あい〔あひ〕【合(い)】
読み方:あい
㋒それに近いこと、そのあたり、の意を表す。「意味—」「沖—」「横—」
かっ【合】
読み方:かっ
⇒ごう
がっ【合】
読み方:がっ
⇒ごう
こう【▽合】
読み方:こう
⇒ごう
ごう【合】
読み方:ごう
[音]ゴウ(ガフ)(呉) ガッ(慣) カッ(慣) コウ(カフ)(漢) [訓]あう あわす あわせる
〈ゴウ〉
1 二つ以上のものがいっしょになる。あう。あわせる。「合計・合成・合同・合流/暗合・化合・競合・結合・集合・照合・整合・総合・都合・配合・融合・離合・和合」
〈ガッ・カッ〉あう。あわせる。「合作・合算・合宿・合唱・合戦(かっせん)・合致・合評・合併」
ごう〔ガフ〕【合】
読み方:ごう
[名]
1 尺貫法の容量の単位。1合は1升の10分の1で、約0.18リットル。
2 尺貫法の地積の単位。1合は1坪の10分の1で、約0.33平方メートル。
3 頂上までの登山の道のりなどの10分の1。ふもとから1合目・2合目と数える。「富士山の五—目」
4 天文学で、太陽と惑星とが地球から見て同じ方向にくること。内惑星では、太陽の内側にある場合を内合、太陽の外側にある場合を外合という。内合が起こらない外惑星では、外合を合という。→衝
5 ⇒総合2㋑
1 試合や合戦の回数を数える。「剣術の試合一、二—」「相戦うこと三—」
2 ふたのある容器を数える。「長櫃(ながびつ)一—」「椀三—」
合 conjuction
合
合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/06 15:41 UTC 版)
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合(ごう) | |
---|---|
日本の1合枡 | |
系 | 尺貫法 |
量 | 体積 |
SI |
約180.39 mL(日本) 100 mL(中国) |
定義 | (1/10) 升 |
派生単位 | 合(面積)、合(質量) |
由来 | 黄鐘管を満たす水の量の2倍の量 |
升の10分の1で、勺の10倍である。日本では、明治時代に1升=約1.8039リットルと定められたので、1合は約0.18039リットル(180.39ミリリットル)となる。中国では、1升=1リットルであるので、1合は100ミリリットルとなる。なお、中国語で「合」は通常「hé」であるが、体積の単位の場合は「gě」になる。
漢代の長さの標準器であった黄鐘管を満たす水の量(これを表す単位名を「龠」と呼んだ)の2倍の量に由来するもので、2倍であるので「合」という名称となった。後に升と関連づけられてその10分の1の量とされるようになった。そこから「合」自体が「10分の1の量」という意味となり、下記のような地積(面積)の単位や斤基準の質量の単位、や登山道の目安を表す単位が生まれた。いずれも、その10分の1を勺としている。
- 尺貫法における面積の単位。坪(歩)の10分の1で、約0.3306平方メートル。
- 砂糖などの斤を基準とした質量の単位。斤の10分の1で60グラム。
- 登山道の到達の目安を示す単位。麓から頂上までを10合に分けるが、単純に高さや距離で等分しているのではなく、実際に歩いて登る際に要する時間がおおよその基準になっているため、険しい場所や坂の急な場所では1合の長さが短くなる。
近代の中国では、常用されていない単位であるが、メートル法での100mLに当たるデシリットル(dL)に「合」の字を当て「公合」と称していたことがあり、市制の「市合」も同じ値である。
米・酒
日本では商取引での尺貫法の単位の使用は禁止されているが、今日でも、日本酒や焼酎の販売は主に1合(180ミリリットル)単位で行われている。また、1合の米は標準的な1食分の分量となっており、1合を量るための計量カップが広く使われている。 米1合炊くのに必要な水の量も約1合である。
米の一合の質量
単位換算では米1俵 = 60kgであり、また1俵 = 4斗 = 40升 = 400合 であるので、割り算して(60kgの400分の1 = 150g)で、 1合 = 150g となる。キロに換算すれば、1kgの米は、6.6合強(1000÷150 = 6.666...)である。
実測値は精米の状態により異なる。また水分含有量によっても変化する。古米は乾燥して水分が少ないので、新米より軽い。
- 籾1合(約110g)→精製→生玄米0.5合(約78g)+ 籾殻0.5合(約32g)
- 生玄米1合(約156g)→精製→生白米5/6合(約125g)+ 糠1/6合(約31g)(湿潤時の場合)
- 生白米1合(約150g)
- 炊飯すると、体積・重量とも約2.2倍に増加する。約150gの白米1合を炊飯すると、約330gになる。
米1,000粒が22 - 23gであるから、22.5gとして計算すると、1合は6,666粒ぐらいである[1]。
脚注
- ^ "米1合は何粒ぐらいですか?". やまがたアグリネット:山形県農業情報サイト. 2022年2月16日. 2024年11月7日閲覧。
関連項目
合
合
合 |
「合」の例文・使い方・用例・文例
- 駅近くの本屋で彼女と待ち合わせた
- 理論とは相互に関連した概念の集合のことをいう
- 彼は会合を欠席した
- 不合理な推論
- 生まれ合わせで
- 彼女の行為は信念と合致していた
- その会合は成功だとみなされた
- あの人とお知り合いですか
- スミスさんなら私の知り合いです
- 彼の紹介で彼女と知り合った
- 私の知り合いの弁護士
- 少年は具合が悪そうにしていたが,医師はそれが演技だと知っていた
- 我々に今必要なのは行動することであって話し合うことではない
- 彼らは国際的合意の必要性を強く意識している
- 彼は自分の生き方を会社に合わせることができなかった
- 数字を合計する
- バターと砂糖を混ぜ合わせそれから卵を加えなさい
- これらの数字を合計すると50になる
- うちは彼の家と隣り合っている
- うちと彼の家とは隣り合っている
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