ファンヨンチョル」「銃撃戦」「困客万来」「俺たち暴走族」など「先輩」と「阪下」を主人公とした爆笑作品を次々と生み出す。

舞台の出で立ちは羽織を着ず、常に紺色の着流一丁で、左胸に牝鹿、右胸に雄鹿の紋を付け、左の肩袖には大きな鹿の文字。腰には大相撲の立行司のごとくスベッた時には腹を斬る覚悟の象徴として脇差を手挟んでいる。 出囃子が鳴り出すと、帯を数回叩く音が客席まで響き、シュッという気合を入れ登場する。

著書

  • 『アトピーを3ヶ月で完治させた超秘策』浪速社、2012年

出演

  • 上方演芸ホールNHK総合、関西のみ)- 浪花花形五人衆 として
  • ひるなら784 水曜日(ならどっとFM、~2024年12月[9])- パーソナリティー
  • シタール奏者・石濱匡雄のカレーだけじゃないインド(MBSラジオ、2020年9月24日)[8]- ゲスト

弟子

脚注

  1. ^ a b c d 桂文鹿 - 上方落語協会(上方落語家名鑑)
  2. ^ 「桂文鹿」を名乗る落語家は3代目小文枝門下にかつて存在したが廃業している。
  3. ^ 桂文鹿がらくごカフェで12ケ月連続公演、「桂文鹿プチ独演会」を敢行!”. 噺.jp. 株式会社サウンド・オブ・レイン. 2025年1月7日閲覧。
  4. ^ 桂文鹿芸歴30周年記念落語笑相撲”. こくちーずプロ (2024年11月17日). 2025年1月7日閲覧。
  5. ^ 桂文鹿 落語家を引退「充分過ぎるくらいやり尽くした」 師匠は桂文福 - デイリースポーツ online 2024年12月29日
  6. ^ 「お別れの日」”. 桂文鹿ホームページ (2024年12月28日). 2024年12月30日閲覧。
  7. ^ 不倫の桂文枝に一門から批判! 揺らぐ上方落語協会会長の座”. デイリー新潮. 新潮社 (2018年3月6日). 2025年1月8日閲覧。
  8. ^ a b 「シタール奏者・石濱匡雄のカレーだけじゃないインド」第5弾を、9月28日(月)夜7時から放送!”. twitter (2020年9月24日). 2025年1月8日閲覧。 “毎年インドに通う落語家の桂文鹿さんをゲストに迎え、”
  9. ^ 川井聖子 (2024年12月26日). “☆桂文鹿師匠ご卒業☆”. ameba blog. 2025年1月4日閲覧。

関連項目

外部リンク

以下のサイトは、2024年12月の落語家廃業とともにすべて削除されている。





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