げん‐ぴ【原皮】
読み方:げんぴ
なめしなどの加工をしてない皮。
原皮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 23:43 UTC 版)
羊皮紙職人は寄生虫による傷や皮膚病の跡のない原皮を選び出す必要があった。古代にはこうした疾病が原因で羊皮紙の製造に適さない原皮はかなり多かったと見られる。老獣の皮を使った場合でも上質の羊皮紙が出来るが、仕上がりは厚めになる。最も厚手の羊皮紙は太鼓やタンバリンの皮として使われる。毛の色は製品の色調に影響した。毛色が白い動物の皮からは白い羊皮紙ができる傾向があり、斑のある動物の皮からは、一般に好まれる微かな褐色の模様のある羊皮紙ができたという。
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