神戸の農村で野草納豆づくりを楽しむ会 - 季節の野草納豆・夏 - 8/21（土）〜22（日）

淡河町の山あいにある古民家を拠点に、野草納豆づくりワークショップを開催します。

野草についた納豆菌でつくった納豆。

納豆づくりを担当するのは、淡河地区・地域おこし協力隊であり、農村と都市部をつなぐ活動・FARMERS MARKETやFARMSTANDにも参加する久保陽香です。納豆好きがこうじて、淡河町の畑で大豆も育てはじめました。今回は野草納豆をつくるだけでなく、その畑で大豆の管理作業をしたり（収穫は秋の予定）、農村を散歩しながら野草を探したり、収穫した野菜でご飯づくりをしたりと、豆を中心にいろんなことを一緒に体験して楽しむ会にしたいと思います。

野草納豆づくりを体験しましょう。

周辺の野山を歩いて野草摘みをします。

講師を担当する久保陽香（左）。

開始は10時。午前中は野草納豆の話をしながら近くの山を散歩して、美味しい納豆ができそうなお好みの野草を摘んでいただきます。お昼は近隣の竹を加工してつくった流し台で、流しそうめん！（夏野菜たっぷりのお惣菜もあります）。

午後はそれぞれが集めた野草をつかって納豆づくりを行います。納豆といえば、稲藁についている納豆菌を使って冬につくるのが主流ですが、今回は藁ではなく野草を使って、夏の納豆づくりをします。野草で納豆ができるの！？と不思議に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちが日々歩いている道の傍らに生える野草たちにも納豆菌は住んでいるのです。

野草納豆を一度つくると、これまでなんとなくしていた散歩が宝探しのように感じてきます。また野草で醸した納豆は、野草ならではの香りもついてとても上品な仕上がりに。葉さくら納豆はさくら餅、よもぎ納豆はよもぎ餅のような香りがして、まるでフレーバー納豆！そのように四季折々の野草でつくった納豆からは、季節の変化を感じられてとても豊かな気持ちになれますよ。

また夏は気温が高いので、実は発酵させるのが冬に比べてとても簡単！そんなお話を、手を動かしながら聞いていただけたらと思います。
※納豆づくりワークショップのみ参加の方は、ここで解散となります。（15時すぎ）

近くの畑で取れた野菜だけで、野菜を中心とした料理もつくります。

さて、宿泊される方は休憩をしていただき、少し日が暮れた夕方から近くの畑で作業体験や野菜収穫です。採れたての食材を使った夜ごはんづくりも楽しみましょう！納豆や野菜を使って様々な料理をつくったり、事前に仕込んだ野草納豆の食べ比べもしながら、畑の恵みに感謝する夕飯にしたいと思います。夏の農村を丸ごと味わう夜にしましょう。（食後は、線香花火を囲むお楽しみ会も）

藁納豆は今回つくりませんが、自分でつくった納豆は、美味しいですよ！

2日目の朝は、お散歩からスタートしてみてはいかがですか？朝食には大豆でフムスをつくり、畑の採れたて野菜もいただきます。ついでに豆乳ヨーグルトも仕込んでみましょう。自家焙煎のコーヒーもあります。ご希望の方は、一緒に焙煎もしていただけますよ。

ワークショップの会場・ケハレ からは田んぼや山を望みます。

古民家「ケハレ」の客室