わ‐し【和紙】
読み方:わし
ミツマタ・コウゾ・ガンピなどの靭皮(じんぴ)繊維を原料として、手漉(す)きで作る日本古来の紙。強靭で変質しにくく、墨書きに適する。美濃紙・鳥の子紙・奉書紙など。俗には、和紙に似せてパルプ・マニラ麻などを機械で漉いた洋紙も含めていうことがある。日本紙。わがみ。⇔洋紙。
[補説] 本美濃紙・細川紙・石州半紙は、平成26年(2014)「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」の名称でユネスコの無形文化遺産に登録された。
書名別項。→和紙
わし【和紙】
和紙
和紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 04:19 UTC 版)
小川和紙の歴史は古く、その起源は1300年前にさかのぼると言われている。特に特産品である手漉きの「細川紙」は、国の重要無形文化財の指定を受けており、2014年には、隣接する東秩父村と共に伝承されている「細川紙」の技術が「和紙・日本の手漉き和紙技術」としてユネスコ(国際連合教育科学文化機関)無形文化遺産に登録されている。 太平洋戦争末期、風船爆弾の製造に当たっては実験段階から主に小川和紙が使用された。これは小川和紙が繊維が長く強度に優れる「細川紙」であること、和紙産地の中で小川町が比較的東京に近いことなどによる。
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和紙
「和紙」の例文・使い方・用例・文例
- 和紙
- 竹と、植物油で防水加工された和紙でできています。傘を差すとすてきな雨音を楽しめます。
- 私は和紙に関わる仕事がしたいです。
- 和紙.
- 藍染めにした仙花紙という和紙
- 青花紙という和紙
- 厚手の和紙
- 鳥の子紙という和紙
- 薄白という,白い和紙
- 和紙製の,保温性にすぐれた衣服
- 和紙をすくことを職業とする人
- 和紙をすくこと
- 和紙製の袋の中にわらを入れて作ったふとん
- 雁皮紙という和紙
- 紙幣や証券などに使う厚くて強い上質の和紙
- 国栖紙という和紙
- 行成紙という,模様入りの和紙
- 高野紙という和紙
- 小菊という,小判の和紙
- 小判の杉原紙という和紙
和紙と同じ種類の言葉
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