九姓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/05 14:05 UTC 版)
“九姓”とは『新唐書』列傳第一百四十六下(西域伝下)の記載に基づくもので、康国、安国(中国語版)、曹国(中国語版)、石国、米国(中国語版)、何国(中国語版)、火尋国(中国語版)、戊地国(中国語版)、史国の9国である。その比定地はそれぞれサマルカンド、ブハラ、カブーダン、タシュケント、マーイムルグ、クシャーニヤ、不明、不明、キシュとされている。 また、『新唐書』以前の『北史』と『隋書』では、康国、安国、鏺汗国、米国、史国、何国、烏那遏国、穆国、漕国の9国が昭武氏を国姓としており、『新唐書』とは異なる。ここでは石国の国姓が昭武氏ではなく石氏で、曹国も王が不在で代わりに康国王子が治めていたので、該当しない。
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