[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

女帝とは? わかりやすく解説

じょ‐てい〔ヂヨ‐〕【女帝】

読み方:じょてい

女性皇帝にょてい


にょ‐てい【女帝】

読み方:にょてい

じょてい(女帝)


女帝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/12 09:49 UTC 版)

ロシアの女帝エカテリーナ2世ピョートル3世の「皇后」であったが、政変で夫を廃位して「女性皇帝」となった。

女帝(じょてい[1])は、女性皇帝、あるいは天皇のこと。後者の現代的表現としては女性天皇がある。女皇(じょこう)ともいう[2]

概説

ヨーロッパの言語では、一般に女帝皇后は区別されない(例えば英語ではともに"empress")が、前者は自らが帝位を有するのに対し、後者は配偶者が帝位を有するのであり、概念上は区別される。表現上も区別する場合には、例えば英語では、女帝は"empress regnant"といい、皇后は"empress consort"という。

前皇帝の血族である女性が即位する場合と、皇帝家の血族ではない皇后が夫などの死後、女帝として即位する場合が多い。ロシアのエカチェリーナ2世東ローマ帝国エイレーネーは後者の例である。

また、書によっては女性が皇帝の後見として政治を行う場合に「女帝」と呼ぶ場合もある。このような例には東ローマ帝国がある。

マリア・テレジア神聖ローマ皇帝ではなくその皇后に過ぎないが、ハプスブルク家の家長として絶大な権威と広大な領土を保持していたことから、日本ではしばしば女帝と呼ばれる。夫のフランツ1世シュテファンは、共同統治者であるだけでなく神聖ローマ皇帝として帝位にもあったが、宮中で軽んじられていた。

日本の女帝

日本以外の女帝

比喩

現代の社会において、一定の地位(会社経営など)で活躍する女性を例えて「女帝」と表現することもある。(例、東京都知事小池百合子。小池を取り上げた『女帝 小池百合子』と題する本がある。)

脚注

  1. ^ 北畠親房神皇正統記』では「女帝」と書いて「にょたい」と読む用例がある。
  2. ^ 女皇(精選版日本国語大辞典)”. コトバンク. 小学館. 2023年3月7日閲覧。
  3. ^ 문, 일평 (2021-04-12) (朝鮮語). 연호(年號)와 제호(帝號)제도. Kyobobook MCP. pp. 25. ISBN 979-11-6339-720-5. https://books.google.com/books?id=l9IoEAAAQBAJ&pg=PT25. "이뿐만이 아니라 진평왕(眞平王)의 따님으로 진평왕의 뒤를 이어 신라에 군림한 3대 여왕의 대표는 선덕여왕(善德女王)을 국인(國人)이 '성조황고(聖祖皇姑)'란 존호(尊號)를 올렸다. 이것을 보면 신라가 비록 정면으로 제호를 칭하지 않았으나 신민(臣民) 사이에는 성제(聖帝)라고 '황고(皇姑)'라 하여 일종의 제호(帝號)로 불렀다." 
  4. ^ Hägerdal, Hans (2012-01-01) (英語). Lords of the Land, Lords of the Sea: Conflict and Adaptation in Early Colonial Timor, 1600-1800. BRILL. pp. 205-206. ISBN 978-90-04-25350-6. https://books.google.co.kr/books?id=BbJiAAAAQBAJ&pg=PA205 
  5. ^ Rountree, Helen C. (1990) (英語). Pocahontas's People: The Powhatan Indians of Virginia Through Four Centuries. University of Oklahoma Press. pp. 126–127. ISBN 978-0-8061-2849-8. https://books.google.co.kr/books?id=fUzd7LeJpjYC&pg=PA126 

関連項目


女帝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/13 14:25 UTC 版)

礼冠」の記事における「女帝」の解説

資治通鑑永昌元年689年正月条の萬象神宮祭祀記事で「太后袞冕」とあり、則天武后は男帝と同じ冕冠使用している。また、平安初期正倉院宝物点検記録の『延暦十二年曝凉帳』『弘仁年官勘録』に孝謙天皇礼冠について「禮服御冠二箇(禮冠一箇、有旒。以雜玉餝)」とあるように、奈良時代の女帝の冠も「旒」という冕冠垂れ飾りあったらしい。平安後期の『長元礼服御覧記』によれば櫛形が無い小ぶりな冠で、押鬘の上三つ花の形を作って花枝の形の飾り金具飾り付けた正面やや左に立てるとあるが、注記右側のものが「落失」したかとあり、この時点であまり保存状態良くなかったらしい。御物後桜町天皇礼冠(霞会館光格天皇と幻の将軍』展図録 7頁)が現存するが、『長元礼服御覧記』の記事にはあっていない。むしろ能で使われる天冠似ている。なお、後桜町天皇礼冠には笄と夾形が添えられており、夾形はみずらを結ぶリボンであることから、このときは御総角に結われたものであろう

※この「女帝」の解説は、「礼冠」の解説の一部です。
「女帝」を含む「礼冠」の記事については、「礼冠」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「女帝」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

女帝

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 14:08 UTC 版)

名詞

じょてい

  1. 女性皇帝天皇

翻訳

関連語

対義語


「女帝」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

「女帝」の関連用語

女帝のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



女帝のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの女帝 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの礼冠 (改訂履歴)、日本の女性史 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの女帝 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS