ぶん‐たい【文体】
文体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/27 14:35 UTC 版)
文体(ぶんたい)とは[1][2][3][4][5][6]、文章・散文のスタイルのこと。文芸評論の研究対象になり、時にはある作品の背後に作家性を見いだす際の根拠の一つとされる。
- ^ 小学館『デジタル大辞泉』. “文体”. コトバンク. 2020年7月7日閲覧。
- ^ 三省堂『大辞林』第3版. “文体”. コトバンク. 2020年7月7日閲覧。
- ^ 小学館『精選版 日本国語大辞典』. “文体”. コトバンク. 2020年7月7日閲覧。
- ^ 日立デジタル平凡社『世界大百科事典』第2版. “文体”. コトバンク. 2020年7月7日閲覧。
- ^ 『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』. “文体”. コトバンク. 2020年7月7日閲覧。
- ^ 山口明穂、小田切秀雄、小学館『日本大百科全書(ニッポニカ)』. “文体”. コトバンク. 2020年7月7日閲覧。
- ^ a b 日立デジタル平凡社『世界大百科事典』第2版. “スタイル”. コトバンク. 2020年7月7日閲覧。
- ^ 小学館『デジタル大辞泉』. “スタイル”. コトバンク. 2020年7月7日閲覧。
- ^ a b c d “文体”. 英辞郎 on the WEB. アルク. 2020年7月7日閲覧。
- ^ a b c “style”. 英辞郎 on the WEB. アルク. 2020年7月7日閲覧。
- ^ 小学館『プログレッシブ英和中辞典』第4版. “style”. コトバンク. 2020年7月7日閲覧。
- ^ “strain”. 英辞郎 on the WEB. アルク. 2020年7月7日閲覧。
- ^ 飛田 良文 [編] (2007)『日本語学研究事典』(明治書院)の「談話体」の項。
- ^ “黒木 晶子”. researchmap. 科学技術振興機構 (JST). 2020年7月7日閲覧。
文体
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「花物語 (吉屋信子)」の記事における「文体」の解説
『花物語』に見られる独自の文体は美文調と評されるが、主語も述語も曖昧で、当時の日常生活では使われなかった古文調の言葉や文字が用いられている。本田和子は、『幻影の盾』などでアール・ヌーヴォーを思わせる美文を書いたこともある夏目漱石や、王朝文学やポール・ヴェルレーヌの訳詞などの影響があることを指摘している。 また、連載当時は『少女の友』などの雑誌の投稿欄を通して、読者同士が文通などによって交流を持つ機会も少なくなかったが、彼女たちが用いていた文体に似ているという指摘もある。
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「文体」の例文・使い方・用例・文例
- 簡潔な文体なので私はその作家が好きだ
- 簡潔な文体
- 文体の格調高さ
- 荘重な文体で書く
- 彼女の文体はどちらかといえばぎこちない
- 個性的な文体
- 美しく飾った言い回し,美文体
- その若い作家は明らかにヘミングウェイの文体を手本にして自分の文体を作りあげたようだ
- 彼は非常に独特の文体を持つ
- 気取った文体
- その作家はかなり文体が洗練されてきた
- 彼女の文体はぎこちない
- 形式的な文体で書きなさい
- 彼の初期作品は独自の文体に欠けていた
- その文体はうまく訳せない
- その作家は独特の文体を持っている
- 私は作者の文体の華麗さが好きだ。
- 動詞helpはto不定詞・原形不定詞の両方をとりますが、くだけた文体では原形不定詞が多いとされており、この例文でもそれが使われています。
- 文体が作家に持つ関係は、色彩が画家に対するのと同じである。
- 君のエッセイは文体に関してはすばらしい。
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